フルサイズ一眼カメラ DC-S5
特長|多彩な撮影機能
こだわりの表現を可能にする、充実の撮影機能。
フォトスタイル自分好みに設定して、こだわりの写真・映像表現を実現
撮影前に、好みの⾊味や画質(コントラスト・彩度など)の調整ができるフォトスタイルを搭載。⾊味は、鮮やかに⾊を表現するヴィヴィッドや単⾊で表現できるモノクロームなど、全12種類を⽤意しています。⾊味を設定した後に、好みに合わせてコントラストや彩度などの調整もできます。さらに、モノクロームやL.モノクローム、L.モノクロームDを選択時、⻩⾊・オレンジ・⾚・緑のフィルター効果を加えることも可能。特定の⾊をモノトーンで強調し、印象深い写真・映像表現が可能です。
1.スタンダード
標準的な設定

2.ヴィヴィッド
彩度高め、コントラスト高めの鮮やかな効果

3.ナチュラル
コントラスト低めの柔らかな効果

4.フラット
「ナチュラル」より更にコントラスト低めの柔らかな効果

5.風景
青空や緑を鮮やかにし、風景撮影に適した効果

6.人物
健康的できれいな肌色にし、人物撮影に適した効果

7.モノクローム
色味を抜いた単色の効果

8.L.モノクローム
シャープな質感表現を追求し、豊かな階調で被写体を描き出すモノクロの画像効果

9.L.モノクロームD
ハイライトとシャドウをさらに強調させつつ、絶妙にディティールを残したモノクロの画像効果

10.シネライクD2
編集時での処理に適したダイナミックレンジ優先のガンマカーブ効果を得られる

11.シネライクV2
コントラスト重視のガンマカーブ効果を得られる

12.709ライク
高輝度部分を圧縮し、白飛びを抑えて撮影できる

13.V-log
ポストプロダクション処理を前提としたガンマカーブの設定

14.2100ライク(HLG)※1
HLG⽅式の動画を撮影するための設定

15.MY PHOTO STYLE 1〜10※2
あらかじめ登録している設定を使用

16.スタンダード(HLG)※3
HLGフォトを撮影するための設定

17.モノクローム(HLG)※3
HLGフォトをモノクロームで撮影するための設定

※1 クリエイティブ動画モードで10 bitの[動画画質]に設定しているときだけ選択できます。
※2 初期設定では「MY PHOTO STYLE 4」までが表⽰されています。「フォトスタイル設定」の「フォトスタイル表⽰の制限」で、メニューに表⽰する項⽬を設定できます。
※3 HLGフォト設定時のみ選択できます。
特設ページ「LUMIXの色・フォトスタイル」にて、各フォトスタイルの作例とインプレッションをご紹介!
多彩なブラケット機能1回で複数枚撮影した中から、最適な1枚を選べるブラケット機能
1回の撮影でバリエーションの異なる複数枚を連続撮影しておき、その中から自分の好みや求める表現に最適な1枚を選べるブラケット機能。フォーカス位置を変えながら撮影するフォーカスブラケット、絞りを変えて異なるボケ味を比較できる絞りブラケット、色温度の数値を段階的に変えながら撮る色温度ブラケットなどがあり、その表現効果を比べながらより良い1枚を選ぶことができます。
フォーカスブラケットで、マクロ撮影など難しいピント合わせも簡単に
1回の撮影で、フォーカス位置を変えながら連続で撮影し、異なるフォーカス位置で撮影することが可能。フォーカスブラケットを使えば、マクロ撮影時など被写界深度が極端に浅い被写体の撮影時に、シビアなフォーカス調節をすることなく、お気に入りのフォーカス位置の写真を後から選ぶことができます。また、フォーカスブラケット撮影した写真は、1つのグループ画像としてまとめて表示されるので、管理も簡単です。
■ブラケット順序 [0/-/+]の場合
開始時のピント位置を基準に、前後にピント位置をずらして撮影します。

■ブラケット順序 [0/+]の場合
開始時のピント位置を基準に、遠距離側へピント位置をずらして撮影します。

絞りブラケットで、さまざまなボケ味を吟味し最適な1枚を後から選択可能
美しいボケ味も、写真の魅力のひとつ。さまざまなボケ味の表現を1回の撮影で可能にする「絞りブラケット」を使用すれば、絞りを変化させつつもシャッタースピードは同じ露出となるよう調節されるので、画面の明るさはそのままで被写界深度のみを変化させながら撮影でき、後から被写体やシーンに合わせたボケ味の写真を選ぶことができます。

色温度ブラケットで、色温度の異なる複数枚の写真撮影が可能
同じ被写体を異なる色調で撮影したい時に、段階的に色温度の数値を変えて複数枚同時に撮影できる「色温度ブラケット」。色温度の幅の調整もできるので、わずかに色調が異なる写真が複数枚撮影でき、撮影後に好みの色調で撮れた1枚を選ぶことができます。特に、室内など光源の判断が難しい場所での撮影に、効果を発揮します。

