不審者がインターホンを鳴らしてきたらどうする!?対処法と対策を解説
突然の訪問者の対策や注意点についての監修:佐々木 成三(ささき なるみ)
ライター:UP LIFE編集部
2023年2月1日
防犯
不審者が突然インターホンを鳴らしてきた場合、どのように対応すべきでしょうか。この記事では、突然の訪問者への対策や注意点、防犯対策ができるドアホンやドアカメラについて解説します。
突然の訪問者とはどのような人?
まず、事前のアポイントなく突然訪問する人とは、どのような人でしょうか。
主には、宅配便や郵便配達員、集金、新聞やネット回線などの訪問販売、物販の勧誘、隣人といったケースがあげられます。
自分で購入した荷物や知人からの荷物の宅配の場合は、差出人などの情報を確認すれば良いですが、明らかに不審者と思う訪問者にはしっかりと対策することが大切です。
あやしいと思ったら!突然の知らない訪問者への対策と注意点
まず、明らかにあやしい訪問者へは応じないことが賢明です。ここではドアを開ける前にすべき、突然の知らない訪問者への対策と注意点について解説します。
カメラ付きインターホンなどで相手をよく確認する
インターホンが鳴ったらすぐに玄関ドアを開けず、インターホンのモニターや玄関ドアののぞき穴などから相手をよく確認しましょう。宅配業者や郵便配達員であれば差出人を確認すると良いでしょう。また不安な場合には応対せずに不在連絡票で対応するなどの対策をとる方法もあります。
特に夜の訪問者はインターホンで見えにくい場合があるので、誰か来る予定であれば事前連絡をしてもらい、それ以外の誰かわからない不審者の場合にはドアを開けないようにしましょう。
しつこくてもドアを開けない
不審者の中には何度も訪問してくる人もいるかもしれません。インターホンを何回も鳴らしたり、ドアをノックしたりなどする場合では、どんなにしつこくても玄関ドアを開けないことが大切です。
荷物の受け取りは宅配ボックスを利用する
インターネット通販などで購入することが多い場合には、荷物が配達されるたびにインターホンで細かく確認したり、不在連絡票を利用したりしなくても済む「宅配ボックス」を取り入れることも一つの方法です。宅配ボックスを使用すれば、対面せずに荷物を受け取れる上に、配達も一度で済みます。
インターホンなどから見て明らかに不審者なら警察に通報する
インターホンやのぞき穴から見て明らかに不審者だったり、あまりにもしつこい訪問者だったりする場合には、警察に通報するという方法も。場合によっては周辺の見回りを強化してくれることもあります。
このように、慌てて対応してしまうなどの油断をせず、しっかりと対策を知ることで、冷静に対処するようにしたいものです。
アンケートでは4人に1人が気を緩める瞬間があるという結果も…
パナソニックが2022年10月に行った防犯意識に関する調査※1によると、「デリバリーや宅配が来た際に、きちんと確認せずにドアのオートロックの解除や置き配の依頼などの応対をしたことがありますか?」という問いに対し、「よくある」「たまにある」と回答した合計が26.6%でした。つまり、突然の訪問者に、4人に1人はつい気を緩める瞬間があることがわかります。
犯罪者はセキュリティ対策をしていない侵入しやすい場所を狙ってくる
突然の訪問者の中にはインターホンを鳴らして留守を確認し、空き巣に入る犯罪者もいるかもしれません。
元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課の警部補で、現在は防犯や中高生を対象としたネットリテラシー教育の指導を行っている佐々木 成三氏によると、「犯罪者はセキュリティ対策をしていない侵入しやすい場所を狙います。録画するだけの防犯カメラはもう標準装備であり、今はプラスαの機能が搭載された防犯カメラやドアホンを設置することが、犯罪者の犯行を断念させる大きな理由になります。」と言います。
家族や家を守るためには最新のセキュリティ対策が求められているということがわかります。
防犯対策に役立つ!「テレビドアホン」
パナソニックのワイヤレスモニター付テレビドアホン VL-SWZ700シリーズは、大切な家族や家を守るための機能が搭載されています。ここでは、主な5つの特長について解説します。
特長1:大きい画面で来訪者を確認
約7型ワイドタッチパネルを採用。デジタル信号処理により、高画質な動画で来訪者を確認できます。広角レンズにより、左右約170度、上下約100度の広い範囲を映せるほか、見たいところはタッチすればズームで、また別のところをタッチすれば移動して見られるので、複数の来客もしっかり確認できます。
特長2:夜間でも高画質な動画で来訪者を確認
カメラ玄関子機には、夜間の視認性が向上※2した「カラーナイトビジョン」搭載の高感度カメラを採用。そのため、前機種(VL-SWH705シリーズ)に比べて玄関周辺の明るさが0.5ルクス以上なら、カメラ玄関子機のLEDライトを付けなくても左右や奥行きをはっきり確認※2できます。
特長3:来訪者の録画・録音ができる
留守中の来訪者は内蔵メモリーやSDカードに動画で録画ができます。特にSDカード(別売)なら1件約30秒、最大3,000件*の録画ができます。また、通話中の操作により、録画と一緒に録音も行えます。録画されたデータは画面で一覧表示でき、カレンダーからの検索も可能なため、いつ、誰が来たのかを簡単に確認できます。
