デジタル一眼カメラ DC-GH7人間工学に配慮した操作性

操作性 操作性

※この写真はLUMIX S5IIXで撮影された映像からの切り出しです。画像は効果を説明するためのイメージです。 ©studio35mm

視認性向上と省電力化を両立し、
屋外撮影・長時間撮影を強力サポート

大型3.0型 高精細約184万ドット チルトフリーアングル機構

大型3.0型 高精細約184万ドット チルトフリーアングル機構

背面モニターは、高輝度で屋外での視認性や色再現性にも優れ、明るい撮影現場でも確認しやすく、長時間使い続けられる約184万ドットの3.0型タッチパネル液晶モニターを採用。270°のフリーアングル構造とチルト構造を組み合わせた独自の可動方式であるチルトフリーアングル構造を採用。リグなど周辺機材を用いたセットアップでHDMIケーブル・USBケーブルに干渉せず、チルトしながら自在にフリーアングル撮影を行うことができます。
モニター下部にチルトロック機構を設けないことで、カメラの底面が三脚座などに干渉している状況でも、気軽にモニターをチルトさせることが可能です。

優れた解像性能と高倍率を誇り、
光学ファインダーに迫る視認性を実現

高精細 約368万ドット OLEDファインダー

高精細 約368万ドット OLEDファインダー

応答速度が速く、きめ細やかで見やすい有機EL(OLED)ディスプレイを採用した、約368万ドットの解像性能を持つライブビューファインダーを搭載。倍率も約1.6倍 (35mm判換算倍率:約0.8倍)に向上し、動きの速い被写体をしっかり捉えるだけでなく、有機ELの持つ約10000:1以上の高コントラスト性能により、被写体の細部に至るまで階調豊かに映し出します。さらに、ファインダーの明るさや色合いを細かく調整することで、被写体をより忠実に再現。また、フィット感と安定感に優れた大型のアイカップにより、ファインダー越しの撮影を強力にサポートします。

スムーズなオペレーションを強力サポート

LVF/LCD同時表示(インタビューモード)搭載

インタビューなどの対面撮影において、撮影者はファインダー上で確認しながら撮影すると同時に、被撮影者も反転した背面モニターで撮影状況を確認することができます。

撮影に最適なボタン配置

3連ボタン(WB/ISO/露出補正)

3連ボタン(WB/ISO/露出補正)

シャッターボタン、WBボタン、ISOボタン、露出補正ボタンなどのトップオペレーションにおいて、撮影者の意図に確実に反応するために最適なボタン配置を行いました。また、ボタンを「押している間」と従来の「押した後」のどちらからでも設定変更が可能。お好みに合わせた操作性を実現できます。

親指の操作だけで、
直感的にフォーカスエリアの選択が可能

ジョイスティック

ジョイスティック

縦・横・斜めの8方向操作に対応。親指でジョイスティックを倒した方向にフォーカスエリアを移動することが可能となり、スピーディなAF操作ができます。さらに、顔・瞳認識AF時にジョイスティックを左右に倒すことで、右目・左目を直感的に切り替えることが可能です。同様に、人物認識AF時にジョイスティックを左右に倒して、フォーカス対象の人物を直感的に切り替えることも可能です。AF時にシャッターボタンから人差し指を離さずに、親指でフォーカス位置を自由に変えられるので、被写体に集中したまま、よりスピーディな撮影ができます。

撮影をアシストする操作性

サブ動画記録ボタン

サブ動画記録ボタン

録画の開始/終了操作がカメラ前面で可能。ケージなどでカメラ上面のボタンに指が届きにくいときや、スタビライザーを右手で支えているときも、左手を使い、無理のない姿勢でボタンにアクセスできます。

用途に合わせた記録ができる、CFexpress Type Bカードと
SDカードの2基のカードスロットを搭載

CFexpress Type Bカードと<br>SDカードの2基のカードスロットを搭載

CFexpress Type Bカード対応により、Apple ProRes 422 HQやApple ProRes RAW HQ、Cinema4K 60p ALL-I(MOV)などの800Mbps以上の高ビットレートの内部記録が可能になります。SDカードは、600Mbps以下のビットレートの内部記録(MOVのみ)に対応します。また600Mbps以下のビットレートでは、CFexpress Type BカードとSDカードの2枚のカードを使用した[リレー記録][バックアップ記録][振り分け記録]など撮影に適した設定が可能です。

