家の防犯対策は大丈夫?防犯グッズで空き巣から自宅を守る方法も解説

ライター:UP LIFE編集部
2026年2月24日
防犯

家の防犯対策を考える上で、まず知っておきたいのが、マンションや戸建てなど住宅を対象とする侵入窃盗の中でも最も件数の多い「空き巣」の存在です。被害に遭う家には、共通点があります。この記事では、戸建ての防犯対策で注意したいポイントを押さえつつ、空き巣対策に有効な防犯グッズもご紹介します。

空き巣に狙われやすい、防犯対策が不十分な家の特徴

空き巣は窃盗を働く前に、「侵入しやすい家」とそうでない家を見極めています。空き巣対策のために、狙われる傾向にある家を知っておきましょう。

人の住んでいる気配がない

常に人がいる家は空き巣からすると狙いにくいところです。逆をいえば、住人の気配がない家ほど空き巣に入られやすいのです。郵便物や新聞がポストにたまっているのは、家の出入りがないということの証明になってしまいます。また、洗濯物が長時間干しっぱなしになっているのも空巣に目をつけられてしまいます。

防犯への意識が甘い

「どうせ誰も入ってこないだろう」「ちょっとくらい誰もいなくても心配ないだろう」という意識の甘さが空き巣につけこまれるポイントです。鍵の閉め忘れや、壊れた錠をそのままにしておくなどは、絶対にやってはいけない行為です。猫を放し飼いにしている家などは、施錠がゆるくなりがちなので気をつけましょう。そのほか、ガラス窓やガラス戸も空き巣に狙われやすいポイントです。

敷地内に侵入しやすい構造になっている

戸建て住宅では、敷地の外と内の境界があいまいな家ほど、空き巣に狙われやすい傾向があります。 塀やフェンスが低い、あるいは設けられていない場合、第三者が気軽に敷地内へ入り込めてしまいます。

また、物置やエアコンの室外機、カーポートの柱などが足場となり、窓やベランダへ簡単に近づけるケースも少なくありません。特に、道路や隣家からの視線が遮られている庭や裏側は、人目につきにくく侵入経路として選ばれやすい場所です。

防犯カメラがない

自宅周辺はもちろん、近隣の建物に防犯カメラがないと空き巣の姿は記録されません。証拠が残らないため、空き巣にとってはターゲットにしたくなる家だといえます。そのほか、警備のステッカーが貼っていなかったり、派出所や警察署から遠かったりする家や、住民の見回りなどがないエリアも危険度が高いと言えます。

近所との交流が少ない

近所付き合いがほとんどない環境では、顔見知りでない人が出入りしていても違和感を持たれにくくなります。空き巣にとっては、声をかけられる可能性が低く、不審に思われにくい状況は好都合です。
また、周囲との関係性が希薄な地域では、「誰が住人で、誰がそうでないのか」が分かりにくくなるため、侵入の下見や犯行に及んでも発覚しにくい傾向があります。空き巣は家そのものだけでなく、地域の雰囲気や人の目の有無も含めて判断している点に注意が必要です。

庭木の整備ができていない

庭木が伸び放題になっていたり、住宅まわりが整理されていなかったりすると、防犯意識が低い家だと受け取られてしまうことがあります。特に、背の高い植木や茂った庭木は死角を生みやすく、侵入者が身を隠しながら行動できる環境をつくってしまいます。

また、敷地内の様子が外から見えにくい状態は、周囲の目が届きにくくなるため、空き巣にとって侵入しやすい条件のひとつです。そのため、庭木や敷地まわりを定期的に整えることは、防犯対策の基本でもあります。

人通りが少ない

人目につきにくい場所は、空き巣が特に警戒することなく行動できるため、狙われやすいです。侵入窃盗では、ガラス破りや鍵のこじ開けなど、一定の作業時間を要する手口が多く、周囲に人の気配がないことが重要な条件になります。

立地そのものだけでなく、時間帯によって人通りが極端に減る場所も注意が必要です。深夜や早朝など、住人や周囲が寝静まる時間帯は、侵入リスクが高まる傾向があります。

戸建てにおける「玄関」の防犯対策

玄関は、住人が日常的に出入りする場所であると同時に、空き巣にとっても侵入口として狙われやすいポイントです。ここでは、玄関の防犯性を高めるために意識したい3つの対策をご紹介します。

ダブルロックにする

ピッキング用の機材を用意している空き巣にとって、通常のドアや窓の鍵を破ること自体は、決して難しい作業ではありません。そこで有効なのが、補助錠を設けてダブルロックにする対策です。

