在宅勤務で集中できない!?仕事に集中するための環境作りとは
ライター:UP LIFE編集部
2023年6月1日
家事・くらし
コロナ禍による働き方の多様化で、在宅勤務を取り入れる企業が増えました。家事などの生活音に加え、家族の声など、周りの音や雑音が気になって仕事に集中できない方に、在宅勤務で集中できる仕事環境の作り方をご紹介します。
家族の話し声や雑音が気になって、在宅勤務に集中できない?
今では多くの企業が取り入れている在宅勤務。でも、自宅で集中するのは難しいと感じている人も多いことでしょう。ファミリー層や共働き家庭では、家族や子どもの声が気になったり、家事などの生活音が気になってしまうものです。在宅勤務中のよくあるお悩みを見ていきましょう。
食器を洗う音など、家事の生活音や家族の話し声が気になる
通常のオフィスワークでも周りの話し声や会議の音などが耳に入ってきますが、在宅勤務中に聞こえてくる音は、オフィス内で聞く音とは種類が全く異なります。
食器を洗う音・洗濯機が回る音・掃除機の音などの生活音が気になったり、家族の話し声が気になるときもあります。
共働きするパートナーのWeb会議の声が耳に入る
共働きで在宅勤務中の場合は、お互いのWeb会議の声が自然と聞こえてくるものです。特にパソコンを介してのリモート会議だと、通常の会話より声が大きくなる傾向があります。
オフィスワーク時とは異なって、このような音や声はどうしても耳に入り、集中の妨げになりがちです。
仕事中に家族から声をかけられる
在宅勤務中は家族が至近距離にいるため、家族から声をかけられがちです。
自宅は生活の場である以上、出かける前に一声をかける場合や、仕事部屋とする部屋から物を取り出したい場合など、勤務中であっても声をかけなくてはいけない場面が多々発生します。
声をかける側の家族も仕事の邪魔をしようという意図はないものの、仕事中に声をかけられたために集中力が切れてしまうことが多いようです。
ペットがいる場合は鳴き声や動く音などが入りがち
ペットを飼っている場合も生活音が大きくなりがちです。
近くで吠える犬の鳴き声は、人の声で例えると怒鳴り声くらいの音量に相当します。
また、音は大きくなくとも、ペットが室内を歩き回る音は気になるのではないでしょうか。
周りの音が入らない状態がベスト!在宅勤務で集中できる環境とは
在宅勤務で集中できる環境を保つためには、周りの音が入らない状態がベストです。BGMや雑音程度の音を聞くと良いという説もありますが、実は誤りです。
英グラスゴー・カレドニアン大学は脳のパフォーマンスを調べる実験を行いました。
40人の被験者を次の4つのグループに分けた後、認知テストを受けさせるというものです。
- テンポの速い曲がBGMに流れている
- ゆったりした曲がBGMに流れている
- 環境音がBGMに流れている
- 完全な無音
結果は、完全な無音状態でテストを受けた被験者グループが最も良い成績となりました。
オフィスでも在宅でも勤務中の集中力を保ち、パフォーマンスを上げるためには音を遮断することが効果的であることを示しています。
生活音や話し声を遮断して、在宅勤務に集中する方法
シンプルなアイデアから大掛かりなものまで、生活音や家族の話し声を遮断して在宅勤務に集中する方法を紹介します。
①在宅勤務中の環境について、家族でルールを決める
在宅勤務中は、家族同士で協力しあい、集中できる環境を整えましょう。
特にWeb会議中に不用意に声をかけられると、その声が会議の相手にも聞こえてしまいます。
Web会議の時間やどうしても集中したい時間がある時は、あらかじめ家族に伝えておくなどのルールを決めるのも良いでしょう。
②周りの音が大きい場合は、BGMを流す
人は音を遮断したときの方が集中力を保ちやすいですが、生活音があまりにも大きい場合はBGMなどを流すことも効果的です。
BGMには歌詞のないインストゥルメンタルの曲や、外国語で歌われている曲がおすすめです。曲調も、過度にキャッチーでない聞き流せるものの方がよいでしょう。
日本語で考えているときに日本語の歌詞の曲を聞いてしまうと、脳の言語野が歌詞を聞くために使われてしまい、集中力が削がれるとされているためです。
③防音材などで生活音を遮断する
自宅にいる以上、生活音を遮断するのは難しいため、フレックスタイム制の職場の場合は、早朝や夜間など洗濯や掃除をしない時間帯に集中力を要する業務を行うのもよいでしょう。
また、室内の壁に防音材や吸音材を設置するのもおすすめです。
在宅勤務の環境作りには、組み立て簡単デスクがおすすめ!
