一眼カメラ DC-G99★/G99D動画

高精細な4Kで、ありのままの美しい映像を。

4K動画記録
高精細な映像美の世界を追求

フルハイビジョン映像の4倍のきめ細やかさで記録できる4K(3840×2160)動画撮影に対応※1。リアリティあふれる映像で、幅広いシーンにおいて、高精細で臨場感ある映像が撮影できます。撮影した4K動画は本体とHDMIケーブルでフルハイビジョンテレビでも再生可能。テレビ出力時はフルハイビジョン画質ですが、通常のフルハイビジョン動画に比べて解像度が高く再現されるので、4K対応テレビでなくても4Kの映像美を楽しめます。

※この写真はLUMIX GH5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。

※1 100Mbps以上の高ビットレートの動画撮影時はSDXC/SDHC メモリーカード UHS-I U3(UHS Speed Class 3)をご使用ください。
●動画撮影時、周囲の温度が高かったり連続で撮影を行った場合は、本機の保護のため、自動で撮影が停止する場合があります。本機の温度が下がるまでお待ちください。

用途に合わせたファイルフォーマット
再生方法や編集方法に合わせた、多様な記録モード

MP4形式

MP4形式では高精細な4K動画に加えて、パソコンでの再生や編集、メールへの添付、インターネットへのアップロードに適したFHDモードも搭載しています。

■選択できるモード

項目サイズ記録フレームレートセンサー出力ビットレート
4K / 100M / 30p※13840 × 216030p30コマ / 秒約100Mbps
4K / 100M / 24p※124p24コマ / 秒約100Mbps
FHD / 28M / 60p※21920 × 108060p60コマ / 秒約28Mbps
FHD / 20M / 30p※230p30コマ / 秒約20Mbps
HD / 10M / 30p※21280 × 72030p30コマ / 秒約10Mbps

※1 以下の条件ではファイルは分かれて保存・再生されます(撮影は一時中断することなく続けることができます)。
SDHCメモリーカード使用時:ファイルサイズが4GBを超える場合。
SDXCメモリーカード使用時:連続記録時間が3時間4分を超える場合やファイルサイズが96GBを超える場合。
※2 連続記録時間が30分を超える場合やファイルサイズが4GBを超える場合は、ファイルは分かれて保存・再生されます(撮影は一時中断することなく続けることができます)。
●動画撮影時、周囲の温度が高かったり連続で撮影を行った場合は、本機の保護のため、自動で撮影が停止する場合があります。本機の温度が下がるまでお待ちください。

AVCHD形式

高い圧縮率で保存ができるAVCHD形式。高精細なフルハイビジョン画質をより小さなデータ量で記録でき、長時間の撮影が可能です。

■選択できるモード

項目サイズ記録フレームレートセンサー出力ビットレート
FHD / 28M / 60p※31920 × 108060p60コマ / 秒約28Mbps
FHD / 17M / 60i60i60コマ / 秒約17Mbps
FHD / 24M / 30p60i30コマ / 秒約24Mbps
FHD / 24M / 24p24p24コマ / 秒約24Mbps

※2 AVCHD Progressive
●動画撮影時、周囲の温度が高かったり連続で撮影を行った場合は、本機の保護のため、自動で撮影が停止する場合があります。本機の温度が下がるまでお待ちください。

NEW Log撮影機能「V-Log L」プリインストール

デジタルシネマ制作などで普及しているLog撮影が、G99/G99Dにはプリインストールされています。V-Log Lは12ストップという広いダイナミックレンジを持ち、シャドウからハイライトまで豊かな階調表現を実現します。また、ポストプロダクションにおけるカラーグレーディングの自由度が大幅に向上します。

●本機の動画は4:2:0/8 bitで記録されるため、ポストプロダクション処理すると青空や人の肌、白い壁などに、輝度や色のむら、またはノイズが現れる場合があります。事前に試し撮りを行い、ポストプロダクション処理をした映像を確認してから、撮影することをお勧めします。

V-Log / V-Log Lとは

V-Logは、フィルム素材をデジタル化する際に規格化された"10-bit Cineon"と同じ思想で開発されたLog特性であり、V-Log Lは、マイクロフォーサーズセンサー用として最適化されたLog特性です。
V-Log と同じLUT(ルックアップテーブル)を利用したカラーグレーディング作業が可能で、12ストップの豊かな階調で映像表現を行うことができます。

