エアコンの室外機はお手入れが必須!自分でできる掃除のポイントを解説
ライター:UP LIFE編集部
2021年7月30日
空気
室内機の掃除ばかりに目がいきがちで、つい見落としてしまう室外機は、屋外に設置されているので砂埃などによって大変汚れやすいもの。
汚れた室外機は目詰まりを起こし、エアコンの効きが悪くなったり故障の原因になることも…。
エアコンを長く使うためにも、正しい掃除方法をご紹介します!
エアコンの室外機は室内機と二人三脚の重要な機器!
エアコンの室外機はその名の通り部屋の外に設置するエアコン機器で、室内機とセットとなって排熱を受け持つ重要な機器です。部屋の温度を下げたいときは、エアコンが部屋の熱を吸い取って室外機から外に送り、放熱された風を再び部屋に送り込んでいます。お部屋の空調は、室内機と室外機の二人三脚でしっかりと成り立っているのです。
エアコンの室外機が汚れたままだと電気の消費や故障の原因に!?
では、室外機に汚れがたまるとどのような影響があるのでしょうか?
●排熱がスムーズにいかずに、無駄な電気を消費してしまう…。
●過負荷がかかり、突然故障してしまう…。
つまり、室外機を掃除すると、節電につながり長持ちさせることができるのです。
室外機の掃除時期と自分で掃除するときのポイントとは?
室外機は汚れに強いので、エアコン室内機のようにこまめな掃除は必要ありません。
ここでは、掃除を自分で行う場合に、知っておきたいポイントについて解説します!
ポイント①室外機の掃除におすすめの時期は5〜6月と10〜11月頃
エアコンがベストな状態で作動できるように、年に1~2回室外機を掃除しましょう。オススメは「冷暖房をそろそろ使おうかな」と考え始めるタイミングの、5~6月と10~11月頃です。
ポイント②室外機の設置場所の周りはスッキリキレイに!
室外機の周りにゴミなどが置かれていると、空気がスムーズに流れずに余計な電気を消費します。できれば、室外機の周囲20㎝以内には物を置かないようにして、目詰まりを起こさないようにするため、枯葉や砂なども忘れずに取り除きましょう。
ポイント③室外機の裏側も忘れずにキレイにしよう!
室外機の裏側に枯葉などのゴミが溜ってしまうと排熱がスムーズにできなくなるので、丁寧に取り除きましょう。
室外機のドレンホースの中の詰まりや虫の巣がないかも確認を!
室外機と直接つながっていないのですが、脇にある室内機の熱交換器に溜まった結露水を排出するためのドレンホースもチェックしておくとよいでしょう。
このホースは細く、砂埃や虫の巣で詰まりやすいので、忘れずにお掃除を。詰まったゴミは割りばしなどでかき出して取り除きましょう。
まとめ
室外機の汚れは普段目につきにくく、衛生的な面でも害はないため、ついつい放置しがちです。
大事なエアコンを長く、経済的に使うためにも、ぜひ室外機周りの掃除も心がけてみてください!
※室外機をお手入れする際は、室内機の電源プラグを抜いてください。
※室外機に直接、水(お湯)をかけないでください。電子部品などの故障の原因になる可能性があります。
※室外機の吹出口に、指や棒などを入れないでください。内部でファンが高速回転しているため、けがの原因になる可能性があります。
※室外機の上に乗ったり、物を載せたりしないでください。転落や落下の原因になる可能性があります。特にベランダなど高い場所に設定の場合はご注意ください。
2021年7月30日 空気
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