最近では、工事する必要がなく、約15分の組み立てで簡単に作れる「組み立て簡単デスク」もあります。パーティションが緩やかに空間を仕切って周囲からの視線を遮るので、作業に集中できます。また、パーティションパネルは座れば視線を遮り、立てば視線が通る「高さ」のため、集中して作業でき、視線を上げれば家族の気配を感じることができます。
手軽に音を遮断するならノイズキャンセリングイヤホンがオススメ
周囲の音を遮断する手軽な方法が、ノイズキャンセリングイヤホンを使う方法です。 環境音や生活音が気になった時に装着するだけなので簡単です。
完全ワイヤレスイヤホンEAH-AZ60
ノイズキャンセリング性能やクリアな通話音声を重視する人におすすめなのが、完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ60」です。
イヤホン本体の外側と内側それぞれに配置したマイクによるハイブリッドノイズキャンセリングに、デジタル制御とアナログ制御を組み合わせた「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」を搭載。業界最高クラス※のノイズキャンセリング性能を実現しています。
また、オンライン会議や電話で相手にクリアな声を届ける独自の「JustMyVoiceTM」テクノロジーで、周囲の音を気にせず快適に通話することが可能。さらにBluetooth®の「マルチポイント」機能にも対応していて、たとえば動画を視聴している時やオンライン会議中、スマートフォンに着信があってもイヤホンの接続先を切り替える必要がなく、すぐに通話することができるので便利。イヤホン本体は人間工学に基づいたデザインなので、外れにくく長時間着けていても疲れにくいのも魅力です。
在宅勤務中に生活音を遮断して集中したいときはもちろん、音楽を聞いてリラックスしたいときに、サクッと「EAH-AZ60」を装着して手軽に利用できます。
※ 国内のノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホンにおいて。JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)基準に則る。2021年8月14日時点、当社調べ。
ワイヤレスステレオヘッドホン RP-HD610N
ワイヤレスステレオヘッドホン「RP-HD610N」は、ヘッドホン型のため生活音を遮断する用途の他、高音質で音楽を楽しみたい人にもおすすめです。
「RP-HD610N」のノイズキャンセリング機能の特長は、キャンセル強度を強・中・弱の3レベルから選べる点です。
完全に生活音を遮断して集中したいときは「強」、集中したいが自宅内の様子も確認しながら仕事をしなくてはならない場合は「弱」など、状況に応じて設定できます。
在宅勤務を捗らせるには、プライベート・ビエラを「デュアルモニター」として活用
アンテナ線がない部屋でも、ご自宅の好きな場所でテレビ番組やネット動画が楽しめるプライベート・ビエラ。在宅勤務での新しい使い方をご紹介します。
19型非防水タイプのプライベート・ビエラであれば、モニター背面にHDMIの端子がついているので、パソコンとHDMIケーブルをつなげば「デュアルモニター」として活用できます。デュアルモニターなら、複数のデータを同時に広げて活用したり、オンライン会議の画面を映し出したり、快適な在宅業務が可能になります。
またプライベート・ビエラは小型テレビでも高音質で楽しめるバスレフポート付きのスピーカーボックスが搭載されているため、音声をプライベート・ビエラのスピーカーに切り替えれば、しっかり音を聞き取りやすくなります。プライベートだけでなく、在宅勤務での会議や作業でプライベート・ビエラを活用してみてはいかがでしょうか。
プライベート・ビエラを、まずは試してみたい方はこちら!
まとめ
昨今大きな注目を集めている在宅勤務は、今後さらに定着していくものと考えられます。同時に周りの音が気にならない、効果的な仕事環境を作るチャンスでもあります。
「生活音や話し声は仕方がないかも……。」といって諦めずに、手軽な環境づくりからはじめてみてはいかがでしょうか。
2023年6月1日 家事・くらし
- 記事の内容や商品の情報は掲載当時のものです。掲載時のものから情報が異なることがありますのであらかじめご了承ください。