抽出のチャンピオン畠山大輝さん の視点から見た「The Roast Expert」の魅力とは

「Bespoke Coffee Roasters」の畠山大輝さんはJBrC(ジャパンブリュワーズカップ2019)とJHDC(ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ2019)において、コーヒーの競技会で史上初の2冠を達成されました。
現在はECサイトでの焙煎豆を販売されたり、YouTubeでもご活躍されたりと焙煎士、バリスタ、ユーチューバーと様々な顔を持つ畠山さんですが、今回は、抽出のチャンピオンの立場から「The Roast」の魅力についてお話しをうかがいました。

プロが感じる「The Roast Expert」の魅力プロが感じる「The Roast Expert」の魅力

抽出のチャンピオンの視点から見た「The Roast」の魅力とは

JBrCは自分で焙煎した豆で競技を行い、JHDCは大会当日に事務局から用意された豆で競技を行います。
どちらもどのように焙煎するのか、またされたのかを理解できるスキルが必要です。
特にJHDCは、自分が基準とする焙煎とは異なる豆が用意される場合もあります。"最高の一杯"へのいつもメソッドが通用しないのです。既に焙煎された豆からどのようにアプローチしていくのかを考えなければなりません。

その時に普段から自分基準ではない焙煎を意図的に作って、その条件を知っておかなければ対応ができません。
「The Roast」があれば、少量で何度も焙煎ができるので、わざと基準を外した焙煎もでき、何がどう外れたのかの条件も確認できるので、それをしっかり理解しておけば、どんな焙煎の豆が用意されようとも焦らず“ソツなく”対応ができるようになります。もちろん、カッピングで微妙な味の違いがわかるまで修行しておくことは大前提になります。

競技会で勝つためには焙煎をより理解できるほうが有利。教材作りに「The Roast」を活用すれば抽出にも集中できる。

競技会で評価されるには、スコアシートという誰かが決めたおいしいに適合しないといけないんです。スコアシートに対応できるということは、お客様のおいしいというスコアシートに合ったコーヒーを作ることができるということですよね。

僕が二つの大会で優勝できたのは、抽出だけでなく焙煎まで理解できていたことが大きかったと思います。
焙煎がわかっているとバリスタの業務がさらに進化できます。もうちょっとこうしてもらったら、こう抽出できるというふうに焙煎士とのディカッションもより深まります。「The Roast」はバリスタの勉強ツールとしてもすべてのバリスタが持っておくべきだと思いますね。

高価な豆のロスは極力なくしたい。そんな時は少量焙煎もアドバンテージに。

他にも実際に僕が使っているのは、価格の高い豆を焙煎するときです。ポテンシャルでいうと本窯の方が良いのかもしれないのですが、ピンポイントで失敗なく焼けたほうが安全性が高くロスが少ないです。高い豆を大量に焙煎する時には、どうしても怖くなってしまって余計に失敗する確率がたかくなりますし・・・。
そして、バリスタはロースターと組まないとイベントができないのですが「The Roast」を持っていると自分で企画して実現することができます。憧れの高い豆を用いての特別な体験は、お客様にも喜んでいただけますし、バリスタのビジネスの可能性も広がると考えます。

コーヒー業界に自分のやり方で何かを残したい。

コロナ禍は自分の人生について考えるきっかけになりました。僕は何も残していないと気づいたときに「何かを残したい」と強く感じました。そこでYouTube にチャレンジしたんですよ。チャンピオンはなぜか崇高なものになっていて、YouTubeをやることに疑問を持つ方もいらっしゃいますが、僕は自分のやり方でコーヒー業界に足跡を残していきたいですね。世界大会に向けても、足跡がしっかり残せるように、やるべきことを着実に愚直にやっていくしかないと思っています。