ポイントは「体感温度」と「湿度」!快適な室温にするためのコツとエアコンの設定温度の関係とは?

ライター:UP LIFE編集部
2021年7月7日
空気

エアコンの設定温度が適温になっているのに、まだ暑い、または寒いと感じる場合があります。快適な室温は、実は「体感温度」が重要で、「湿度」も影響しています。この記事では、快適な室温を保つコツとその理由を解説します。

エアコンの温度設定だけでは快適な室温にはならない理由

エアコンの温度設定だけでは快適な室温にはならない理由

人が暖かい、涼しいと感じる要因は温度だけではありません。たとえ同じ温度だとしても、湿度や着ている服の素材、エアコンの風が直接当たるかどうかなどによって体感温度は変化します。なかでも、特に体感温度への影響が大きいのは「湿度」です。

夏はより暑く、冬はより寒く感じてしまう「湿度」と「体感温度」の関係

夏はより暑く、冬はより寒く感じてしまう「湿度」と「体感温度」の関係

「湿度」の増減は体感温度に大きく影響し、気温が高くても湿度が低ければ暑さや不快さは感じにくくなり、気温が低くても湿度が高いと寒さを感じにくくなります。

そのため、快適な室温で過ごすためには、温度だけではなく湿度も把握することが大切です。もし設定温度を適温にしているのに「暑い」と感じたり「寒い」と不快感を感じる場合は、湿度計などを使って部屋の湿度を計り、湿度の調整をしてみることも一つの方法です。

湿度が上がると暖かく、下がると寒く感じる体感温度との関係性とは

湿度が増減することで与える影響を知り、賢く体感温度をコントロールしましょう。

  • 冷房の場合
冷房の場合

湿度を「下げる」と同じ温度でも涼しく快適に感じます

  • 暖房の場合
暖房の場合

湿度を「上げる」と同じ温度でも暖かく快適に感じます

目指せベストバランス!夏冬の設定温度と湿度コントロールのコツ!

目指せベストバランス!夏冬の設定温度と湿度コントロールのコツ!

では夏と冬、それぞれの季節で湿度コントロールはどうしていけばよいでしょうか。具体的に見ていきましょう。

夏の蒸し暑さには冷房のドライや除湿機を使い体感温度を下げる

湿度が高く、ジメジメしてより暑さを感じてしまう夏の場合、設定温度を下げるのではなく、エアコンのドライや除湿冷房を使う、もしくは除湿機を使うなど工夫をして湿度を下げてみるとよいでしょう。

冬の暖房の乾燥には加湿機で湿度を上げる

一方、湿度が低く、乾燥してより寒さを感じてしまう冬の場合、加湿をしながら暖房をするとよいでしょう。湿度を上げることで体感温度が高まり、エアコンの設定温度を変えなくても、より暖かく感じられます。

このように、設定温度を変えずに、湿度コントロールを賢くすることで適温を感じやすく、心地よく過ごす対策ができます。

設定温度になると自動で快適な湿度をキープするエアコン

設定温度になっても室温と湿度を一定に保って快適、ムダなオン・オフも防いで省エネに。新・エネチャージ「快湿」制御のあるXシリーズは、サラッとした快適な湿度の冷房を実現します。

*安定運転時約1時間の積算消費電力量が、当社従来品CS-X400D2=297Whと、新製品CS-X401D2=267Whとの比較。当社環境試験室(約14畳)、外気温35℃、体感温度25℃が得られるように設定、冷房安定時。実際の消費電力量は、条件により異なります。

高湿時には自動で温度をシフトして快適性をアップ!

湿度が高くなると、設定温度よりも少し低めの室温まで冷やすように自動でシフトし、快適性がアップする機能を搭載しています。

まとめ

まとめ

室内を快適な適温に保つためには、温度だけではなく、湿度をコントロールして、体感温度を心地よくすることが大切です。湿度が上がれば暖かく感じ、下がれば涼しく感じられます。夏の冷房では湿度を下げる工夫を、冬の暖房では湿度を上げる工夫をして、室温を賢く適温にキープしましょう。

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2021年7月7日 空気

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