被写界深度の常時プレビュー常に被写体深度を確認しながら撮影できる
S5では、[A]モード(絞り優先AEモード)/[M]モード(マニュアル露出モード)時の撮影画面で、常に絞り効果のプレビューを働かせ、被写界深度をライブビューで確認しながら作品撮りができるようになりました。[M]モード時は同時にシャッタースピードも確認できます。
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[効果]で絞り効果、シャッタースピード効果の組み合わせを設定できます。
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[MFアシスト中のプレビュー]を[ON]に設定すると、MFアシスト画面でもプレビューが働きます。
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フラッシュ使用時はシャッタースピード効果のプレビューが働きません。
サイレントモード美術館や静かな会場で、シャッター音を気にせず撮影可能
静かな会場などで、シャッターや操作に伴う音や光が気になる時には、サイレントモードを使用してフラッシュやAF補助光の発光禁止、シャッターや操作音の消音等の設定を一括で行うことができます。

ヒストグラム表示被写体に合わせて、表示場所をカスタマイズ
ヒストグラムの表示場所を、自由に移動可能。カーソルで上下左右に移動できます。被写体と被らない位置に配置することで、被写体と露出を同時に確認できます。

マニュアルフォーカスこだわりの作品づくりに役立つ、アシスト機能
MFアシスト
MF撮影時に、ピントの位置をシビアに合わせることができるMFアシストを搭載。ダイヤルとピンチ操作で最大約20倍、PinP(Picture in Picture)時には画面の一部(フレーミングスクリーン)を約3~6倍に拡大表示できます。特に天体撮影時、被写体となる星のような小さな点光源に対しても、モニターやファインダー上で拡大し、確認しながらピント合わせができるため、天体撮影時に多用されるバーティノフマスクに依存することなく、星にピントを合わせやすくなります。
■全画面時

■PinP時

20倍MFアシスト
天体撮影時、被写体となる星のような⼩さな点光源に対しても、モニターやファインダー上で拡⼤し、確認しながらピント合わせができるため、天体撮影時に多⽤されるバーティノフマスクに依存することなく、星にピントを合わせやすくなります。

ピーキング
MF時およびAF+MFのMF時、設定でAFS時の半押し中に、ピントのピーク位置が色つきで表示されるピーキング機能を搭載。被写体のどの部分にピントが合っているのかひと目で確認でき、細かなピント合わせが求められるマクロ撮影などで活躍します。ピーキング表示は、検出レベルに関係なく表示色を選択でき、分かりやすい表示を実現しています。ファンクションボタンに割り付ければ、ライブビューで被写体を確認しながらピーキングレベルを途中で切り換えることができるなど、使いやすさも追求しています。
- 画像は効果を説明するためのイメージです。

AF+MFモード
AFでピントを合わせた後、MFでピントを微調整することが可能。マクロ撮影などで、精度の高いピント合わせが可能になります。
フィルター22種類のフィルター効果から“好み”の作風で撮影が楽しめる
撮影時に、好みの色調に合わせた表現が楽しめるフィルターを搭載。選べる効果は全22種類。光に包まれた柔らかく懐かしい雰囲気をかもし出す「オールドデイズ」や荒い粒子でハイコントラストなモノクロ写真ならではの力強さを表現した「ラフモノクローム」、そして、淡い色調で空想の世界のような雰囲気に仕上げる「ファンタジー」などを搭載。モニターで効果を確認しながら、効果の強さや色合いなどを調整し、自分らしい写真表現が演出できます。
フィルター効果
画像に効果(フィルター)を加えて撮影できるモードです。フィルターごとに効果を調整することができ、同じ画像効果を適用することができます。また、タッチパネル操作でフィルターを選択、画像効果も調整可能※1。絞りやシャッタースピードに加えて、一層アーティスティックな画づくりが可能です。
※1 初期設定ではタッチタブが表示されません。タッチ設定でタッチタブをONに設定してください。
フィルターなし同時記録
絞り・シャッタースピードをしっかりあわせて撮る大切な一瞬、フィルターがより効果的かは撮ってみないとわからないことも多々あります。
そんなときには、フィルター設定した画と、していない画と、2枚を同時に記録。撮ったあとから見比べて、よりよい方を残すこともできます。
オーバーレイ撮影同一アングルの商品撮影などに便利
商品撮影などでは、同じアングルで色違いや別バリエーションの商品撮影する機会も多いですが、その際に便利なのがオーバーレイ機能です。先に撮影した画像を透過画像として表示し、現在表示している被写体と画像と重ねることで撮影時のガイドに。別途PCテザーソフトを使用することなく、カメラ本体でオーバーレイ撮影が可能です。S5では、被写体のピント確認を容易にできるよう、シャッター半押し時に、透過画像を消すことができるようになりました。

その他の特長
注意事項
- 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
- 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。