* SDカードの容量によって異なります。
- 対応SDカードの種類/SDカード:2GB、SDHCカード:4GB~32GB、SDXCカード:48GB、64GB、128GB
※ 新しい動画を録画するために、古い動画から順に自動で消去されます。
※ カメラ映像はSDカードにのみ録画可能
* SD規格に準拠したSDカードをご使用ください。
特長4:ドアホンが応答するので子どもが1人の時にも対応不要
知らない来訪者がドアホンを鳴らしても、モニター親機のボタンを押すことで、相手の名前や用件をたずねるメッセージが流せます。子どもが1人で留守番中でも、子どもは応対しなくても大丈夫です。
特長5:宅配ボックスと連携
配達の際、宅配業者が呼び出しボタンを押すと自動応答で「宅配業者の方は宅配ボックスに荷物を入れてください」というメッセージを流し、宅配ボックスの存在をお知らせし、荷物の投函を依頼します。
パナソニック ハウジングソリューションズ(株)製の宅配ボックスCOMBO※3(有線)もしくはCOMBO-LIGHT※4(無線)と接続することにより、荷物が届いていることをモニター親機のお知らせランプが点灯して知らせ、モニター親機を確認すると「宅配ボックスが使用されました。」と表示で教えてくれるので、荷物の取り忘れも防止できます。さらに荷物を投函している様子を自動で録画※5しますので、荷受けの日時や来訪者の様子も録画映像で確認できます。
集合住宅などで個別ドアにカメラがない場合は、「ドアカメラ」もおすすめ
集合住宅などでは玄関ドアにのぞき穴はあってもカメラがないことが多いかもしれません。その場合は、パナソニックのモニター付きドアカメラ VS-HC400がおすすめです。玄関ドアに配線工事不要で簡単に取り付けでき※6、あらかじめ自宅のチャイム音をモニター親機に登録しておくことで、来訪者があった際にチャイム音に連動し、玄関の映像がモニター親機に自動表示※7されます。
まとめ
突然の来訪者の中には不審者が潜んでいる可能性があるため、十分な防犯セキュリティ対策が必要です。大切な家族と家を守るためには、録画だけではない、プラスαの機能を持つ防犯カメラを設置するなど、セキュリティ対策を万全にしておきたいものです。もし最新のセキュリティツールの導入を検討している場合は、ワイヤレスモニター付テレビドアホン VL-SWZ700シリーズのような最新のセキュリティ対策を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事で紹介した商品
突然の訪問者の対策や注意点についての監修
佐々木 成三(ささき なるみ)
元 埼玉県警察本部刑事部捜査第一課警部補
一般社団法人スクールポリス 理事
これまで数多くの捜査本部で、被疑者の逮捕・取り調べや捜査関係者からの情報収集、被害者対策、遺族担当に従事し、数多くの実績をあげる。発想力、情報収集力、行動力には自信があり、新しい捜査手法、被害者の視点に立った被害者対策を行い、数多くの賞を得ているスゴ腕、人情刑事として活躍していた。現在スクールポリス理事として中高生を対象としたデジタル危機管理の指導を行っている。
※1 【調査概要】
- 調査内容:「防犯意識」に関する調査
- 調査主体:パナソニック株式会社
- エリア:全国
- 調査対象:20歳-69歳、男女計500人
- 調査期間:2022年10月19日~2022年10月20日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査委託先:楽天インサイト株式会社
※2 当社製2017年発売VL-SWH705KS/SWH705KLのカメラ玄関子機(最低被写体照度:1ルクス)と比べ。
※3 宅配ボックスCOMBOは別売です。対応の宅配ボックスとモニター親機を接続することで連携できます。3台接続した場合、1台はモニター親機との接続となります。<対応機種>パナソニック ハウジングソリューションズ(株)製宅配ボックスドアホン連携専用 COMBO品番:CTNR4026RTB・別売のエントランスポール(機能門柱)「アーキフレームFタイプ」、マグネットスイッチEK369(宅配ボックス取付用)が必要です。
※4 宅配ボックスCOMBO-LIGHTは別売です。対応の宅配ボックスとモニター親機を接続することで連携できます(最大2台まで)。無線接続には別売の開閉センサー品番:KX-HJS100が必要です。<対応機種>パナソニック ハウジングソリューションズ(株)製 COMBO-LIGHT(コンボライト) 品番:CTNR60シリーズ
※5 設定が必要です。カメラ玄関子機「ドアホン1」の撮影範囲で荷受け時の様子を録画できます。
※6 ドアの形状や材質によっては取り付けられない場合があります。
※7 モニター親機にご自宅のチャイム音をあらかじめ録音して検知機能を設定する必要があります。チャイム音が鳴る機器と同じ部屋の近くにモニター親機を設置してください(距離の目安 1~4m、ただし、チャイムの音量やモニター親機の設置場所周辺の騒音、または部屋(壁などのしきり)のレイアウトによって変わります)。
2023年2月1日 防犯
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