ベッドから出られない寒い日の朝を快適に過ごすためのポイント

「ベッドから出られない 寒い日の朝を 快適に過ごすためのポイント」メインビジュアルです。 「ベッドから出られない 寒い日の朝を 快適に過ごすためのポイント」メインビジュアルです。

冬になると、朝は寒くてなかなかベッドから出られない…とお悩みの方必見! 寒い日の朝でも気持ちよく目覚めるためのポイントを、睡眠の専門家のアドバイスを交えて解説します。

寒いとなかなか起きられないのが悩み…どうしたらいいの?

うー、冬の朝は寒いなあ。暖かいベッドからなかなか抜け出せなくて、いつも二度寝しちゃう…。休みの日は結局、お昼近くまで寝ちゃったりして

寒くてもすっきり起きられるようにならないかな~?

悩ましい表情をしている女性のイラストです。

起きるのがつらいだけでなく、血圧上昇など体の負担になることも…

血圧は寝る時間にかけて下がっていき、朝起きるときに上がります。冬場は温かい布団の中と寒い室内とで温度差が大きいため、血圧が急激に上がってしまうことも。高齢の方はもちろん、若い方も高血圧の場合は心筋梗塞や脳血管障害のおそれがあるので、寒い日の起床時には注意しましょう。

えっ!?そうなの!? 寒いから暖かい布団から起き上がるのはつらいな~とは思ってたけど、体に負担がかかることがあるんだ!

体への負担はもちろん減らしたいし、やっぱり何か工夫ができたらいいんだけど、どういうことに気をつけたらいいんだろう?

驚いた表情をしている女性のイラストです。

睡眠の専門医が解説!冬の朝に気をつけたいこと

坪田聡先生の写真です。

冬本番に備え、寒い冬の朝・起床時に気をつけたいことを、医師であり睡眠の専門家でもある坪田聡先生に伺いました。

着込んで寝るのはNG

部屋が寒いからといってパジャマや布団を厚くするのはおすすめできません。重さで寝返りがしにくくなり、睡眠の質が下がってしまいます。

薄着のパジャマにマル、厚着のパジャマにバツが付いているイラストです。

冬の起床時、室温は16℃以上に

朝起きたときの寝室の室温は、最低でも16℃以上を保ちましょう。日本建築学会によると、起床時に室温が15℃を下回ると、正常血圧の60歳以上の男性の場合、血圧が高血圧と判定される値まで上昇する可能性があるという研究結果※1もあります。

※1:「起床時収縮期血圧と室温のマルチレベル分析 住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査」日本建築学会

暖かい部屋で目覚めると「冷え性」にも効果あり!?

起床1時間前に室温を20~22℃程度に暖めてから起床すると、日中の手足の皮膚温を冬でも高く保てます※2。朝起きるときの室温を上げるだけで、一日を快適に過ごせます。

※2:「起床時寝室温が日中の手掌皮膚温に与える影響」信州大学

手足の暖かくなっている女性のイラストです。

あらかじめ部屋を暖めておけば、気持ちよく起きれるだけじゃなくて、一日の過ごしやすさも変わってくるんだね!

笑顔の女性のイラストです。

目覚めと寝つきをよくするために試してほしい簡単テクニック

手を合わせアイソメトリックス(等尺性運動)をしている女性のイラストです。
布団の中で運動

胸の前で手を合わせて押し合うアイソメトリックス(等尺性運動)で基礎代謝をアップ。血圧上昇を防ぐために、運動中は呼吸を止めないで!

朝、窓のカーテンを開けている女性のイラストです。
明るい光を浴びる

太陽光がおすすめですが、照明やスマホの明かりでもOK。ブルーライトによって睡眠ホルモンが減りやすくなります。

牛乳、豆、肉、バナナ、アボカドのイラストです。
朝食はアミノ酸を意識

牛乳、豆、肉、バナナ、アボカドなど、トリプトファン(アミノ酸の一種)を含む食品で脳を活性化。朝にトリプトファンを多く摂取する子どもほど目覚めがよく、夜もよく眠れるという研究結果も。

坪田 聡(つぼた さとる) 先生プロフィール

日本医師会、日本睡眠学会、日本コーチ協会所属。ビジネス・コーチと医師という2つの仕事を活かし、行動計画と医学・生理学の両面から、睡眠の質の向上に役立つ情報を発信中。快眠グッズや気になる研究発表など、睡眠に関連する最新情報も紹介している。総合情報サイト『All About』医師・睡眠ガイド。

快適な冬の朝を、エアコンで実現するためのポイント

最新のエアコンは、暖かく快適に過ごすための便利な機能がいっぱい!
パナソニックのエオリアなら、寒い日の朝も暖かく快適に過ごせる機能が充実しています。

就寝前に「室温20~22℃ 起床1時間前」でタイマーセット

エアコンのタイマーは、予約時刻よりも前から運転をスタートし、予約時刻に合わせて設定温度まで部屋を暖めます。風量を弱めに設定しておくと、立ち上がり時の音が気になりにくいのでおすすめです。
起床のタイミングで部屋を暖めておけば、布団と部屋の温度差がなくなり、快適に目覚めることができます。

生活パターンに合わせ曜日別に「オン/オフ」の時間を設定できる機種も。休みの日にはのんびり眠りたい、そんな方に便利です。

エアコンを付けたまま寝ている女性のイラストです。

「予熱」でスピーディーに暖める

暖房は冷房に比べて設定温度と外気温の差が大きく、部屋が暖まるまで時間がかかったり、温風がなかなか出てこなかったりします。
エアコン内部を予熱で暖めておくことによって、スイッチを入れてすぐに温風が出る機能を搭載した機種も。

こういった機能を使えば、ベッドで部屋が暖まるのを待ったり、寒い部屋で着替えなくてもすみますね。

朝、エアコンが付いた状態で目覚めた女性のイラストです。
就寝中のイラスト
タイマー機能

おやすみ運転で、気温の変化に影響を受けることなく、起きた時間に適温に。
さらに快適メモリーで「おやすみ運転」中のリモコン操作を記憶します。

すぐでる暖房のイラスト
すぐでる暖房(おはようチャージ)

朝、よく運転オンする時間帯をエアコンが学習。すぐに温風が出て、スピーディーに暖まります。

遠隔操作の イラスト
スマホで遠隔操作

スマホアプリとの連携で、遠隔でもエアコンのON/OFFの操作が可能。

自分でできる簡単テクニックは今日からでも始められそう!

エアコンの便利な機能も活用して、冬の朝も心地よく起きられるようにしたいな

笑顔の女性のイラストです。