CD語学学習機SL-ES1を使ってみた!
英会話教育の草分けECCも推奨する、語学学習に特化したCDプレーヤー「SL-ES1」。3人のお子さんを育てながらECCジュニア英会話教室を19年間続けるベテラン講師・加藤薫さんに、感想をうかがいました。
―実際に「SL-ES1」を使ってみられた感想はいかがですか?
加藤さん ボタンが見やすくて操作がとても簡単ですね。レッスンでも教材のCDを使うことがありますが、トラック数が多いので進めたり戻したりしながら、聴きたい箇所を出すのに意外と時間がかかってしまうんです。これなら10キーでトラックの番号を押すだけで、トラックを呼び出せるので、機械が苦手な私でも簡単に使えますね。時間もぐんと短縮できます。小さなお子さんでも1、2回使えばすぐに操作を覚えられそうなので、家庭での学習にぴったりだと思います。
- リスニング・スピーキング能力が向上する
―英語を習得するためには、やはり家庭での学習が欠かせないのでしょうか?
加藤さん そうですね。1日1回は必ず英語に触れることが大切です。ECCジュニアでも週に1~2回のレッスンの他に、教材のCDを聴きながら問題を解いたり、リピーティングの練習をするホームワークを必ず出します。「今日はやらないで明日にしよう」と先伸ばしにするのではなく、学校から帰ってきておやつを食べた後や夕食の後、毎日時間を決めて教材のCDを聴くことが習慣づけられるといいですよね。でもご家庭で使っているCDプレーヤーの操作が難しいと、どうしても大人の手が必要になってきます。最近では保護者のお母さまもお仕事をされている方が多く、帰宅後の家事で忙しい時間に5分、10分という時間をとるのはなかなか大変です。子どもたちが自分で操作できる専用のCDプレーヤーがあると、ホームワークもはかどると思います。この「SL-ES1」は大きさもコンパクトで場所を取らないので、どこでも使えそう。自分のお部屋で勉強するのがさみしくなったら家族のいるリビングで使ってもいいですし、手軽に持ち運べるのがいいですね。
―「SL-ES1」は話す力・聴く力を高めることをコンセプトにしていますが、この点はいかがでしょう?
加藤さん 今後は、これまでの語学教育のように“読む”、“書く”だけではなく、“話す”、“聴く”が重要視されるようになっています。話す力と聴く力を伸ばすためには、お手本を聴いてから発音する「リピーティング」や、お手本を聴きながらほぼ同時に発音する「シャドーイング」の練習は欠かせません。ECCジュニアのレッスンでも教材のCDを使って子どもたちが「リピーティング」と「シャドーイング」を行い、私が正しい発音に直しています。一般的なCDプレーヤーではお手本の後でリピートするだけですが、こちらには「シャドーイング」の機能が備わっているので、耳で聴きながら自分でどんどん追いかけられ、話す力・聴く力の向上にもとても効果があると思います。
―それでは、録音機能についてはいかがでしょう?
加藤さん 録音した自分の声とお手本の音声を一緒に聴いたり、自分の声だけを抽出して聴き比べられるので、すぐに違いがわかりますね。またSDカードに過去の記録を残せるのもいいことだと思います。習い始めた頃は一生懸命でも、お子さんによっては慣れてきて怠けてしまったり、だんだんと難しくなることでめげてしまうこともあります。そんな時は保護者の方や私たち講師が励まし、時にアドバイスをしながら乗り超えていかなければいけません。過去の記録を聞くことで、自分の英語の上達を子どもたちが実感できると、レッスンを続けていく大きな励みにもなります。学習しているお子さん自身はもちろん、保護者の方にとっても成長が感じられてうれしいですよね。
―加藤さんご自身も英語力をブラッシュアップするために日々勉強されているそうですね。どのような方法で学ばれていますか?
加藤さん イヤホンで教材のCDを聴いたりして毎日勉強しています。こちらにも付属されていますが、イヤホンを使って聴くと余計な雑音が入らない分、音声がクリアに届きますし、自分の発音をチェックする時にもわかりやすいのでとても便利です。周囲の音がシャットアウトされるので、勉強に集中できますよね。
―こちらの付属品はイヤホンマイクになっているので、本体の内蔵マイクに比べて自分の声をよりクリアに拾えるのもポイントです。それでは、最後になりますが語学学習のコツなどがありましたら教えてください。
加藤さん 語学学習で一番大切なのは、とにかく“継続すること”、“諦めてしまわないこと”。繰り返しになりますが、ネイティブの話す英語を聴き、話すという毎日の学習が、お子さんにとって毎日の習慣になるといいですよね。「SL-ES1」は操作がシンプルなので、子どもたちでも毎日無理なく楽しく使えて、学習効果を期待できそう。私もぜひ使ってみたいです。
―ありがとうございました。