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順次(リレー)記録

1つ目のスロットのカード容量がいっぱいになった際、自動的に2つ目のスロットのカードに記録をスイッチする記録方式。長時間の撮影で、カード1枚の容量を超えても入れ替える手間が省けるため、より撮影に集中できます。

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バックアップ(サイマル)記録

1つ目のカードに記録しながら、2つ目のカードにもバックアップ用として同じ画像・映像を記録しておく記録方式。この方式を使えば、誤ってデータを消去してしまった時や突然のメディアクラッシュ時などの際でも、バックアップデータがあるので安心です。

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振り分け記録

撮影するデータの記録を、2枚のカードに振り分けることができる記録⽅式。撮影⽤途に合わせてカードごとに整理したり、データ残量を⾒越して記録を振り分けたりなど、さまざまなシチュエーションで活躍します。

外付けSSDへの動画記録に対応

外付けSSD装着イメージ

動画記録においては、高品質・低圧縮のApple ProRes 422 HQ(最大1.9Gbps)、Apple ProRes RAW HQ (最大4.2Gbps)や4:2:2 10bit All-Intra(最大800Mbps)の高ビットレートでファイルサイズの大きい動画データを、最大2TBの外付けSSDへカメラからダイレクトに記録することができます。また、記録した写真や動画は、USBケーブル経由で、外付けSSDからパソコンへデータ転送することができるので、撮影後のバックアップやポストプロダクションの効率化を図ることも可能です。

※本機はSuperSpeed USB 10Gbps(USB 3.2 Gen 2)に対応しています。当社にて動作確認済みの外付けSSDのご使用をお勧めします。すべての製品の動作を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。データ容量が2TBを超える外付けSSDへの記録には対応しません。
※動画記録フレームレートを、61fps以上のハイフレームレート/バリアブルフレームレートに設定時は、別売のDCカプラー(DMW-DCC18)をご使用ください。
※外付けSSD記録時にSDカードやCFexpress Type Bカードとの同時記録はできません。
※別売のバッテリーDMW-BLF19使用時は、外付けSSDは使用できません。
※[USB-SSD]を[ON]に設定したときは、以下の機能は使用できません。
– カードへの記録、カードに記録された写真・動画の再生
– [画像コピー]
– [ダブルスロット機能]
– [Bluetooth]の[自動画像転送]
– [USB]
– [バージョン表示]の[ファームウェアアップデート]

外付けSSDの取り外し

外付けSSDの取り外し

  1.  [USB-SSD]を[OFF]にする
  2.  画面のUSB-SSDのアイコンがカードのアイコンに変わったことを確認し、USB接続ケーブルをカメラから抜く

※外付けSSDの取り外し時は、必ず上記の手順をお守りください。手順どおりに行わないと、外付けSSDや撮影データが壊れたりするおそれがあります。

大容量バッテリー+USB給電 / 充電
(USB Power Delivery対応)

大容量バッテリー+USB給電 / 充電<br>(USB Power Delivery対応)

大容量バッテリーを採用。また、USB給電・充電に対応。USB接続ケーブルを使って、本機をACアダプターやパソコンにつなぐと、バッテリーの消費を抑えて電源コンセントやパソコンから電力を供給(給電)しながら、撮影/再生が可能です。カメラ本体が、電力の供給量が大きいUSB Power Delivery規格に準拠しており、バッテリーの消費を抑制しながら撮影を続けることが可能なので、バッテリー残量が気になる屋外での長時間撮影を強力にサポートします。また、電源をオフにすればそのままバッテリーが充電されるので、バッテリーチャージャーを携帯していないときでもバッテリーをカメラ内部で充電できます。

  • 本機にバッテリーを入れてください。
  • USB給電中、撮影中など使用状況によって、バッテリーを消耗する場合があります。バッテリー残量がなくなると電源が切れます。

