全自動ディーガ × ASCII

「全自動ディーガ」は録画好きにもこの圧倒的驚き!見逃し防いで、どこでもテレビが楽しめる!「全自動ディーガ」は録画好きにもこの圧倒的驚き!見逃し防いで、どこでもテレビが楽しめる!

2024年2月29日 文:オカモト/ASCII

SNSで話題のテレビ番組を見逃したら、どうする?「全自動ディーガ」は諦める必要無しで、すぐ再生可!

テレビが「コンテンツの王様」だったのは過去の話。でも、ネット上の動画コンテンツの多くが、テレビ発だったり、テレビ番組に関連していたりと、いまだ「コンテンツの中心」であることも間違いないところ。

一方で、動画配信サービスが当たり前になった今、テレビに対して感じるのは「話題になった番組を後から見ようとしても見られない」という、(テレビ世代にとっては)当たり前の現実。「ネットで探して、すぐに見つからなかったら諦める」のも今風の“省エネコスパ人生”なのかもしれないのですが、テレビ世代なら少しは抵抗したくなります。

そんな悩みを持つテレビ好きを救ってくれる、便利な存在としてよく知られているのが、パナソニックの「全自動ディーガ」。特に今回テストした「全自動ディーガ DMR-2X602」では、地上波/BS/CSを含めて、最大10チャンネルを最大28日間分を丸ごと保存してくれて、さかのぼって視聴が可能。つまり、「テレビの見逃し」という概念がほとんどなくなってしまいます!

テレビ好き・録画好きで、HDDレコーダー/BDレコーダーを長年活用してきたものの、「全自動ディーガ」は初体験のASCII編集部オカモトが、今回の長期テストで感じたことや便利な部分を詳しく紹介していきます!

テレビ好き・録画好きのASCII編集部オカモトが最大10チャンネルに対応した「全自動ディーガ DMR-2X602」を初体験。これまでのレコーダーとは体験がまったく異なるという

テレビ好き・録画好きのASCII編集部オカモトが最大10チャンネルに対応した「全自動ディーガ DMR-2X602」を初体験。これまでのレコーダーとは体験がまったく異なるという

最大10チャンネル全自動録画の高性能機にも関わらず、デザインはシンプルで、サイズ的にも一般的なレコーダーとほぼ同じ。“なんかスゴいモノが家に来た!”という感じはしないので、広いユーザーに受け入れやすいだろう

最大10チャンネル全自動録画の高性能機にも関わらず、デザインはシンプルで、サイズ的にも一般的なレコーダーとほぼ同じ。“なんかスゴいモノが家に来た!”という感じはしないので、広いユーザーに受け入れやすいだろう

録画好きでもこれまでの概念を壊される「DMR-2X602」の圧倒的簡単さに驚いた!

「全自動ディーガ」の詳しい使い方や機能は一旦後回しにするとして、使い始めて感じた衝撃の内容を伝えましょう!

これまでの一般的なHDDレコーダーだと、番組表を開いて、未来(主に今後1週間)の番組から、自分の興味がある番組、なんとなく面白そうな番組を見つけて予約設定。そして放送後に録画された番組を見る。これがずっと慣習になっていて、面倒と感じることすらありませんでした。

しかし、「全自動ディーガ」では行動が完全に変わります。番組表を開いてから、過去に向かってさかのぼって、見たい番組を探します。予約設定の手間が要らないのはもちろん、番組表でボタンを押せば即座に見られるのも◎。これが圧倒的に素晴らしいのです!

また、放送後にSNSや知人との雑談などで話題になった番組でも、再放送を待ったり、ネットのどのサービスで配信されているかを探したりする必要もありません。ボタンを押せばすぐに見られます。テレビの楽しみ方において、「諦める」という選択肢がなくなったのは本当に衝撃でした。

番組表を開いた後、未来に向かって、番組を探すのではなく、過去にさかのぼって、面白そうな番組を見つけたら、即楽しめる

番組表を開いた後、未来に向かって、番組を探すのではなく、過去にさかのぼって、面白そうな番組を見つけたら、即楽しめる

自分に合った番組、興味がありそうな番組を探すのを手助けしてくれる「おすすめ録画一覧」

興味がある番組、面白そうな番組を探す際にも「全自動ディーガ」は、これまでにない使い勝手を可能にしてくれます。

本機のリモコンには「おすすめ録画一覧」というボタンが、押しやすい場所にあります。これを押すと、「ドラマ」「アニメ」「バラエティ」などのジャンルごとに過去に見た番組の新しい回を表示してくれるので、録画予約するほどには熱心に「毎回必ず見よう」と考えていなくても、しっかりチェックできます。

