子どもの防犯対策できてる?留守番対策や防犯ブザーの使い方

監修:瀬尾 さちこ
ライター:UP LIFE編集部
2021年4月28日 子育て

新しい環境のなかで忙しいあまり、子どもの防犯対策がおろそかになっていませんか?子どもへの犯罪を防止するためには、親や保護者の働きかけがとても重要です。この記事では近年増えてきている犯罪傾向や対策方法をお話ししつつ、防犯ブザーの使い方や選び方もあわせてご紹介します。

子どもへの犯罪傾向に変化!犯人の巧妙な手口

イラスト:悪意を持った大人が、子どもに話しかけている

近年の犯罪傾向は、子どもの留守番を狙った訪問販売や、SNS経由のサイバー犯罪が増えてきています。犯人たちは用意周到で、事前に情報を調べています。子どもの名前や家族構成、子どもが一人になる時間帯…。犯人は声をかける時に子どもの名前や家族の話を出し、警戒心を解かせるのです。

「知らない人に付いて行ってはダメ」では通用しない!?

また犯人が何度も子どもと接触して仲良くなってから犯行に及ぶことが多いです。「知らない人に付いて行ってはダメ」とよく言いますが、子どもにとっては「知らない人」ではないことが多いのです。言葉だけで注意するのではなく、親や保護者がきちんと働きかけることが大切なのです。

親が事前にできる防犯対策は子どもとの会話から

イラスト:親子3人で話し合う様子

子どもと一日の出来事を共有する習慣をつくる

知らない大人との接触を避けるために、事前に子どもとルールを決めてやりとりすること。
一日の出来事を親子で会話することで、子どもがいま誰と交流しているのかを把握し、大人だった場合は親が挨拶に行きましょう。犯罪者にとって怖いのは他人の「目」。親に認知されたら犯罪者は「顔を見られた」と犯行を諦めることが多いです。忙しくて子どもと会話する時間がとれないという方も、少しでいいので共有する習慣を家族で作りましょう。会話が難しければ交換ノートなどもおすすめです。

犯罪に巻き込まれそうになった場合の対処法

イラスト:不審者に追いかけられた子どもが、子ども110番の家に逃げ込む様子,危険を感じたときは大声を出して逃げる

危険を感じたときは大声を上げて助けを求めること、逃げることが最も重要です。声をかけられて少しでも怖いと感じたらすぐに「子ども110番の家」に逃げ込むように教えましょう。

「子ども110番の家」がどこにあるか親子で確認する

子ども110番は、警察が通学路の家や商店街に依頼し設置しているもので、子どもを保護し犯人を通報する役目があります。親子で子どもと一緒に通学路を歩き、110番の家がどこにあるか事前に一度チェックしておきましょう。

大人が危険な現場に遭遇したら、まずは人を集めること

犯人の特徴を覚え、他の人を呼ぶ,イラスト:子どもの連れ去りを目撃した女性が「通報します!」と声を出し、携帯電話で通報する様子。犯人の特徴や背格好、車のナンバーなどを伝える。

まず大声を上げて人を集めましょう。大人一人で解決しようとすると、犯人が逆上して目撃側まで傷つく危険があります。人を集めて「通報します!」と言うと、たいていの場合犯人は逃げ出します。逃げ出したときも無理に追おうとせず、犯人の特徴を記憶する、車のナンバーを撮影するなどしましょう。

子どもが留守番するときの防犯対策

インターフォンが鳴っても出ない,イラスト:インターフォン越しに配達員に成りすました不審者がいるが、子どもは応答しない様子。

子どもが一人のときは、だれが来てもインターホンに出ない、対応しない約束を。どうしてもママやパパが受け取れない場合だけ、親が「時間」と「荷物名」を事前に共有し、それ以外は受け取らせないようにしましょう。玄関に防犯ブザーを置いて、万が一何かあった時はすぐに鳴らせるようにしておくと良いですね。

