一人暮らしの防犯対策6選!女性必見の取り入れたい防犯グッズも紹介

ライター:UP LIFE編集部
2024年7月23日
防犯

一人暮らしをしている女性や、小さなお子さんがいる家庭は、オートロックや防犯カメラを取り入れるなど、防犯対策は万全にしておきたいところです。とはいえ、具体的にどんな対策を行うべきなのでしょうか?そこで、今すぐできる防犯対策や持っておくと心強い防犯グッズについてご紹介します。

防犯対策が必須な時代に

女性や子ども、高齢者など弱い立場の人を狙った犯罪が後を絶ちません。特に女性がターゲットにされる犯罪は少なくありません。「私だけは大丈夫」といった油断は禁物。どこでいつ、狙われるか、分かりません。そのため、防犯対策をあらかじめ行っておくことが大切です。なぜなら、いざ不審者に鉢合わせした場合、恐怖から体が固まってしまい、声を出して助けを求めることができないといったことが考えられるからです。そんな時、防犯ブザーなどを携帯していたら、ボタンひとつで、周囲に助けを求めることができ、とても助かります。そうした備えが、身を救うことになります。

女性の一人暮らしの防犯対策6選

 altテキストが入ります

それでは、一人暮らしの防犯対策を6つ紹介します。

  • 3階以上で出入り口やベランダが丸見えにならない住まいを選ぶ
  • 防犯設備が充実した住まいを選ぶ
  • 通勤・通学の経路を確認する
  • 表札は苗字のみもしくは出さないでおく
  • 女性の一人暮らしだと気づかれない対策を取る
  • 防犯グッズを設置する

3階以上で出入り口やベランダが丸見えにならない住まいを選ぶ

お部屋の階数は、1階を避けて3階以上にしましょう。
1階の場合、出入り口やベランダが丸見えになる住まいだと、女性が住んでいることが外から確認されてしまう可能性が高まります。

2階以上のお部屋なら、外からは直接見えづらく、ベランダからの侵入も容易ではないため不審者が侵入するハードルも高くなります。
とはいえ、室外機や配管にうまく足をかければ、2階くらいなら侵入できるかもしれません。もし足場になるようなものが置かれているなら、3階以上のお部屋を選びましょう。

ただし、周辺・近隣にビルやマンション、歩道橋があると、その位置から見られる恐れがあります。駅が近い住居では電車に乗る人から見られるかもしれません。そこで、ベランダの「柵部分が格子状である」「目隠しがない」形状だと、室内や洗濯物が外からでも見えてしまうため、3階以上を選ぶ場合でもベランダに目隠しなどがあるかどうかも確認しましょう。

防犯設備が充実した住まいを選ぶ

建物の防犯・セキュリティ対策が万全な設備であるかもポイントです。
特に女性の一人暮らしは、人と接触する機会が多ければ多いほど、不審者から狙われやすくなります。
そこで以下のような、対人接触を避けられる設備が整っているかも確認しておいてください。

  • オートロック
  • TVモニター付インターホン
  • ダブルロックやカードキーなどの防犯性の高い鍵
  • 防犯カメラ
  • ホームセキュリティ
  • 防犯ガラス、シャッター
  • 室内用物干
  • 浴室乾燥機
  • 宅配ボックス

特にオートロックがついていれば、室内から解錠をしなければ中に入れず、不審者の侵入を防止できます。

通勤・通学経路の治安を確認する

通勤や通学時の経路や周辺地域の治安状況も確認しておきましょう。
通勤や通学時に不審者の目に留まり、帰宅途中を狙われる可能性も珍しくありません。昼間は住民の動きが活発に見られても、夜間は人通りが少ない道もあるでしょう。帰宅が遅くなる日のことを想定した上で、人や車通り、街灯の数などをチェックしてみてください。

表札は苗字のみもしくは出さないでおく

家の外に表札が立てかけてあると、そこから性別を判断されて狙われる恐れもあります。
表札がフルネームで記載されていると、女性だとわかってしまいます。
そこで表札には苗字のみ記載するもしくは、そもそも表札を出さないことが大切です。誰が住んでいるのかを悟られないように、対策しておきましょう。

女性の一人暮らしだと気づかれない対策を取る

普段の生活から、女性だと悟られないような行動を取ることも重要です。
普段着ている洋服や下着を外に干してしまうと、不審者に女性が住んでいるとわかってしまいます。そこで、もし可能であれば室内干しで対策するといいでしょう。