※ V-LogとV-Log Lは同じ特性曲線なので、V-Logと同じLUT(ルックアップテーブル)を用いた編集が可能です。

UHS-II(U3) SDカード対応

U3対応のSDカードなら30MB/秒(240Mbps)の最低書込速度を保証しているので、4K動画撮影をスムーズにできます。またUHS-II対応なので高速連写撮影やRAW画像記録がストレスなく撮影でき、かつSDカードに撮りためた写真や動画もPCへすばやく転送できます。

●SDXCロゴはSD-3C、LLCの商標です。
●UHSスピードクラス3(U3)対応カードは同U3対応機器でのご使用において安定した30MB/秒以上の転送速度を最低保証します。
●UHS-I/UHS-II対応カードをUHS-I/UHS-II非対応の機器で使用すると従来規格のインターフェースモードで動作します。

NEW フルHDハイスピード動画
美しいスローモーション映像が撮れる

フルハイビジョン画質で最大120fpsの高速撮影を行うことにより、スローモーション動画を撮影できます。スポーツ観戦やバードウォッチング時に素早く動く被写体をスローモーションで捉え、肉眼では追えない高速の世界を楽しめます。

●fpsとは、1秒あたりに処理されるコマ数の単位。
●[120fps/FHD] または [90fps/FHD] に設定したときは、画角が狭くなります。
●オートフォーカスは働きません。
●音声は記録されません。
●フォーカスリングのない交換レンズを使用した場合、MFでピント合わせができません。
●蛍光灯下でちらつきや横しまが出る場合があります。

4Kライブクロップ
映画のような映像効果を加えられる

4Kで撮影しながらFHD動画に変換することで、カメラを動かさずにパン/ズームイン/ズームアウトの処理を加えることが可能。カメラを固定したままスムーズな動きの撮影ができ、FHD動画として残せます。
これにより、カメラを左右にふらずに被写体をパン撮影することや、ズーム操作をせずになめらかなズームイン/ズームアウトができるなど、映画につかわれるような映像効果を簡単に加えることが可能です。

パン(横に流れる動き)

撮影を行うことにより、スローモーション動画を撮影できます。スポーツ観戦やバードウォッチング時に素早く動く被写体をスローモーションで捉え、肉眼では追えない高速の世界を楽しめます。

パン(横に流れる動き)

©Joerg Nicht ※この写真はLUMIX G100で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。

ズームイン/ズームアウト(近づく/離れる動き)

中心を起点にズーム移動をする通常のズームだけでなく、画角内の被写体に合わせたズームイン/ズームアウトが可能。人物にゆっくり近づいたり離れたりすることで、その人の心情や心の移ろいも表現することができます。

ズームイン/ズームアウト(近づく/離れる動き)

※この写真はLUMIX GH5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。

ステレオマイク
臨場感あふれるステレオ音声で記録できる

ドルビーデジタル※1のクリアな音質で、臨場感あふれるステレオ音声を録音できます。また、Φ3.5mmのマイク端子を搭載しているので、ステレオガンマイクロホン DMW-MS2(別売)との接続で、よりよい音質で録音できます。

※1 AVCHD動画撮影時に働きます。MP4動画撮影時は、AAC-LC形式で録音します。

●Dolby、Dolby Audio、ドルビー及びダブルD記号はドルビーラボラトリーズの商標です。
●静かな場所などで撮影した場合、本体の駆動音が録音される場合があります。

別売ステレオガンマイクロホン(DMW-MS2)

ステレオガンマイクロホンDMW-MS2(別売)を装着することで、高音質で臨場感のある音声を録音可能。さらに、ズームマイク機能を使用すれば、さまざまな撮影環境に合わせた集音設定ができます。広範囲を記録するのに適した「ステレオ」、狭い範囲の音を拾うのに適した「ガン」に加え、より遠距離・ピンポイントに録音できる「スーパーガン」、レンズの動きに合わせて集音する範囲が変わる「レンズ連動」、そして、任意に集音範囲を設定できる「マニュアル」を搭載しています。

風音キャンセラー

本体内蔵マイクに収音される風雑音を自動的に除去。屋外など、風のある場所での撮影時も、ノイズを抑え、被写体の声や音をクリアに記録します。

タッチ静音機能

動画撮影中にボタン操作で設定を変更すると、どうしても動作音が発生し、録音されます。 G99/G99Dは、タッチ静音操作をONにすることで、ズーム※1や絞り値、シャッター速度、露出補正、ISO感度、マイクレベルをタッチ操作で調節できるため、操作音が記録されず必要な音だけを録音できます。