汎用性・耐久性ともに優れた
HDMI Type A端子を採用

HDMI Type A端子を採用

カメラ本体に、HDMI Type A端子を搭載。Type Dに比べ、汎用性・耐久性ともに優れたType A端子を採用しました。

複数台撮影の現場でタイムコード同期が取れる
TC IN/OUT

業務用ハイエンドカムコーダーやシネマ用カメラで標準搭載される、BNC端子によるTC IN/OUT機能拡張に対応。同梱のBNC変換ケーブルをフラッシュシンクロ端子に接続することで、マスターカメラが出力するタイムコードと同期する「TC IN」機能や、本機自身がマスターカメラとなる「TC OUT」機能を搭載しています。TC IN時には、機器と接続するだけでタイムコード同期を取得することが可能となり、複数台のカメラ撮影現場において、ノンリニア編集での細かな映像タイミングやリップシンクの調整を快適に行うことができます。

BNC変換ケーブル(TC IN/OUT専用)を同梱

外部機器とのタイムコード同期のために、BNC変換ケーブル(TC IN/OUT専用)を同梱しました。フラッシュシンクロ端子にBNC変換ケーブルを接続し、市販のBNCケーブルを使用して、タイムコード入力/出力に対応した外部機器に接続することで、タイムコードの初期値を同期することが可能に。複数台のカメラでの同期撮影が可能になります。

■タイムコード出力

本機のタイムコードに外部機器を同期させます。タイムコードの出力基準は、複数のカメラを併用する際に便利な[撮影基準]、HDMI信号上のタイムコードに対応していない外部レコーダー記録時に映像の遅延を解消・同期させる[HDMI基準]を選択可能です。

■タイムコード入力

外部機器から受け取ったタイムコードを、本機のタイムコードの初期値として同期させます。BNC変換ケーブルを取り外しても、スレーブ状態を維持し、タイムコードがカウントアップしますので、スタンドアローンで機動的な撮影が可能です。
さらに、複数機・業務用ビデオカメラを用いた場合には、タイムコード同期時に複数台のカメラ間で映像の撮像タイミングを合わせるため、映像編集などにおけるカメラスイッチングで映像の切り換わりがスムーズです。

※スレーブ状態を解除する条件等については取扱説明書をご確認ください。

外部音声機器からのライン入力や音声を
モニタリングしながら動画記録にも対応

本体側面に搭載されているマイク端子は、従来のマイク入力に加え、ライン出力可能な外部音声機器からのライン入力に対応。別売品のステレオガンマイクロホン(DMW-MS2)やステレオマイクロホン(VW-VMS10)だけでなく、ライン出力できる外部音声機器にも対応しています。また、ヘッドホン端子を装備しているので、動画記録時の音をヘッドホンでモニタリングしながら、記録される音声の確認ができます。

世界初※1高音質な32bitフロート録音が可能

XLRマイクロホンアダプター
DMW-XLR2(別売)

別売のXLRマイクロホンアダプターDMW-XLR2を使用すれば、細かな録音レベル調整が不要ながら高品質な音声収録ができる32bitフロート録音に対応します。IN PUT1とIN PUT2に、XLRケーブル経由でマイクを装着することができ、高品位なステレオ音質で動画の音声を収録することが可能です。また、オーディオレベルダイヤルに加え、ゲイン・ローカット・リミッタ制御(LMT)のスイッチも備えているので、使用環境に合わせた設定調整を簡単に行うことができます。32bitフロート録音だけでなく、ハイレゾ音声(96kHz/24bit)収録※2による4K動画記録にも対応。LINE/MIC/+48Vの入力切替を備えており、ファンタム電源が必要なマイクロホンの使用も可能です。マイクホルダーも装備しており、より自由度の高いセットアップを実現します。

※1 レンズ交換式デジタルカメラとして。別売XLRマイクロホンアダプターDMW-XLR2装着時。2024年7月26日発売予定。パナソニック調べ。
※2 MOV/ProRes記録時に対応。

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その他の特長

映像表現を支える基本性能を刷新

撮影現場の自由度が上がる 機動力・表現力

現場を支える撮影アシスト機能

人間工学に配慮した操作性

プロフェッショナルの現場に 応える信頼性/拡張性

注意事項
  • 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
  • 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。