「共働き」夫婦は家事に「共疲れ」している?
ライター:UP LIFE編集部
2019年11月11日
家事・くらし
「余裕」と「ゆとり」が欲しい!効率化を図りたいのは。
30~40代夫婦に、仕事と家庭のバランスをたずねた「ライフスタイル調査」。「時間が足りない」共働き世帯が、日々の仕事や家事に追われている姿が浮き彫りになりました。
共働き夫婦の「共疲れ」~時間的、精神的な「ゆとり」を求めている~
仕事に家事にと、毎日はめまぐるしく過ぎていきます。やらなければならないこと、やりたいことが多い中、夫婦間でトラブルが起こったことはあるのでしょうか。
Q:あなたご自身とパートナーが、日々の生活でお互い疲れていてトラブルになったことはありますか?
子供がいる・いないにかかわらず、66.2%が「トラブルになったことがある」と答えています。
Q:あなたのご家庭には日々の生活の中で「もっと時間的な余裕・ゆとり」が欲しいと思いますか?
・共働き夫(子あり・なし)92.7%
・共働き妻(子あり・なし)90.6%
Q:あなたのご家庭には日々の生活の中で「もっと精神的な余裕・ゆとり」が欲しいと思いますか?
・共働き夫(子あり・なし)93.2%
・共働き妻(子あり・なし)90.9%
時間的にも精神的にも、どちらの余裕も欲しいと考えている夫婦が9割以上いることがわかりました。疲労が蓄積することで、精神的な余裕がなくなっている夫婦の様子がうかがえます。
もっと減らしたいと思うのは「家事」
時間的にも精神的にも余裕やゆとりを得るには、どのようなことから負担を減らしていくのが理想的なのでしょうか。
Q:普段の生活の中で「もっと減らしたいと思う時間」をお知らせください。
1位 片付けをする時間
2位 掃除をする時間
3位 洗濯をする時間
共働き夫婦(子あり・なし)が減らしたいと思う時間に、「家事」が上位を独占しました。たとえ一日さぼって楽をしたとしても、翌日には倍の量になってしまい、結局大変な思いをすることになります。見直しを図って効率化したいと考える夫婦は多いといえます。
今は「仕事」以上に「家事」の効率化が悩み
では、仕事も家事もこなす共働き妻(子あり・なし)は、効率化についてはどのように考えているのでしょうか。
Q:普段の生活の中で「今以上にもっと仕事を効率化したい」と思いますか?また「今以上にもっと家事を効率化したい」と思いますか?
「仕事をもっと効率化したい」61.1%、「家事をもっと効率化したい」76.3%と、家事の効率化を図りたい妻の割合が高いことがわかりました。
[まとめ]仕事に疲れ、家事にも疲れる毎日
夕方まで働いて、帰ったら家事が待っている共働き夫婦の生活。調査によると、9割以上の共働き夫婦が、時間に「ゆとり」がないため、精神的にも「ゆとり」が不足していると回答しました。さらに、7割以上の共働き妻が「仕事よりも、家事をなんとかしたい」と回答。家事を効率化させることで、時間と心に「ゆとり」を生み出したいと考えていました。
【30・40代夫婦のライフスタイル調査】
●対象者:関東(1都6県)・関西(2府4県)・愛知県・福岡県・北海道・宮城県・広島県に在住の30〜49歳既婚男女 計2,742人
●調査期間:2017年4月21日~25日
●調査手法:インターネット調査
2019年11月11日 家事・くらし
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