落雷の様子

あなたの家電やパソコンは大丈夫?今やっておきたい雷対策

2017年7月13日

全国的に夏場がピークの落雷。停電など広範囲に及ぶ被害をもたらしますが、家庭のパソコンや家電などが壊れてしまうこともあるんです。これまで落雷被害に合っていない人が多いでしょうが、落雷被害は事前のちょっとした対策でリスク回避の確率があがるので、万が一に備え雷鳴が聞こえる前に対応しておきましょう。

どうして、雷で家電が壊れるの?

家電を故障させるのは、「雷サージ」と呼ばれる現象が原因です。落雷時に一時的に発生する過剰な電圧・電流のことで、「直撃雷」や「誘導雷」から発生します。

●直撃雷…雷が直接対象物に落ちるもので、落雷被害をなくすことはほぼ不可能

●誘導雷…落雷した際に発生した電圧が誘導電流を起こし、周囲に影響を及ぼすもの

この雷の電圧が、電線・電話線・TVアンテナ線など外部とつながるケーブルをつたって屋内に流れこみ、家電やパソコンに誤作動や故障をもたらす原因となります。

雷サージ

特に最近では、パソコンやテレビなどインターネット回線とつながったネットワーク家電が増えてきています。これらネットワーク家電はコンセントだけでなくアンテナ線、ケーブルなど様々な配線で結ばれているので、雷の被害でネット接続ができなくなる、電源が入らなくなるといったトラブルに巻き込まれる可能性も高く、実際被害に合った際の修理や買い替えの手間も大きくなります。

雷鳴がとどろく前までに、備えを!

雷被害を防ぐには、電源と家電やパソコンを遮断すること。ただ、都度の抜き差しは手間になりますし、そもそも落雷が迫っている時に電源に触れるのは大変危険です。そこでいちばん簡単な対策は、雷サージ保護機能付きの電源タップを利用することです。完全には落雷被害を防げませんが、被害に合う確率を下げることはできます。

かみなりブロックタップ(コンセント1コロ)
かみなりブロックタップ(コンセント6コロ)

雷サージ保護機能付きの電源タップは、雷の過剰な電圧を吸収して家電の故障を防いでくれます。ただし、ずっと利用できるわけではありませんので要注意。一度、過電圧を吸収した電源タップは保護機能を失います。雷サージ保護機能付き電源タップが正常に機能しているときはランプが点灯しているので、ランプが消えたら買い替えが必要です。また「タコ足配線しない」「雷が鳴っているときは抜き差ししない」といった点にも注意してください。

もう一つの対策は雷保険への加入です。故障を防ぐ方法ではありませんが、修理や買い替えの出費を補うことができます。落雷は天災なので、雷で家電が故障、損傷してしまった場合、メーカーの無料保証期間内であっても修理は有償になります。販売店の延長保証や火災保険(家財)によっては落雷被害の補償を付けられるものもあるので、事前に調べておくとよいでしょう。

雷といえば夏の風物詩……というのは、関東など内陸部の話。冬雷、春雷という言葉があるように、地域によっては夏以外の季節も備えが必要です。「うちだけは大丈夫」と思い込まず、家電やパソコンが被害を受ける前に対策しておきましょう。