フルサイズ一眼カメラ DC-S5M2/S5M2X圧倒的な静止画の表現力

新開発センサーと新世代エンジンによる精緻で広ダイナミックレンジな絵作り。

高い解像感と立体描写の実現
新インテリジェントディテール・新2Dノイズリダクション・高性能3Dノイズリダクション

進化したディテール処理やノイズリダクションにより、動画・静止画において、解像性能・高感度性能・色再現性に優れた処理性能を発揮します。

●新インテリジェントディテール

自然な輪郭を再現するため、被写体の特徴をより細かくとらえて、画像のフラット/ディテール/エッジ部分の領域を精緻に判別。エッジ補正処理と組み合わせながら高い解像感と立体描写を実現します。

●新2Dノイズリダクション

静止画において、色ノイズの抑制と輝度ノイズの粒状性を向上。暗所などの高感度撮影でノイズとディテールのにじみを抑えて、より自然で立体感のある描写を実現します。

●高性能3Dノイズリダクション

動画撮影時に、動体検出時の静止部と動部の判別能力を大きく向上。残像を抑えながら、ノイズ除去効果をバランスよく実現。高感度時の動画画質を向上させます。

フォトスタイル
カメラでカスタムしてオリジナルの色表現を実現

撮影前に、好みの⾊味や画質(コントラスト・彩度など)の調整ができるフォトスタイルを搭載。[L.クラシックネオ]、[L.モノクロームS]、[フラット]などを⽤意しています。モノクロームやL.モノクローム、L.モノクロームD、L.モノクロームSを選択時、⻩⾊・オレンジ・⾚・緑のフィルター効果を加えることも可能。特定の⾊をモノトーンで強調し、印象深い写真を撮影することができます。

●L.クラシックネオ

カラーフィルム風の、ノスタルジックで優しい風合い

●フラット

演出を極力抑えた、誇張しない、主張しない表現

●L.モノクロームS

ポートレート撮影に適した軟調で柔らかな印象のモノクローム

●リアルタイムLUT

LUMIX独自のフォトスタイルに加え、新たにカメラ本体でLUT(ルックアップテーブル)を適用して、自分好みの色表現を撮影データに反映できる「リアルタイムLUT」を搭載しました。これにより色設定の自由度が上がり、撮影後に色味の補正を行わなくても撮影データのまま編集へ移行できるので、ワークフローの効率化も図れます。適用するLUTは「.CUBE」と「.VLT」に対応します。

リアルタイムLUT

LUMIX Color Lab

クリエイターとLUMIXがコラボして色表現を探求するプロジェクト。オリジナルLUT/プリセットの無償DLサービスやクリエイターのレビュー記事を掲載。

VARICAM LUTライブラリを使用可能

リアルタイムLUTでVARICAM LUTライブラリを使う場合、NLEソフトでポストプロダクションを行わず直接テレビ等で再生する場合は「.VLT」を、NLEソフトで編集、レンダリングする場合は「.CUBE」をご使用ください。

特設ページ「LUMIXの色・フォトスタイル」にて、各フォトスタイルの作例とインプレッションをご紹介!

ライブビューコンポジット
光の動きを切れ目のない美しい光跡として記録

設定した露光時間ごとに画像を撮影し、明るく変化した部分を合成して1枚の写真として記録します。露光時間が経過するたびに合成された画像が表示されるので、仕上がりを確認しながら撮影できます。全体の明るさを抑えて撮影できるため、明るい夜景を背景にして、光跡を撮影するときに便利です。

ライブビューコンポジット

©Daniel Tran ※この写真はLUMIX S5ⅡXで撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。

フル画素の高速連写
約30コマ/秒超高速連写で狙った瞬間をとらえる

2,420万フル画素での秒間約30コマの超高速連写を実現。SHモードによる電子シャッターで、RAW+JPEGを記録し、動く被写体に追従しながら鮮明にとらえる高画質な連写撮影が可能です。メカシャッターでは、約7コマ/秒※1の高速な追従連写(AFC設定時)ができます。またDC-S5に比べ約4倍のバッファメモリを搭載し、RAW+JPEG連写において最大撮影コマ数が大幅に向上しました。