※1 別売の14-42mm電動ズームレンズ、45-175mm電動ズームレンズ装着時。

録音レベル設定

録音レベルは19段階に調節できます。さらに、録音レベルの表示も可能。音声入力の状態を確認しながら撮影できるので、音割れや録音漏れを防いだ作品づくりが楽しめます。

ヘッドホン端子
音声をモニタリングしながら動画記録

ヘッドホン端子を装備しているので、ステレオガンマイクロホンなどの別売の外部マイクを使って高音質な音声を記録するときに、動画記録時の音をヘッドフォンでモニタリングしながら、記録される音声の確認ができます。

動画撮影中のフォーカス機能
多様な機能で撮影をアシスト

顔・瞳認識AF&AE

カメラが人の顔を検知し、ピント合わせや露出の調整を自動で行ってくれます。被写体の動きや、周囲の明るさなどの影響を受けやすい動画で、常に最適なピント、明るさをキープすることができます。

追尾AF

被写体が動いても自動でピントや露出を合わせ続ける追尾AFがより進化。従来の色判別に加え、動きベクトル検出により被写体を判別。さらに被写体の動きを予測する機能を導入することで、従来機に比べ追従精度を2倍以上に向上させました。動画の始まりから終わりまで、せわしくなく動き続ける被写体にピント合わせ続けます。

インターバル撮影/コマ撮りアニメ
写真と動画を融合した多様な映像表現

設定した時間間隔で自動的に撮影するインターバル撮影機能により、流れていく雲や花が開花する様子など、時間を追った撮影が記録できます。撮影間隔は、1秒から99分59秒の間で、1秒刻みに任意に設定できます。また撮影後は専用のソフトを使わずに、本体内で動画として再生することができます。 さらに写真をつなぎ合わせてストップモーション動画を作成できる、コマ撮りアニメ機能も搭載。撮影した写真は、本体内でつなぎ合わせ1つの動画※1として保存されます。

※1 記録方式はMP4です。

スナップムービーモード
スナップ感覚で撮る、撮りためた動画をストーリーに編集する

日常の何気ない時間をわずか数秒、動画で切りとる。あるいは旅行やパーティーといったたくさんの出会いを数秒ずつ記録する。気軽に撮れる、2秒、4秒、6秒、8秒の動画撮影は、写真とは違うスタイルで時間や思い出を残せます。
さらに、専用アプリ「Panasonic Image App」をインストールしたスマホに撮影した動画を送れば、順番を指定して結合し、ひとつの動画にすることができます。たとえば、街の風景や街の人を撮りためて場所ごとに時間軸で編集。アプリに内蔵されたBGMをつけられるので、一層、豊かな表現で出会ったひとときをカタチに残すことができます。

※写真はLUMIX GH5とLUMIX G9で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。

ピント送り

たとえば背景から手前の人物にピントを移動させるなど、ピント移動撮影を行うことで主役が変化する動画を撮影可能。フォーカスポイントを変化させることでストーリーが感じられ、まるで映画のような映像表現をつくることができ、新しい動画撮影の楽しみ方を得られます。

撮影をアシストする多様な機能
撮影対象、撮影シーンの幅が広がる

MFアシスト

MF撮影時に、選択した部分をシームレスに拡大表示できます。まずPinP(Picture in Picture) で全体の構図を確認しながらピントを合わせる位置を決め、次に全画面の拡大表示でより細かなピント合わせを行うといった、作品づくりに役立つ使い方が可能です。

20倍まで拡大できる「MFアシスト」

「MFアシスト」の全画面表示は20倍まで拡大可能。より高精度で確実なMFが可能です。特に天体撮影時、被写体となる星のような小さな点光源に対しても、モニターやファインダー上で拡大し、確認しながらピント合わせができるため、天体撮影時に多用されるバーティノフマスクに依存することなく、星にピントを合わせやすくなります。

MFアシスト

※この写真はLUMIX GH5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。

ピーキング

MF時およびAF+MFのMF時に、ピントのピーク位置が色つきで表示されるピーキング機能を搭載。被写体のどの部分にピントが合っているのかひと目で確認でき、細かなピント合わせが求められるマクロ撮影などで活躍します。
ピーキング表示は、新たに2種類の色を追加した5種類の色から選択でき、検出レベル別に色を変えることで分かりやすい表示を実現しています。ファンクションボタンに割り付ければ、ライブビューで被写体を確認しながらピーキングレベルを途中で切り換えることができるなど、使いやすさも追求しています。

