デジタル一眼カメラ DC-GH7撮影現場の自由度が上がる機動力・表現力

撮影現場の自由度が上がる機動力・表現力 撮影現場の自由度が上がる機動力・表現力

※この写真はLUMIX S5IIXで撮影された映像からの切り出しです。画像は効果を説明するためのイメージです。 ©studio35mm

手持ち撮影をサポートする
進化した手ブレ補正システム

5軸7.5段※1ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)

カメラ内部に搭載されたボディ内手ブレ補正機構(B.I.S.)は、「超高精度ジャイロセンサー」の信号に加えて、「撮像センサー」「加速度センサー」から得られる情報をもとに、超高精度ジャイロセンサーを活かし切るアルゴリズムを開発し搭載。その結果、強力なシャッター速度7.5段分※1の手ブレ補正性能を実現しました。これにより、撮影が難しかった暗がり、長秒露光などでの撮影をより一層サポート。機動力溢れる撮影が可能となり、表現の幅がさらに広がります。動画撮影においても、最新の動画用手ブレ補正アルゴリズムを搭載し、映像撮影時に自然で違和感のない手ブレ補正を行います。

5軸7.5段※2 Dual I.S. 2

超高精度ジャイロセンサーで検出した手ブレ情報をもとに、5軸のボディ内手ブレ補正(B.I.S.)と、2軸のレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動して制御。B.I.S.のみでは補正効果が弱まる中望遠~望遠域でもシャッター速度7.5段分※2の補正効果を実現し、ブレの少ない高品位な画像・映像を求める撮影者を強力にサポート。さまざまなシーンで撮影中の手ブレを心配せずにアグレッシブな撮影ができます。

※1 CIPA 規格準拠。Yaw/Pitch 方向:焦点距離 f=60mm(35mm判換算 f=120mm)、H-ES12060 使用時。
※2 CIPA 規格準拠。Yaw/Pitch 方向:焦点距離 f=140mm(35mm判換算 f=280mm)、H-FSA14140 使用時。

アクティブ I.S.

アクティブ I.S.

従来からの動画手ブレ補正システムに加え、動画撮影時での手持ち撮影を強力にサポートする「アクティブ I.S.」を搭載。カメラのブレ補正の状態を適切に判断し、ブレ補正ユニットの能力を最大限発揮させることで、従来よりも大きな手ブレ※3を補正することが可能となりました。従来ではブレ補正しきれなかったダイナミックな撮影を、より強力にサポートします。

※3 従来機種DC-GH6比 焦点距離12mm(35mm判換算)において、最大で約200%の大きなブレまで補正可能(交換レンズH-ES12060使用時)。

ジンバル撮影のように歩き撮りができる
進化した電子手ブレ補正(E.I.S.)

動画周辺歪み補正を搭載し、広角レンズ使用時における周辺歪みを低減します。動画撮影に有効な「アクティブ I.S.」と組み合わせることで、ジンバル撮影のような、大きなブレに対する歩き撮りのブレと周辺歪みを抑えた撮影が可能です※1。補正モードも「標準」に加え「強」を追加し、より大きなブレにも対応します。

標準:焦点距離が約1.10倍
強:焦点距離が約1.25倍

動画周辺歪み補正

1コマずつリアルタイムに画像周辺の歪み※2を補正します。これにより、歩き撮り撮影などで発生しやすい大きなブレ補正時も、周辺の歪みの少ない動画撮影が可能となります。

※1 フレームレート/記録画像サイズなど撮影条件により機能しない場合があります。
※2 主に広角レンズで撮影した映像において、カメラのブレ(とブレ補正)に伴う画面周辺の不自然な歪みを低減する技術。フレームレート/記録画像サイズなど撮影条件により機能しない場合があります。

カメラでカスタムしてオリジナルの色表現を実現

フォトスタイル

L.クラシックネオ

[L.クラシックネオ]

©Koji Ueda ※この写真はLUMIX GH7で撮影されたものです。

撮影前に、好みの⾊味や画質(コントラスト・彩度など)に調整ができるフォトスタイルを搭載。[L.クラシックネオ]、[L.モノクロームS]、[フラット]、などを⽤意しています。[モノクローム]や[L.モノクローム]、[L.モノクロームD]、 [L.モノクロームS]、「LEICAモノクローム」を選択時、⻩⾊・オレンジ・⾚・緑のフィルター効果を加えることも可能。特定の⾊をモノトーンで強調し、印象深い写真を撮影することができます。

シネライクD2/V2

映像を即時活用したいときやV-Log撮影を必要としない撮影でも、映画のように暖かなスキントーン、印象的な陰影の表現が可能な[シネライク]ガンマをフォトスタイルに搭載。ダイナミックレンジを優先した[シネライクD2]、コントラストを重視した[シネライクV2]を選択することにより、カラーグレーディングを行わなくても、VARICAMシリーズの絵作り思想を反映したルックを容易に再現できるので、独自の感性を活かした映像作品を必要最小限の編集で制作できます。

Rec.709と相関性の高いガンマカーブ効果「709ライク」

映像制作において使用される頻度の高い「Rec.709」と相関性の高いガンマカーブ効果が得られる「709ライク」を本機にも搭載。sRGBによく似た色域で、テレビ放送やWEB配信でもモニターの色域に左右されることなく動画撮影を行えるので、よりスムーズな映像制作ができます。また、ニーの調節も可能になるので、白飛びを抑えた映像撮影が行えます。

LUMIX独自のモノクローム表現

従来のモノクロームやL.モノクローム、L.モノクロームD、L.モノクロームSに加えLEICAのモノクロームを踏襲した、深い黒と白のコントラストが特長の「LEICAモノクローム」を搭載。LUMIXならではの豊富なモノクローム表現を楽しめます。