ダブルロックにしておくことで、侵入にかかる手間と時間が増え、空き巣を足止めする効果が期待できます。完璧に侵入を防げるわけではありませんが、補助錠がない扉と比べると、突破までに時間を要するため、犯行を諦めさせる可能性が高まります。

また、複数の鍵をこじ開ける過程では、どうしても音が出やすくなります。空き巣は一カ所で長時間足止めされることを嫌うため、ダブルロックの出入り口は防犯に役立ちます。

外に合鍵を置かない

郵便受けの中や植木鉢の下、物置の隅などに合鍵を隠す行為は非常に危険です。こうした場所は空き巣にも知られており、簡単に見つかってしまうおそれがあります。

また、日常的に合鍵を取り出す様子を見られている可能性も否定できません。たとえ鍵そのものを盗まれなかったとしても、鍵に刻印された番号から合鍵を作られるケースもあります。合鍵は屋外に置かず、管理方法を見直すことが大切です。

防犯カメラを設置する

玄関まわりに防犯カメラを設置することは、侵入をためらわせる有効な対策のひとつです。カメラの存在そのものが抑止力となり、空き巣に「見られている」という意識を与えます。映像を記録・確認できる環境を整えることで、万が一の際の備えにもなります。

戸建てにおける「窓周り」の防犯対策

玄関に比べて窓は構造上こじ開けやすく、一般的なクレセント錠であれば短時間で突破されてしまうケースもあります。そのため、施錠の徹底に加え、窓そのものの防犯性能を高める対策が欠かせません。ここでは3つの対策をご紹介します。

施錠を徹底する

窓の防犯対策として、まず基本となるのが確実な施錠です。どれだけ防犯性の高い設備を導入していても、鍵がかかっていなければ容易に侵入を許してしまいます。

実際に、戸建て住宅への侵入では、無施錠の窓から侵入されるケースが多いことが指摘されています。外出時だけでなく、在宅時や就寝前にもすべての窓を確認し、施錠を習慣化することが重要です。

防犯カメラを設置する

窓まわりに防犯カメラを設置することで、侵入をためらわせる効果が期待できます。特に、道路や隣家から見えにくい位置にある窓は、空き巣に狙われやすいため注意が必要です。死角になりやすい窓を中心に、監視の目が届く環境を整えることが大切です。

窓の強度を高める

窓の防犯性を高めるには、ガラス自体の強度を向上させることも有効です。防犯性能の高いガラスに交換したり、既存の窓ガラスに防犯フィルムを貼ったりすることで、割れにくくなり、侵入に時間がかかるようになります。

空き巣は犯行に時間がかかることを嫌うため、ガラス破りに手間がかかるだけでも侵入を断念する可能性が高まります。施錠とあわせて、窓そのものの耐久性を高める対策を検討しましょう。

戸建てにおける「庭・敷地内」の防犯対策

戸建て住宅では、家の中や玄関・窓だけでなく、敷地内への侵入そのものを防ぐ視点が重要です。庭や敷地は外部からの侵入口になりやすく、対策が不十分な場合、在宅中であっても侵入されるリスクがあります。ここでは、空き巣を敷地内に近づけないために意識したい4つの防犯対策をご紹介します。  

センサーライトを設置する

敷地内に人の動きを感知して点灯するセンサーライトを設置することで、夜間の侵入リスクを下げる効果が期待できます。空き巣は暗がりに紛れて行動する傾向があるため、突然周囲が照らされる環境は大きな抑止要因になります。

センサーライトが点灯すると、侵入者の存在が周囲から視認されやすくなり、犯行が発覚する可能性も高まります。その結果、侵入を途中で断念するケースが少なくありません。

足音が鳴るようにする

防犯を高める要素のひとつに「音」が挙げられます。そこで、庭や玄関前など、家の周辺に砂利をまくのは有効な手段の1つです。

物音を立ててしまうと周りに注目されてしまうかもしれません。また、寝静まっていた住人や番犬なども起こしてしまうかもしれません。空き巣を防ぐには、少しでも多くの音がするものを設置することが大切です。  

防犯カメラを設置する

玄関や窓周りと同様に、庭や敷地内を監視できる防犯カメラの設置は、侵入の抑止力として有効です。カメラが設置されているだけでも、「記録されている可能性がある」と意識させる効果があります。

特に、死角になりやすい場所や建物の裏側などは、重点的に監視できるよう配置を検討するとよいでしょう。

庭木の手入れをしておく

庭木や植え込みが伸び放題になっていると、見通しが悪くなり、侵入者が身を隠しやすい環境をつくってしまいます。また、防犯意識が低い家だと見なされる原因にもなります。

定期的に庭木の手入れを行い、敷地内を整理しておくことで、死角を減らし、周囲からの視認性を高めることができます。庭の管理も、防犯対策の一部として意識しておきたいポイントです。

