ビューティフルをサステナブルに。


パナソニックビューティでは「人はもちろん、地球の環境に配慮した製品づくり」に力を注いでいます。
一人ひとりが願う美しさを磨き、育むテクノロジーを追求しながらも、エネルギー削減や時短の追求、原材料の選択、使い終わった後の分別・リサイクルのしやすさ、廃棄量を少なくすることなど環境に配慮した商品開発をお客様と共に1歩ずつ、着実に進めていきます。
人も地球も、明日をもっと美しく。
商品本体の環境配慮の取り組み


1.使用するエネルギーも時間も節約
送風効率アップした事例
当社の中でも販売数量の多い「ヘアードライヤー ナノケア 」では、ドライヤーの速乾性能を年々進化させることで、使用エネルギーを削減。
送風効率のアップや、風の出し方を工夫し、乾燥時間を短くすることで、使用エネルギーの削減を目指しました。


2.徹底した小型化で、資源使用量を減らし使い勝手も向上
ドライヤーの小型化
高密度ヒーターを使用することで、ヒーター体積を約50%削減。
また、内容物を小型化することで、外観のプラスチック使用量も約28g削減しました。

美容機器のアダプター小型化
美容機器に多く使われているアダプターを見直し、プラスチック使用量を約9g削減しました。

スチーマーの小型化
スチーマーのミスト構造簡易化、全体軽量化により、プラスチック使用量を約116g削減しました。

3.環境に配慮した材料を使用しながら高いデザイン性を実現
環境に配慮した塗料を採用
植物由来の塗料「バイオマスペイント」※1を使用し、石油資源消費量削減や温室効果ガス(CO2)の排出抑制に貢献します。
また、材料には、トウモロコシの非可食部(茎、葉)を採用しています。くらしになじむ見た目の美しさと環境への配慮の両立を追求しました。

リサイクル材料の使用
自社製造のプラスチック成形時に発生する残材を粉砕し、再材料化して使用しています。

本体シールの削減
表示関連で使っていたシールを極力印刷化して省資源化・リサイクル容易化を図っています。

包装材、取扱説明書等の環境配慮の取り組み


1.プラスチック使用量削減
プラスチックパッケージの廃止
プラスチックパッケージを紙パッケージに変更し、プラスチック使用量を約95%削減しました。

プラスチック緩衝材のパルプ化
パッケージの緩衝材をプラスチック成形品からパルプ成形品へ切り替えプラスチック使用量を約95%削減※2しました。

2.デジタル媒体の活用で資源削減
取説のWEB化
QRコードでアクセスしやすく、WEB化することで紙使用量を約52%削減し、保管せずともいつでも気軽に閲覧可能にしました。(欧州事例)

3.環境に配慮した材料
再生材料を使用したパッケージ
再生材料を使用したパッケージを採用、紙の風合いを生かしたデザインに仕上げました。
パナソニックビューティはパッケージ、包装材のプラスチック使用量の削減を目指すとともに、お客様一人ひとりの望む美しさに寄り添った製品を提案します。

ヘアードライヤー ナノケア(EH-NA0J-H)環境に配慮した取り組み(2023年9月1日発売)
パナソニックグループの企業市民活動
私たちパナソニックグループは、ものづくりやサービスなどの事業とは異なる方法で、社会課題と直接向き合い、社員一人ひとりが社会貢献活動に取り組んできました。
50年以上つづく、この「企業市民としての活動」は、時代に合わせて活動テーマを更新しながら、パナソニックグループの人から人へと、脈々と受け継がれてきたものです。
その企業市民活動の重点テーマの一つである環境活動では、サステナブル・シーフード※3を社員食堂で提供するなど、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」の達成に向けて取り組んでいます。その他、生物多様性の保全に向けて、世界各地で従業員が環境保護活動に取り組んでいます。川や海岸でのプラスチックゴミを含む清掃活動、NPOやNGOと連携した干潟の保全やサンゴ礁の保護活動は20年以上続いています。

寄付先
パナソニックビューティはヘアードライヤー ナノケア EH-NA0Jの販売の一部を環境保護団体に寄付することで、海の保全活動を支援します。
- アースウォッチ・ジャパン

- 荒川クリーンエイド・フォーラム

- 公益財団法人日本自然保護協会

使用後は正しく廃棄ください。
小型家電のリサイクルについて
携帯電話やデジタルカメラなどの小型家電に使われている、有用な貴金属を有効活用し、鉛などの有害物質を正しく処理するために「小型家電リサイクル法」が定められました。対象品目や回収方法は自治体によって異なります。詳しくは、お住まいの市区町村にお尋ねください。

※1 石油由来成分に替えて植物由来成分を10%以上配合した塗料
※2 当社2022年発売EH-NA0J-Aとの包装材全体に占めるプラスチック使用量の比較(当社調べ)
※3 水産資源や環境に配慮し適切に管理された漁業や、環境と社会への影響を最小限に抑えた養殖業で漁獲された水産物