※1 連写撮影速度は、使用レンズ、絞り、シャッター速度などの諸条件によって、低下することがあります。

フル画素の高速連写

プリ連写機能
カメラを構えた瞬間から記録を開始し、決定的瞬間を確実に残せる

連写撮影前から連写記録を行うことができる「SHプリ連写」を搭載。高速連写(SH PRE)に設定時、連写撮影を始める際に行われるシャッターボタン半押しの動作から、連写記録を事前に開始。シャッターボタン全押し(連写撮影開始)までの間をさかのぼって記録することができます。
プリ記録時間は0.5秒/1.0秒/1.5秒から選択可能で、1.5秒設定で約45コマのプリ連写撮影ができます。素早く動く被写体の貴重な一瞬を人の反応遅延やレリーズタイムラグなどで逃してしまっても、その瞬間をカメラが自動的に連写記録を行うため、従来に比べて決定的瞬間を撮り逃しません。

  • 周囲の温度が高かったり連続でプリ連写撮影を行った場合は、温度上昇から本機を保護するため、半押ししても、プリ連写が使用できない場合があります。本機の温度が下がるまでお待ちください。
  • SDメモリーカードの空き容量が少ない場合、半押ししても、プリ連写が使用できない場合があります。

ハイレゾモード
ディテールの描写を追求できる、約96M画素相当の高解像撮影モード

ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)の機構を活かして、センサーをシフトさせながら8回連続で自動撮影を行い、カメラ内で自動合成処理を行うハイレゾモードを搭載しました。通常撮影時に比べて4倍の画素数にあたる画像サイズで、最大約96M相当の高解像写真を生成。細かなディテールまで美しく描写し、被写体の持つ精細感や臨場感を最大限に記録することができます。低照度下のハイレゾ撮影も可能です。

ハイレゾモード

©Daniel Tran ※この写真はLUMIX S5ⅡXで撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。

●カメラのブレを抑えるために、三脚を使用してください。
●以下の機能は、通常の写真撮影時と設定できる範囲が異なります。

  • 最小絞り値:F16
  • シャッタースピード:1/8000〜1秒
  • ISO感度:最大[ISO3200]

●フラッシュは発光禁止です。
●フォーカスモードの[AFC]は[AFS]となります。
●機器によっては、[ハイレゾモード]で撮影した画像を再生できない場合があります。
●極端に明るい場所の被写体を撮影したり、蛍光灯やLEDなどの照明下で撮影すると、色合いや明るさが変わったり、画面に横しまが現れたりすることがあります。シャッタースピードを遅くすると横しまが軽減されることがあります。
●[写真画質]は[JPEG]または[RAW]で記録されます。撮影したRAW画像は、再生メニューの[RAW現像]で現像することが可能です。

 

ハイレゾモード撮影時の長秒撮影対応(1秒 → 8秒)

ハイレゾモードで最長8秒の長秒撮影に対応します。これにより長秒ノイズ除去を組み合わせることで、夜景や暗い収蔵庫内の美術品、工芸品、洞窟内の遺跡など、低照度下でもノイズの少ない高解像なハイレゾ撮影が可能です。

手持ち撮影が可能なハイレゾモード

手ブレ自体の画像ずれを利用することにより手持ち撮影に対応しました。これにより、重たい三脚を持って行けない登山や、三脚撮影が禁止されている場所等で自由度の高いハイレゾ撮影が可能になりました。

*S5ⅡファームウェアVer.2.2、 S5ⅡXファームウェアVer.1.3で対応。

バッファメモリの強化
撮影現場を止めないバッファメモリの強化

DC-S5に比べ、約4倍のバッファメモリを搭載したことにより、RAW+JPEG連写において最大撮影コマ数が大幅に向上。
連写撮影中にバッファメモリがフルになることで、継続して連写が切れない、などのお困りごとを改善し、スポーツ・動物などの動きモノの撮影時には、決定的瞬間を逃さず撮影が可能です。ポートレート撮影時などでも、テンポを止めずに撮影を続けることができます。

その他の特長

注意事項

  • 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
  • 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。