その他の戸建て防犯対策

戸建ての防犯対策は、設備やアイテムを整えるだけで完結するものではありません。日々の行動や生活習慣の中にも、空き巣に狙われにくくするための重要なポイントがあります。ここでは、今日から意識したい4つの防犯対策を紹介します。

留守だと気づかれないようにする

空き巣は、住人が不在であることを確信できる家を優先的に狙います。そのため、留守であることが外から分かりやすい状態は避けることが大切です。

郵便物がポストに溜まったままになっていたり、夜になっても洗濯物が干しっぱなしになっていたりすると、長時間不在であると判断されやすくなります。短期間の外出であっても、生活の気配が完全に途切れないよう意識することが、防犯につながります。

ご近所と普段から良い関係性を作る

近隣住民との関係性は、防犯面においても大きな役割を果たします。顔見知りが多い地域では、不審な人物がいれば自然と目につきやすく、空き巣にとっては行動しづらい環境になります。

日頃から挨拶を交わす、さりげない会話を重ねるなど、小さな関係づくりが地域全体の防犯意識を高めることにつながります。人の目がある環境そのものが、侵入への抑止力になります。  

不用意にSNS投稿をしない

SNSへの投稿内容にも注意が必要です。旅行中であることや外出先の様子をリアルタイムで発信すると、留守であることを第三者に知らせてしまう可能性があります。

公開範囲の設定を見直したり、投稿のタイミングを帰宅後にするなど、発信方法を工夫することで、防犯上のリスクを下げることができます。日常の発信が思わぬ情報源にならないよう意識しましょう。  

不審な電話に対応しない

不審な電話は、空き巣の下見や情報収集の一環である可能性も考えられます。家族構成や在宅状況を探るような質問には、安易に答えないことが重要です。少しでも違和感を覚えた場合は、その場で対応せず電話を切る判断も必要です。留守の時間帯や生活パターンを悟られないように注意しましょう。  

空き巣・防犯対策として「タイマーつき照明」を使う

空き巣対策として効果的なのが、タイマーつき照明を活用する方法です。タイマーつき照明は、設定した時間になると自動で点灯・消灯するため、留守中でも人が在宅しているような生活感を演出できます。

空き巣は下見の段階で「長時間留守かどうか」を重視するため、毎晩決まった時間に明かりがつく家はターゲットから外されやすい傾向があります。特に、リビングや玄関付近の照明を夕方から夜にかけて点灯させると効果的です。

空き巣以外で住宅を狙う窃盗被害のパターン

イメージ:防止と覆面で顔をかくした空き巣が部屋に侵入した様子

マンションや一戸建てなどの住宅を対象とした侵入窃盗の多くは「空き巣」ですが、そのほかにはどのような手口があるのでしょうか?

住人の就寝中を狙う「忍び込み」

「空き巣」は住人の留守中を狙う犯行に対して、「忍び込み」は住人の就寝中を狙い、主に夜間に行われる手口です。特に夏場など窓を開けて就寝する習慣がある場合は、特に注意が必要と言えます。可能な限りエアコンを使用するなどして無施錠状態は避けたいところです。

起きている時も油断は禁物「居空き」

「空き巣」や「忍び込み」に対して更に大胆な手口と言える「居空き」は、住人が起きて活動しているにも関わらず侵入してくるケースです。食事中やテレビを見ている時など、わずかな隙を狙って犯行に及びます。この場合は特に高齢者や耳の不自由な方が狙われやすく、また犯人と鉢合わせして住人が危害に合う危険性もあるため、在宅中でも戸締りはしっかりと行いたいものです。

空き巣が嫌がる家の防犯対策グッズ

空き巣が「立ち寄りたくない家」にすることで、被害を防ぐことができます。そのためには、防犯グッズを積極的に取り入れましょう。グッズの中にはそれほどコストがかからず、操作性に優れているものもたくさんあります。

簡単設定ですぐに使えるモニター付き屋外カメラ

モニター付き屋外カメラ
VL-CV100K

屋外カメラとモニター親機がセットで設定が簡単な屋外カメラ「VL-CV100K」も防犯対策におすすめ。スマートフォンとの連携も可能で録画映像の確認や外出先からライブ映像の確認も可能な屋外カメラです。

専用アプリのスマホ画面のイメージ
  • 専用アプリ「いえモニ」のインストールが必要です。
  • モニター親機は無線LAN接続できません。
  • スマートフォンは別売品です。