ピーキング

※この写真はLUMIX GH5IIで撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。

ゼブラパターン表示

撮影待機中または撮影中に、白とびが起こりそうな被写体に斜線(ゼブラパターン)を表示。よりスムーズに適正露出を確認できます。

4:2:2 8bit出力対応 HDMIモニタリングスルー
HDMI ライブビュー出力に対応

動画撮影中に、HDMI端子から同時に映像出力する「HDMIモニタリングスルー」性能はさらに進化。本体のSDカード記録中※1に、4:2:2 8bit映像信号を同時出力することが可能です。 また、4K動画撮影時には、HDMI出力を1080pに切り替えて映像出力することができ、4K非対応モニターを使用しながら4K記録を行うことができます。

※1 SDカードには4:2:0 8bitで記録されます。また4K/30pでの記録時・撮影待機時は、 4:2:0 8bit出力となります。

動画おまかせiA
高精度なシーン認識技術により動画もキレイに撮れる

カメラを向けるだけで、自動で撮れる「おまかせiA」が、動画撮影にも対応しています。おまかせiAモードで写真を撮影中に動画ボタンを押せば、ムービーもおまかせiAモードで撮影スタート。明るさや色調が、自動で最適な設定になります。

クリエイティブ動画モード
マニュアル露出制御(P/A/S/M モード)で、こだわり動画撮影

クリエイティブ動画モードに設定すれば、動画撮影時の絞りやシャッタースピードを任意に設定できます。 写真撮影時の露出モードと同じ、プログラムAE、絞り優先、シャッター速度優先、マニュアル露出の4つの動画モードから選択可能。撮影意図を忠実に反映したこだわりの動画を撮影できます。

動画クリエイティブコントロール
好みのモードを選べば、こだわりの映像表現を動画にも反映できる

好みに合わせたフィルター効果を加えられる「クリエイティブコントロール」は、動画撮影にも対応。クリエイティブコントロール設定後に動画ボタンを押すだけで、自分らしい映像表現ができます。選べる効果は17種類。かわいらしい色表現の「ポップ」や、なつかしい風合いに写す「レトロ」など、モニターで効果を確認しながら、かんたんに自分らしい雰囲気を加えた動画が楽しめます。

●「ジオラマ」で動画撮影すると、動画は約1/10の時間で記録されます(10分間撮影した場合、動画記録時間は約1分になります)。
●「ジオラマ」で動画撮影すると音声は記録されません。
●「ジオラマ」では、4K動画撮影はできません。
●「ラフモノクローム」「シルキーモノクローム」「ソフトフォーカス」「クロスフィルター」「サンシャイン」では、動画撮影はできません。

動画フォトスタイル&シネライクガンマ設定
露出や色合いを調整、好みの風合いで映像制作ができる

フォトスタイル機能に設定すると、動画撮影時も好みに応じた色味や調整が可能です。選べる効果は鮮やかな色味や、モノクロなど写真撮影時に使用可能な8種と、さらに、編集時での処理に適したダイナミックレンジ優先のガンマカーブ効果を得られるシネライクD、コントラスト重視のガンマカーブ効果を得られるシネライクV、ポストプロダクション処理を前提としたガンマカーブの効果を得られるV-Log Lを加えた全12種類(カスタム含む)。全ての効果でコントラストやシャープネス、彩度、ノイズリダクションの調整も可能です。モニターで効果を確認しながら、新しい表現が楽しめます。

EXテレコン(動画)
動画時も遠い被写体も引き寄せ動画時も遠い被写体も引き寄せる

EXテレコンを使用すると、画質を劣化させずに、さらに大きく撮ることが可能。1920×1080のフルハイビジョン画質はそのままに、さらに2.7倍アップでき、遠くの被写体をぐっと引き寄せることができます。

本体編集機能
専用の編集ソフトを使わずに、その場ですぐに動画をカット編集できる

本体内に編集機能を搭載。専用の編集ソフトを使わずに不要なシーンの分割編集&削除ができます。撮ったその場で不要なシーンを削除してSDカード容量を有効に使うことができるので、とても便利です。

その他の特長

注意事項

●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。