リモコン下部中央の緑のボタンを押すと「おすすめ録画一覧」が表示される

リモコン下部中央の緑のボタンを押すと「おすすめ録画一覧」が表示される

そのほかにも、新番組・特番のまとめや録画予約のランキング、さらにはユーザーの再生履歴からのAIによるオススメを表示してくれるので、思いがけずに面白い番組を見つけたり、出会ったりすることが可能になりました。また、自分でキーワードを設定して、それにヒットした番組を絞り込む機能など、使い込むほどにさらに便利になりそうです。

過去の再生履歴からAIがおすすめ番組を見つけてくれる

過去の再生履歴からAIがおすすめ番組を見つけてくれる

とにかく快適に使える「DMR-2X602」の圧倒的操作性

前ページでは、使い込むほどにさらに便利になると紹介しましたが、使い始めるのは全然難しくないという点も強調しておきたい点です。

最初の設置時にはアンテナケーブルを2本(BS/CSを用いる場合)差すだけですし、全自動録画も基本的にはチャンネルを選ぶだけ。DMR-2X602は最大10チャンネル録画可能なので、地上波を全部割り当てても、まだ余裕ありです。個人的には、スポーツやアニメのほかに、海外ニュースや紀行番組が好きなので、BSのチャンネルも加えて設定しています。

背面もシンプルで、基本的にはアンテナケーブル2本と、テレビとの間でHDMIケーブルで接続するだけ

背面もシンプルで、基本的にはアンテナケーブル2本と、テレビとの間でHDMIケーブルで接続するだけ

人によっては、見るのはゴールデンタイムのバラエティーやニュースばかり、逆にバラエティーやワイドショーはほとんど見ないなど、人によっていろいろな視聴スタイルがあるのでしょうが、傾向がハッキリしているなら、「録画時間設定」をうまく活用するといいでしょう。

これはチャンネルごとに、24時間すべてではなく、録画する時間帯を選べるというものです。HDD容量には制限があるので、全チャンネルを24時間録画すると、画質設定や録画日数に若干妥協が必要になるのですが、録画する時間をうまく設定すれば、より高画質・長時間での録画が可能です。

より細かくチャンネルごとに自動録画する時間帯を設定するなど、マニアックなこだわりも実現出来る

より細かくチャンネルごとに自動録画する時間帯を設定するなど、マニアックなこだわりも実現出来る

「お録りおき」なら、深夜アニメを1クール分保存。アニメ好きの失敗をフォローしてくれる便利機能

ドラマまたはアニメ好きなら、「お録りおき」は大変便利なので活用したい機能。これは「朝」「午後」「ゴールデン」「深夜」の時間帯と「ドラマ」「アニメ」の組み合わせのうち2つ、つまり「ドラマだけ」「アニメだけ」「ドラマ・アニメ両方」といった形で自分や家族の趣味に合わせて設定が可能で、約90日間、消さずに保存してくれるというものです。

たとえば深夜アニメなら1クール分は「お録りおき」してくれるので、必ず振り返って見られるというわけです。オリジナルゆえにノーマークだった作品がSNSで盛り上がりを見せた、3話切りしたら終盤に驚きの展開になった、といったパターンはアニメ好きなら誰でも経験する話です。また、最近はネット配信も盛んですが、無料なのは最新話だけ……といったことも。そうしたアニメ好きの凡ミスを「全自動ディーガ」は救ってくれます。

「お録りおき」では、ドラマとアニメについて、設定した時間帯のすべての番組を最大で90日間保存しておける

「お録りおき」では、ドラマとアニメについて、設定した時間帯のすべての番組を最大で90日間保存しておける

気に入った作品、何度も見たい作品は自動消去されない領域にダビングすることも可能です。もちろんUSB HDDでの録画領域の増設にも対応しています。

番組表から面白そうな番組を普通に探して再生するだけでなく、マニア向けにさまざまな操作や機能が用意されている部分も、「全自動ディーガ」のスゴさと実感できました。

楽しみ方色々が実現される「DMR-2X602」の圧倒的便利さ。スマホやタブレットからいつでも録画番組を視聴できる

再生の仕方、楽しみ方が色々という点も「全自動ディーガ」の便利さです。

まずは自宅のテレビだけでなく、スマホやタブレットから、外出時を含めて、いつでも録画番組を楽しめます。

操作にはAndroid/iOS用の無料アプリ「どこでもディーガ」を利用します。このアプリを使うことで、テレビの前にいるときと同じように番組表から見たい番組をタップすることで(放送中のチャンネルの視聴も可能)、Wi-Fiもしくはモバイル回線を通じて、番組データが自宅の「全自動ディーガ」から送信されて視聴できます。