万が一、どうしても外に干したい場合は、以下のような対策がおすすめです。

  • 男性用の洋服とセットで干す
  • 夕方までに取り込む
  • 洋服だけ外に干して下着は室内干しにする
  • 大きめの布やタオルで洗濯物が見えないようにする

また、カーテンもグレーや白、紺色など、中性的でシンプルなデザインのカーテンを使用してください。

防犯グッズを設置する

防犯グッズがあると、いざという時に不審者を撃退・寄せ付けない効果を発揮するのでおすすめです。防犯に対する意識の高まりから、防犯グッズにもさまざまなラインアップがあります。持っているだけで安心感があり、毎日怯えずに済むでしょう。

防犯グッズは手軽に揃えられます。以降で紹介する防犯グッズは、とても使いやすいのでぜひ確認してみてください。

女性の一人暮らしの強い味方!取り付けが簡単※1、設定要らずで即使用が可能なドアカメラ

現在お住まいの家のインターホンにTVモニターがなくても、パナソニックの「モニター付きドアカメラ」があれば、来訪者の確認ができます。賃貸でお部屋を探すときもTV付きモニターの項目をチェックしなくて良いので選ぶ物件の幅が広がります。

取り付けは簡単で、玄関のドアにかけて、六角レンチで固定するだけ。配線工事やワイヤレスドアカメラとモニター親機はペアリング済みのため、設定なしですぐに使用が可能です。取り外しも簡単なので、引越し先での使用も可能です。

玄関のドアに掛けて → 六角レンチ(付属品)で固定

見知らぬ来訪者に対して、顔を見ずに応答するのは少し抵抗がある方も、事前に確認できるため安心につながります。

また、呼出音に連動して、留守でも来訪者を自動録画でき、1件につき約10秒、最大50件まで録画が可能です。

一人暮らしならまず取り入れたい防犯グッズは防犯ブザー

防犯意識の高まりから、最近では、ホームセンターやインターネット通販、100円ショップでも防犯アイテムが手軽に購入できるようになりました。持っているだけでも心強いものです。

防犯対策として、1番簡単で、安く、それでいて、絶大な効果を発揮するものが、防犯ブザーです。もし襲われそうになった場合、音や光るタイプの防犯ブザーを携帯していると、音や光で相手をひるませ、そのすきに逃げることができます。
ライト付きのキーホルダータイプの防犯ブザーが、100円ショップでも売られています。

小学生がランドセルの手が届くところに防犯ブザーを付けて歩いているのを見かけたことがあるでしょう。そのように、すぐに手が届くように、バッグの取っ手や玄関先に、防犯ブザーを付けておきましょう。相手に見えるようにつけておくことも、狙われないためのポイントです。

インターホンや防犯カメラなど、住まいの防犯対策

防犯ブザーなどの携帯できる防犯グッズのほかに、住まいにも、防犯対策は欠かせません。あると心強いのが、オートロックや録画機能付きのインターホンです。オートロックが導入されているマンションの場合、住居エリアに入ることができるのは、住人だけです。外部からの侵入を防ぐことができる安心感があります。しつこい訪問販売も、インターホンで断りやすいというメリットもあります。
ただし、オートロックであれば、絶対に安心とも限りません。居住者の後について、部外者が侵入する可能性もあります。オートロックでも、エレベーターには知らない男性と二人で乗らないようにするなど、注意したいものです。

インターホンに液晶モニターがない場合は、まずモニターがあるインターホンを使うことで、訪問者の顔が事前に見えるので、訪問販売や不審者が来た場合、あやしいと思ったら応対しないという手もあります。
また、空き巣は、留守宅かどうかを、インターホンを鳴らして確認してから入ることが多いようです。映像に顔が映らないように、注意するでしょうが、録画機能付きのインターホンに映像が残っている場合があるため、ぜひ録画機能付きインターホンも取り入れたいものです。

インターホンと合わせて、準備したいのが防犯カメラです。防犯カメラが設置されているだけで、「防犯意識の高い家」だと思わせることができ、たとえ不審者に侵入されたとしても決定的な瞬間を録画できます。