スマホと連携できる!テレビドアホン

ワイヤレスモニター付テレビドアホン 3-7タイプ
VL-SWZ700シリーズ

玄関で家族を見守ってくれるのが、ドアホン。パナソニックのワイヤレスモニター付きテレビドアホン「VL-SWZ700シリーズ」は高感度のカメラを搭載しているので、夜間でも高画質な動画で玄関まわりをハッキリ映し出し、録画することができます。 外出中でもスマートフォン※1で来訪者の応対ができ、また来訪者が知らない人だった場合にはドアホンが応答することもできるので、たとえば小さなお子さんが留守番しているときも安心。空き巣からすると、高性能なドアホンを設置している住宅には近づきたくないはずです。

あかりで防犯対策※4ができる「るすばんタイマー」つきパルック LEDシーリングライト スタンダードシリーズ

パルック LEDシーリングライト スタンダードシリーズ プレーン ~8畳
HH-CM0834A

パルック LEDシーリングライト スタンダードシリーズは、画面も文字もくっきり見やすい光で、日常生活や在宅ワーク、リビング学習にも役立つ照明です。連続調光・調色により、お好みのあかりに設定でき、リモコン1つでシーンに合わせた照らし方に切り替えられます。さらに、便利な自動点灯・消灯機能として「あかりで防犯対策※4『るすばんタイマー』」を搭載。設定した時刻に点灯・消灯させることで在宅を装います。帰宅時間が夜遅くなるときや、長期不在するときの空き巣対策にも活用できます。

広画角レンズで部屋の様子を見渡せる!屋内カメラ

屋内HDカメラ
KX-HRC100

留守中の部屋の様子が気になる方には、屋内HDカメラ「KX-HRC100K」がおすすめです。約118°の広画角レンズで部屋の様子をとらえ、外出先からでもスマートフォン※2で確認することができます。動画の記録※3も可能なので、後から見ることもできて便利。部屋が暗くなったら自動的に赤外線LEDが点灯するので、夜間にも活躍します。
防犯対策はもちろん、お子さまやペットの見守りにもお役立ていただけるカメラです。

まとめ

空き巣に狙われる家には、何らかの前兆があることもあります。下見に来た後に何かの目印を残していたり、わざと目立たない場所に何かが置かれていたり、宅配便の不在通知票などが盗まれたりなど、今までなかったものがあったり、あるべきものがなくなっていたりすることもありますので、普段から防犯意識を高めておくことが重要です。

空き巣に入られやすい家には隙があるものですが、「この家は侵入しづらい」とアピールすることが大切です。

*この記事内で紹介した商品は、侵入や盗難などの犯罪を阻止することや安全を保証するものではありません。万が一、損害が発生した場合、当社は責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

  1. モニター親機をルーター経由でインターネットに接続できる環境および、スマートフォンへの専用アプリケーション「ドアホンコネクト」のインストールが必要です。スマートフォンを連携させるには、インターネットに接続したルーター(別売品:グローバルIPアドレス[IPv4][IPv6を用いたIPv4]が付与されているインターネットとUPnPに対応したもの)にモニター親機を接続する必要があります。インターネット環境はグローバルIPアドレスが付与されるものをご用意いただき、UPnP機能、「2.4GHz」の周波数帯域に対応したルーターをご使用ください。(5GHzの周波数帯では使用できません)ご自宅で使用の場合でもインターネット環境が必要です。ご契約の回線がxDSLなどでインターネット上り回線速度が低いような場合は、宅外接続で画像などが正常に表示できない場合があります。スマートフォン1台あたりインターネット上り帯域で1Mbps以上(4台の場合は4Mbps以上を推奨)。
  2. Android™ 7.0以降を搭載し、Google Playに対応したスマートフォン/タブレット、またはiOS 11.0以降を搭載したiPhone(iPhone 5s以降)、iPad(iPad Air以降)に対応しています。ご利用には専用アプリケーション「ホームネットワークW」のインストールが必要です。OSのバージョンアップに伴い「ホームネットワークW」アプリケーションが対応できるバージョンや端末も変更になることがあります。機器の接続にはグローバルIPアドレス[IPv4]「IPv6を用いたIPv4」が付与されるインターネット接続環境と、UPnP機能、「2.4GHz」の周波数帯域に対応した無線ルーターが必要です。
  3. 録画をするためには、本機にmicroSDカード(別売)を挿入してください。
  4. この商品は侵入や盗難等を阻止するものではありません。万が一被害に遭われた場合でも、弊社では一切責任を負いかねます。商品のご使用と合わせて、施錠・戸締り等の防犯対策を行うことをおすすめします。

 

2026年2月24日 防犯

  • 記事の内容や商品の情報は掲載当時のものです。掲載時のものから情報が異なることがありますのであらかじめご了承ください。