またインターホンへの着信を転送することも有効です。パナソニックの「外でもドアホン」は親や保護者が外出先からスマホで来訪者対応が可能です。

人気のない場所には行かせないよう注意!子どもが外出するときの防犯対策

人気のない場所には近づかない,イラスト:駐車場や路地裏

子ども一人で遊ばないこと、事前にママとパパに行先を伝えることを教えましょう。また路地裏や駐車場など、人気のない場所には行かせないようにしましょう。犯人は塾の帰りなど、暗くて人通りが少ない時間を狙ってきます。「送ってあげようか?」など声をかける事例もあるため、親や保護者が迎えに行きましょう。

防犯ブザーは、人目に付く場所につける

またランドセルや手提げカバンなど、人目に付く場所に子どもの名前を書かないようにしましょう。逆に、犯人を警戒させるため人目に付く場所に防犯ブザーを付けさせておくと良いでしょう。

いつ鳴らす?どこに付ける?防犯ブザーの効果と使い方

遊びに行くときも防犯ブザーを,首から下げるタイプがおすすめ!,イラスト:子どもが防犯ブザーを首から下げている様子

犯罪者は「人の目」を嫌うため、周囲の人に危険を知らせる防犯ブザーはとても効果があります。防犯ブザーの設置場所はすぐに手が届いて鳴らしやすい場所が良いでしょう。おすすめは首から下げられるタイプですね。防犯ブザーは少しでも「嫌だ」だと感じたら、ためらわずすぐに鳴らすよう教えましょう。また登下校時だけでなく、子どもが遊びに行くときも必ず持たせましょう。

親子で楽しく選ぼう!防犯ブザー選びに重要なこと

防犯ブザーは子どもが選ぼう,イラスト:親子でブザーを買いに行き、子どもが選ぶ様子

基本的には子どもが欲しいと思った防犯ブザーを選びましょう。性能も大切ですが、子どもが自分の意志で持たなければ意味がありません。最近はパステルカラーなどアクセサリー感覚で身に付けられるオシャレなデザインやキャラクターものも増えています。紐を引っ張るだけの扱いやすい形式が良いでしょう。

防犯ブザーは親や保護者の身を守るためにも

また、防犯ブザーが必要なのは子どもだけではありません。親や保護者の身を守るグッズとしても非常に効果的です。子どもとお揃いのデザインにしたり、兄弟や姉妹でペアのものにしたり。防犯ブザーは子どもがワクワクするやり方で選ぶと良いでしょう。

音が鳴らない!?防犯ブザーは月に1回はメンテナンスを

月に1回は防犯ブザーを鳴らそう,イラスト:ブザーを鳴らしてる様子

防犯ブザーは定期的に音を鳴らして効果を確かめましょう。月に1回、最低でも3ヵ月に1回は行ってください。そんなに鳴らすの?と思うかもしれませんが、防犯ブザーは雑に扱われることが多く、壊れやすい製品です。ランドセルの落下の衝撃で本体が故障したり、使用しないうちに電力を消費して電池切れになったりすることが多いです。

防犯ブザーをチェックするポイント

家で鳴らすことには抵抗があるかもしれませんが、うるさくても鳴らしたほうが良いです。音がしっかり鳴るかどうか、電池の状態は問題ないかをチェックしましょう。使用しないと電池は消耗しないと思いがちですが、待機電力として少しずつ減っていきます。長期間使用しないことで液もれが発生していることもあるので注意しましょう。

防犯ブザーにおすすめの電池

防犯ブザーはボタン電池式、乾電池式など様々なタイプがあります。防犯ブザーの電池はお子さまのまさかという時のためにも、品質や長もちにこだわったものを選びたいですね。例えばパナソニックの電池では、機器の故障にもつながる液もれを抑制するボタン電池や、長もち乾電池エボルタNEOなど、タイプ別にラインナップを取り揃えています。

監修:瀬尾さちこさん

監修:瀬尾 さちこ

防犯住宅診断士、防災士、整理収納コンサルタント、住宅建築コーディネーター
防犯から整理収納、防災にいたるまで、安全に、安心して快適に暮らせる環境づくりなどに関するコンサルティング業務を行う。
ラジオパーソナリティとして、「住まいづくり*1」や「防災*2」をテーマとした番組を担当。

*1 岐阜県多治見市のコミュニティエフエム(FMPiPi)
*2 愛知県東海市のコミュニティエフエム(メディアスエフエム)
 

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記事の内容や商品の情報は掲載当時のものです。

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