炊飯器やごはんが臭い!嫌なニオイの原因と、ニオイを消す方法

ライター:UP LIFE編集部
2023年9月25日
家事・くらし

炊飯器の嫌なニオイは雑菌などが原因。時には前日の炊き込みごはんのニオイが取れないなんてことも。ニオイはちょっとしたことで撃退することができます。ニオイ取りのコツや対策方法をまとめました。

炊飯器が臭い原因とすぐにできる対策は?

炊飯器が臭い原因とすぐにできる対策は?

炊飯器が臭いといってもその嫌なニオイはひとつではありません。
いくつかの原因が考えられます。それぞれの原因とニオイ取りの対策をお伝えします。

ぬか臭がするなら洗米を素早く行う

洗米が不十分であった可能性があります。洗米の回数を1~2回増やし、炊飯をお試しください。注意点として、特に1回目の水を米粒は吸い込みやすいので、ぬか臭さも一緒に吸い込まないよう洗米は手早くしましょう。

プラスチック臭がするなら内釜に入れないように

内釜にしゃもじなどのプラスチック製品を入れたまま保温すると、プラスチックのニオイがごはんに移ったり、外部から雑菌が侵入しやすくなり、ニオイの原因になります。保温する際は、内釜にプラスチック製品を入れないようにしましょう。

腐敗したニオイがするならしっかり洗いと乾燥を

炊飯後のお手入れが不十分で残った汚れに雑菌が繁殖しニオイの原因になります。雑菌はお米の主成分であるデンプンが大好物。まずは使うたびに内釜だけでなく、汚れが残りやすい内ふたやパッキンなどをきれいに洗い、しっかり乾燥させることを心がけましょう。

以前調理したもののニオイがするならフィルターまでお手入れ

内ふたにはのり状のものが付着するので、減圧弁が付いているタイプはフィルターが目詰まりしていないか、流水できれいに洗うこともお忘れなく。
調味料を使う炊き込みごはんの後は、早めのお手入れをおすすめします。

内釜を正しく使ってニオイの原因を防ぐ

内釜を正しく扱うことも、日々できる臭くさせないコツです。

なんらむずかしいことはありません。要は「内釜を傷つけないように丁寧に扱う」だけです。例えば、スプーンや食器類を入れて洗いおけ代わりにする、泡立て器などでお米を研ぐ、金属製の玉じゃくしを使う、など内釜を傷つけるような使い方を避けるように心がけましょう。 他にも、すし飯を作るときに酢を内釜で混ぜない、混ぜごはんなどで調味料を使ったらすぐ洗うことも大事です。

炊いたごはんが臭い?!お米のニオイの原因とおいしいごはんを炊くためのコツ

炊いたごはんが臭い?!お米のニオイの原因とおいしいごはんを炊くためのコツ

お手入れや掃除はしっかりしているのに、炊いたごはんがなぜか臭う…。
原因はいくつか考えられますが、炊き上がったごはんの長時間保温や炊飯時の長時間タイマーなどが原因かもしれません。

長時間保温をしている

いくら炊飯器の性能が上がり、炊き立てはおいしく食べられても、保温時間が長くなればなるほど、ごはんが黄色くなったり、雑菌が繁殖しやすくなり、それがニオイの原因となります。
炊飯器で長時間保温するのはなるべく控え、冷蔵庫や冷凍庫で保存して、食べるときに電子レンジで温め直すようにしましょう。
やむを得ず何時間も保温する場合は、推奨されている時間を守り、それ以上長い時間保温しないようにしましょう。

長時間タイマー機能を使っている

予約設定をするということは、お米が水に長時間浸かるということ。特に夏場など水温が高い時は8時間以上、冬場は13時間以上の予約はやめましょう。お米が発酵し、ニオイの原因となります。
とはいえ、タイマーを使いたいときはありますよね。その場合、長時間にならないようにし、夏場であれば氷を入れてもいいでしょう。氷はとけると水になるので、氷と水を合わせた分量を水の量として目盛りに合わせます。

お米の研ぎ方が合っていない

お米の研ぎ方が合っていない

お米の表面についたぬかや不純物もニオイの原因になります。
お米を研ぐときにぬかを落とすことが大事なのですが、ここで覚えておきたいことがあります。
かつては透明になるまでしっかりお米を研ぐのがよしとされましたが、時代が進み、品種改良や精米技術によって、実はお米にぬかはほとんど残っていません。
特に新米は、お米の組織がやわらかいので米粒を壊さないように優しく洗い、ゴシゴシ洗いや洗いすぎでお米の旨味を流してしまわないようにしましょう。

研ぎ方は軽くかき回して汚れをとる程度で

現在は、ぬかというよりも表面の不純物を取り除くためにお米を研ぐ、研ぐというよりも軽くかき回して、汚れを浮かせてとる、というのが正しいかもしれません。
このときのポイントは力を入れず、スピーディーに。お米は水につけた瞬間に一気に水分を吸収するので、ぬか臭さを吸い込まないように、スピーディーに研ぐ必要があるのです。

うまく研ぐ自信がなければ、研ぐ必要のない無洗米を選んでもいいでしょう。
節水を心がけている方、少しでも家事を時短したい方にも向いています。

炊飯器のニオイを取るお手入れ方法

炊飯器は使うたびにお手入れすることが大切ですが、炊飯器のニオイが取れなくなってしまったときには、炊飯器に搭載されている「お手入れ機能」を使用しましょう。
なお、機種により設定や手順が異なるため、お手入れをする前にお持ちの炊飯器の取扱説明書を確認してください。
ここでは、パナソニックの炊飯器 可変圧力IHジャー炊飯器 ビストロ Vシリーズの「お手入れ機能」を紹介します。

  1. 内釜に水を入れる(取扱説明書をご確認ください)
  2. コース選択ボタンで「お手入れ機能」を選び、炊飯ボタン(スタートボタン)を押す
  3. 約30分後に終了音が鳴るので、取消ボタンを押す
  4. 内釜のお湯が十分に冷めたことを確認し、お湯を捨てる
    ※ やけどには十分ご注意ください
  5. ふた加熱板と内釜を洗い、十分に水気をふき取る

※ ニオイや汚れは完全に取れないことがあります。

まとめ

まとめ

炊飯器が臭いといってもそのニオイの原因はいくつか考えられます。気になるニオイの原因を知り、ニオイを取るためのお手入れ方法を実践してみましょう。
また炊いたお米が臭い場合にも原因がありますので、お米の研ぎ方など、おいしいごはんを炊くためのコツをぜひ試してみてください。

おいしいごはんを味わうには、炊飯器選びも大切です。パナソニックのスチーム&可変圧力ジャー炊飯器は、爆発的に沸騰させることでお米をムラなく加熱し、旨みを引き出します。炊き立てはもちろん、保温ごはんや冷めたごはんもおいしいので、炊飯器を選ぶ際には検討してみてはいかがでしょうか。

【パナソニック公式通販サイト】でお求めいただけます。

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2023年9月25日 家事・くらし

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