スマホやタブレットに「どこでもディーガ」をインストールしておくと、自宅の中でも外でも「全自動ディーガ」内の録画番組を視聴できるようになる。「全自動ディーガ」なら、テレビで操作するときと同じく、番組表を過去にさかのぼって、見たい番組をタップするだけだ

スマホやタブレットに「どこでもディーガ」をインストールしておくと、自宅の中でも外でも「全自動ディーガ」内の録画番組を視聴できるようになる。「全自動ディーガ」なら、テレビで操作するときと同じく、番組表を過去にさかのぼって、見たい番組をタップするだけだ

モバイル回線経由でも、画質はスマホの画面サイズであれば十分で、ギクシャクしたり、粗くなったりすることなく表示できます。スマホの料金プランが使い放題系じゃないから、通信量(ギガ)が心配という人でも、録画番組をあらかじめ自宅でスマホにダウンロードしておけば問題無し。動画配信サービスと違って、視聴期限やダウンロードの保存数などに制限が無いのも優秀です。

個人的に便利そうだと思ったのが、スポーツ中継を楽しみにしていたのに、仕事が長引いて帰宅途中に試合開始時間になるパターン。家に着くまで我慢して、録画を最初から見るというのもせっかくの生中継が台無しだし、途中から見るのはもっと悔しい。そんな悩みが無くなりそうです。また、リアルタイム視聴では、「ニコニコ実況」との連携機能があって、他の視聴者のコメントが表示されたり、自分でもコメントを投稿できるのは興味深いです。

再生画質の設定も可能。スマホの画面で見る分には、1.5Mbpsで十分高画質、650kbpsでもほぼ問題無く視聴できるという印象だ

再生画質の設定も可能。スマホの画面で見る分には、1.5Mbpsで十分高画質、650kbpsでもほぼ問題無く視聴できるという印象だ

最大2.0倍速再生の早見機能はタイパ重視派に使ってほしい

テレビでの視聴だと「早見」機能が便利です。1.3/1.6/2.0の3つの速度が用意されていますが、音声の高低が調整されるためか、2.0倍速再生でもニュース番組や情報番組であればほぼ内容は頭に入ってくるので、タイパ重視派なら活用したい機能でしょう。

タイパ重視派に便利な「早見」機能。「全自動ディーガ DMR-2X602」には昨年末のアップデートで2.0倍速での再生機能が追加されたタイパ重視派に便利な「早見」機能。「全自動ディーガ DMR-2X602」には昨年末のアップデートで2.0倍速での再生機能が追加された

タイパ重視派に便利な「早見」機能。「全自動ディーガ DMR-2X602」には昨年末のアップデートで2.0倍速での再生機能が追加された

音楽番組が好きなら、「プレビューサーチ」機能を活用するといいかも。リモコンの下ボタンを押すだけで、画面の下側に1分ごとのシーンがサムネイル表示されて、素早くジャンプできます。好きなアーティストやタレントが登場するシーンだけ見たい場合に、ネット動画感覚で肝心のシーンを探すことができます。

「プレビューサーチ」では、1分ごとに表示されるサムネイルから、目当てのシーンに簡単に飛べる「プレビューサーチ」では、1分ごとに表示されるサムネイルから、目当てのシーンに簡単に飛べる

「プレビューサーチ」では、1分ごとに表示されるサムネイルから、目当てのシーンに簡単に飛べる

テレビ好きならテレビの楽しみ方が完全に変わる!マジでスゴい機械だ

最近はどうしても忙しかったり、感度が鈍くなったりして、話題の番組を見逃して、後から後悔することが多くなりがちだったのですが、「全自動ディーガ」だと、とにかくそういうことが無くなります!

もちろん、見逃した番組はネット配信で探すという手もあるのですが、必ずしも全部あるとは限らないし、探すのは面倒、そもそも有料といったパターンがあることを考えると、「全自動ディーガ」を導入するのは大有りです!スマホで通勤途中や出張先からでも番組が見られるというメリットも大きいですしね。

個人的には紀行ものが多いBSも見たいので、最大10チャンネル対応の「全自動ディーガ DMR-2X602」(6TB)でしょ!と結論はほぼ出ているのですが、地上波中心だから最大6チャンネルで足りる、USB HDDの増設も可能だから、HDD容量もそんなに必要なさそうという人なら、「全自動ディーガ DMR-2X302」(3TB)、「DMR-2X202」(2TB)といった選択肢はバランスがいいかもしれません。

あとは購入者次第で選択すればいいのですが、どのモデルにしても、ものすごく便利で超スゴい機械と断言できる全自動ディーガ。これであなたのテレビライフを変えちゃってください! という思いは最後に伝えたいと思います!

 

(提供:パナソニック株式会社)

• 製品の定格およびデザインは改善等のため予告なく変更する場合があります。