●LEICAモノクローム

ライカがその長い歴史の中で積み上げてきた絵作り思想をL² Technology協業の中で学び取り入れ再現した「LEICAモノクローム」は、ハイライトが明るく、より硬調でダイナミックな印象のモノクロ表現で、深い黒と白のコントラストが特徴

LEICAモノクローム

©Koji Ueda ※この写真はLUMIX GH7で撮影されたものです。

●L.モノクロームD

ハイライトとシャドウを強調したダイナミックな印象のモノクロ設定

L.モノクロームD

©Koji Ueda ※この写真はLUMIX GH7で撮影されたものです。

フォトスタイル モノクロ表現イメージ フォトスタイル モノクロ表現イメージ

色設定の自由度とワークフローの効率化
リアルタイムLUT

LUMIX独自のフォトスタイルに加え、カメラ本体でLUT(ルックアップテーブル)を適用して、自分好みの色表現を撮影データに反映できる「リアルタイムLUT」を搭載しました。これにより色設定の自由度が上がり、撮影後に色味の補正を行わなくても撮影データのまま編集へ移行できるので、ワークフローの効率化も図れます。適用するLUTは「.CUBE」と「.VLT」に対応します。

リアルタイムLUT

※画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。

LUMIX GH7 リアルタイムLUTの進化ポイント

① LUT設定画面進化
 LUTライブラリに登録したLUTの色味を、モニターで確認しながら設定が可能。

② 濃度調整、粒状/カラーノイズ効果の追加
 LUTの濃度調整や粒状効果が追加できる機能を搭載。

③ LUT重ね合わせ
2つのLUTの重ね合わせが可能になりました。
※マイフォトスタイルのみ対応

④ フォトスタイル自動判別機能
フォトスタイルをベースに作成したLUTの自動判別が可能になり、カメラが自動でベースのフォトスタイルを設定します。
※拡張子「.CUBE」ファイルのみ対応

⑤ 最大39個のLUTをカメラ本体に保存
LUTの保存数を従来の10個から39個に拡大。

LUMIX Color Lab

クリエイターとLUMIXがコラボして色表現を探求するプロジェクト。オリジナルLUT/プリセットの無償DLサービスやクリエイターのレビュー記事を掲載。

 VARICAM LUTライブラリを使用可能

リアルタイムLUTでVARICAM LUTライブラリを使う場合、NLEソフトでポストプロダクションを行わず直接テレビ等で再生する場合は「.VLT」を、NLEソフトで編集、レンダリングまたは、写真に使用する場合は「E-E.CUBE」をご使用ください。

進化した静止画撮影性能

手持ち撮影が可能な約1億画素ハイレゾモード

自然の細かさを残したい風景写真や、芸術作品が持つ緻密な造形美を残したいブツ撮りで効果を発揮する「ハイレゾモード」を搭載。イメージセンサーをシフトさせながら連続で自動撮影を行い、カメラ内で自動合成処理を行うことにより、被写体の精細感や臨場感を最大限に記録し、最大約1億画素の超高解像な写真を生成。さらに、手振れ自体の画像ずれを利用することにより手持ち撮影に対応しました。これにより、重たい三脚を持って行けない登山や、三脚撮影が禁止されている場所等で自由度の高いハイレゾ撮影が可能です。

ハイレゾモードイメージ

©Koji Ueda ※この写真はLUMIX GH7で撮影されたものです。

狙った瞬間をとらえる
フル画素の高速連写 約60コマ/秒AF追従超高速連写

約25.2M フル画素での秒間約60コマの高速連写を実現。SHモードによる電子シャッターでRAWとJPEGを記録し、動く被写体に追従(AFC)しながら鮮明にとらえる高画質な連写撮影が可能です。メカシャッターでは、約10コマ/秒のAFC高速連写も可能です。

※連写撮影速度は、使用レンズ、絞り、シャッター速度などの諸条件によって、低下することがあります。

超高速電子シャッター連写機能(フル画素 約25.2MP画素)

超高速 約60コマ/秒 AF追従連写(電子シャッター)

超高速 約60コマ/秒 AF追従連写(電子シャッター)

超高速 約75コマ/秒 AF固定連写(電子シャッター)

超高速 約75コマ/秒 AF固定連写(電子シャッター)

高速メカシャッター連写機能(フル画素 約25.2MP画素)

高速 約10コマ/秒 AF追従連写(メカシャッター)

高速 約10コマ/秒 AF追従連写(メカシャッター)

高速 約14コマ/秒 AF追従連写(メカシャッター)

高速 約14コマ/秒 AF固定連写(メカシャッター)

カメラを構えた瞬間から記録を開始し
決定的瞬間を確実に残せるプリ連写

連写撮影前から連写記録を行うことができる「SHプリ連写」を搭載。高速連写(SH75 PRE / SH60 PRE / SH20 PRE)に設定時、連写撮影を始める際に行われるシャッターボタン半押しの動作から、連写記録を事前に開始。シャッターボタン全押し(連写撮影開始)までの間をさかのぼって記録することができます。プリ記録時間は0.5秒/1.0秒/1.5秒から選択可能で、1.5秒設定でAFS/MF設定時は約113コマ、AFC設定時は約90コマのプリ連写撮影ができます。
素早く動く被写体の貴重な一瞬を人の反応遅延やレリーズタイムラグなどで逃してしまっても、その瞬間をカメラが自動的に連写記録を行うため、従来に比べて決定的瞬間を撮り逃しません。

その他の特長

映像表現を支える基本性能を刷新

撮影現場の自由度が上がる 機動力・表現力

現場を支える撮影アシスト機能

人間工学に配慮した操作性

プロフェッショナルの現場に 応える信頼性/拡張性

注意事項
  • 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
  • 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。