Panasonic ideas for life 個人向け

JAPAN

サイト内検索

Panasonic ヘルスケア

パナソニック・ホーム 個人向けトップ > くらしを楽しむ情報 > Panasonic ヘルスケア > ヘルスケアライブラリー > 先生、教えて! > 第29回 更年期 > vol.1 更年期の基礎知識

Panasonic ヘルスケア

Panasonic ヘルスケア
  • TOP
  • 更年期について知ろう
  • 先生にインタビュー
  • おさらいクイズ
  • バックナンバー

更年期 不調は女性ホルモンの乱れで起きる

1ページ

2ページ

vol.1 更年期の基礎知識

すでに更年期を迎えているという方もまだこれからという方も、更年期障害を体験したときに慌てないために、まずは更年期の身体と、起こりうる症状について知っておきましょう。更年期というと女性だけの問題と思われがちですが、最近では男性にも更年期障害があるといわれていますし、夫婦関係を円満に保つためには男性も女性の身体を知っておくことが好ましいといえます。

更年期障害は女性ホルモンの変化によって起こる

基本的なことですが、更年期とは何歳くらいのことを指すのかご存知でしょうか。

エストロゲンの変化

グラフ エストロゲンの変化

エストロゲンの分泌が増え始める思春期には初潮が起こり、それ以降、性成熟期の期間は分泌量が多い状態が続きます。それが40歳を迎えるころから卵巣機能が低下し始めて分泌量が減少。更年期になると初潮以前にまで分泌量が減り、閉経後はさらに減少します。

「更年期とは、妊娠や出産が可能な性成熟期から老年期に移行する閉経前後の時期を指します。日本女性の平均閉経年齢は50〜52歳でその前後5歳の約10年間が更年期となりますが、個人差があるため40〜60歳と幅広く定義されることもあります。下記のグラフのように、女性の身体は、幼年期から老年期を迎えるまで、女性ホルモンの一つ、エストロゲン(卵胞ホルモン)の量が大きく変化します。更年期以降は卵巣機能の低下により、その分泌量が急激に減るため、その影響で自律神経失調となり、身体にさまざまな不調が起こることがあります。その症状がひどい状態を更年期障害といいます」

更年期の不調には個人差が

閉経を迎えるのは自然の摂理。更年期になると誰でもエストロゲンの減少が起こりますが、実は不調の現れ方や、症状の重さにはかなり個人差があります。

「誰でも更年期になると女性ホルモンが減るのに、不調の症状や重さは人によって違います。今までの統計では大体、全体の4割の人はほとんど何も感じないと答え、2割がごく軽い症状を実感。そして、残りの4割が日常生活に支障が出るほど重い症状を訴えています」

こうした違いはなぜ起こるのでしょう。

「最近では、遺伝子が関係しているという報告も一部にありますが、環境要因や本人の気質などが大きく影響すると考えられています」

仕事や職場の人間関係、子どもの自立、夫や姑との関係、親の介護など、更年期を迎える女性の生活環境はとても多様。それら環境要因がストレスとなり、悪影響となることがあるようです。また、気質的には真面目で神経質、何でも頑張ってしまう完ぺき主義という人も注意が必要だといわれています。

イラスト 更年期の理解を深めることで、パートナーとの関係も円満に。

「以前は、誰もがなるものだから我慢すべきだとか、気がたるんでいるからひどくなるなどと、根拠のないことを言われたり、産婦人科医には圧倒的に男性が多かったため、病院に行ってもあまり理解されず、結局、行き場をなくして一人で悩み続けてしまう女性も少なくありませんでした。でも、ようやく25年ほど前から更年期外来が、2001年からは女性外来が誕生し、更年期障害に対する認識も変わってきています。日常生活に支障が出るほどつらいなら、我慢したり悩んだりせず、なるべく早めに専門医に相談を」

でも、通常の産婦人科はなかなか行きにくいもの。そんな方には婦人科、女性外来、更年期外来などがおすすめです。これらは、あらゆるライフステージの女性に着目した女性専用の医療を行う病院や医科。欧米ではすでに“閉経前の女性は婦人科を主治医に”と指導されているようですが、日本でもようやく、女性専用医療が導入され、本格的な取り組みが始まっています。

「最近の研究により、男性と女性では生涯における健康課題が異なること、同じ疾患でもその経過や薬の効き方が異なること、いわゆる性差があることが明らかになってきています。つまり、女性の健康を守るには女性専用の医療を受けることが好ましいといえるのです。更年期障害は命に関わるような病気ではありませんが、生活の質を低下させ、心にも身体にも大きな負担となります。女性外来や更年期外来なら、更年期の状態を良く理解していますし、普段は話しづらいこともじっくり話し合うことで心も楽になるはず。ただ、閉経後は男性と同じ病気も増えてくるので、閉経前はまず婦人科や女性外来を訪ね、それ以降は内科と併用するようにすると良いでしょう」

2ページ

1ページ

  • TOP
  • 更年期について知ろう
  • 先生にインタビュー
  • おさらいクイズ
  • バックナンバー

ページの先頭へ

パナソニック・ホーム 個人向けトップ > くらしを楽しむ情報 > Panasonic ヘルスケア > ヘルスケアライブラリー > 先生、教えて! > 第29回 更年期 > vol.1 更年期の基礎知識