モニター付き屋外カメラ VS-HC105-Wは、モニター親機とカメラが予めペアリング済みなので、インターネット環境やスマートフォンがなくても使用できる防犯用カメラです。また、カメラには動作検知と人感(熱)センサーの2種類のセンサーを搭載しており、センサーが反応すると映像と音でモニター親機に通知され、カメラに映った映像を見ることができます。

泥棒は侵入に手間がかかるような住まいを敬遠します。一戸建てであれば、防犯のために、砂利を敷いておくのもおすすめです。家に近づけば、じゃりじゃりと石を踏む音がするため、泥棒に敬遠されます。
さらに、光の対策として、LEDセンサーライトを家の周りに配置したり、玄関や庭を照らすように配置しておくことでも、泥棒は姿を見られる恐れがあるため、敬遠します。勝手口など、死角になりそうなところにもライトをつけて、明るくしておくことも、泥棒の侵入を防ぐために有効です。窓のカギを二重にしたり、ガラスが割れにくくなるようなフィルムを貼っておく方法も住まいの防犯対策として非常に効果的です。

まだまだある!一人暮らしなら取り入れたいその他の防犯グッズ

写真:南京錠を手に持っている女性

女性の一人暮らしの防犯に役立つグッズは、防犯ブザーだけではありません。
そのほかにも持っておいていざという時に使えるグッズはたくさんあります。この記事では、中でもおすすめの防犯グッズを3つ紹介します。

防犯スプレー

防犯ブザーは、刺激の強い液状の物質を相手にかけて身を守れるアイテムです。催涙スプレーとも呼ばれています。襲いかかってくる相手に対して、吹きかけるだけで物理的なダメージを与えられるため、万が一の状況で役立てられます。
ただし、突然襲ってきた相手に対して即座に噴射するのは難しい点と、刺激物なので自分の身にかからないように使用する点には注意してください。

防犯フィルム

防犯フィルムは、窓ガラスに貼り付けて外から割られにくくする防犯アイテムです。
不審者は時間をかけずに済ませようとするため、時間がかかるのを嫌います。そこで破るのに時間がかかる防犯フィルムによって、不審者対策につながります。また、室内からは外が見えるものの、外からは中が見られない目かくしフィルムも防犯対策として有効です。

サムターン防止カバー

サムターン防止カバーは、玄関からの侵入を防ぐために有効な防犯アイテムです。
そもそもサムターンとは、ドアの内側から施錠・解錠をするツマミの部分のこと。空き巣の侵入手口として、玄関ドアにドリルで穴を作る郵便受けやドアスコープなどから工具を差し込んでこじ開ける「サムターン回し」があります。
こうした手口をされてもこじ開けられないように、サムターン防止カバーは役立ちます。設置は非常に簡単なので、女性でも手軽に取り付けられるでしょう。

賃貸なら防犯グッズの取り付けは管理会社・大家さんに確認しよう

防犯グッズは、女性をはじめ、一人暮らしの住まいにとって心強い味方となります。
しかし、もしあなたが賃貸に住んでいる場合、防犯グッズの取り付けは、必ず管理会社・もしくは大家さんに確認をとりましょう。無断で取り付けてしまうと、退去時にトラブルが起こる原因になる恐れがあります。
管理会社や大家さんから許可をもらった上で取り付けをしてください。

犯罪を未然に防ぐための心得

防犯対策はもちろんのこと、襲われないように見せかけることも重要です。泥棒は、必ず下見をすると言われています。下見の段階で、諦めさせたいものです。
出入り口には、1つのドアに、2か所カギをつけるなどして、侵入に手間がかかることを見せるといいでしょう。「防犯カメラ作動中」などのステッカーを玄関先に貼ることでも、防犯意識の高い家に見せることができます。

防犯グッズを活用しながら、安全に暮らすための対策を施したいものです。

一人暮らしの防犯対策は自分の安全を守るために徹底しよう

一人暮らしの防犯対策は、自身の身の安全を守るためにも欠かせません。「自分は大丈夫だろう……」と思っていると、思わぬ事態に巻き込まれる可能性もあります。そこで防犯対策を施しておけば、そういったリスクを大きく軽減できます。
この記事で紹介した防犯対策やグッズを活用しながら、安全な暮らしを作りましょう。

この記事で紹介した商品

  1. ドアの形状や材質によっては取り付けられない場合があります。  

2024年7月23日 防犯

  • 記事の内容や商品の情報は掲載当時のものです。掲載時のものから情報が異なることがありますのであらかじめご了承ください。