多彩な表現と調整が可能なHDR高画質処理
対応機種 |
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DMR-ZR1 |
HDR規格
HDR規格対応
4方式のHDR規格に対応
4K8K衛星放送に採用されている規格「HLG」や4K映像が収録されたブルーレイディスク「Ultra HDブルーレイ」の標準規格「HDR10」、シーンごとにHDR信号の情報を付加できるダイナミックメタデータを採用した最新のHDR規格「HDR10+」、さらに映画や配信サービスで採用されている「Dolby Vision(ドルビービジョン)」にも対応。驚異的なコントラストに加え、なめらかな色の階調も表現できる高品位なHDR映像で、製作者の意図を忠実に再現した映像を楽しめます。
• Dolby、ドルビー、Dolby Atmos、Dolby Vision、およびダブルD記号は、アメリカ合衆国と/またはその他の国におけるドルビーラボラトリーズの商標または登録商標です。
対応規格 | 内容 |
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HDR10 | ブルーレイディスク 「Ultra HDブルーレイ」などに採用されているHDRの標準規格。 |
HDR10+ | シーンごとにHDR信号の情報を付加できるダイナミックメタデータを採用した最新のHDR規格。 |
HLG (ハイブリッド・ログガンマ) | 4K8K衛星放送などに採用されているHDR規格。 |
Dolby Vision® (ドルビービジョン) | 多くの大作映画などで採用される、輝度、コントラスト、色彩を規定する最新鋭HDR規格。 |
HDR高画質技術
高精度「HDRトーンマップ」技術
Ultra HD ブルーレイソフトごとに自動的に最適化
Ultra HD ブルーレイ再生時に、通常はディスプレイ側でおこなうトーンマップ処理をレコーダー側で高精度におこなう、独自の「HDRトーンマップ」技術を採用。ディスプレイが表現しきれないHDR映像の高輝度部の色や階調を、独自の処理で映像作品ごとに自動的に最適化します。お使いのディスプレイによらず、より安定したHDR映像を楽しめます。液晶テレビや有機ELテレビに加えてプロジェクターに最適化したモードも搭載しています。
• お買い上げ設置設定では、HDRトーンマップは「切」状態となっています。
• 4K衛星放送のHDR番組(HL映像)には効果はありません。
• HLG/SDRコンテンツの再生時や、 HDR10+/Dolby VisionコンテンツをHDR10+/Dolby Vision仕様で映像出力している時は、HDRトーンマップは無効となります。
ダイナミックレンジ調整
テレビやプロジェクターに合わせてHDR映像の明るさを調整できる
HDR映像をHDR対応テレビやプロジェクターで視聴する場合に、映像の明るさを調整できます。例えば、明るいリビングで視聴するときでも、HDR映像の暗い部分を明るく調整することで、見やすい映像が楽しめます。
• HDR10+/Dolby VisionコンテンツをHDR10+/Dolby Vision仕様で映像出力している時は、ダイナミックレンジ調整は無効となります。
ダイナミックレンジ変換調整
HDR映像をHDR非対応テレビで視聴する場合に、映像の明るさを調整できます。当社独自のダイナミックレンジ変換により、高画質の映像を楽しめます。
システムガンマ調整
HDR映像やSDR映像のコントラスト感を自在に調整できる
HDR映像のコントラスト感は、素材やディスプレイ(液晶テレビ、有機ELテレビ、プロジェクターなど)によってさまざまです。「システムガンマ調整」を用いれば、HDR映像のコントラスト感をお好みに合わせて自在に調整することができます。HDR映像をSDRに変換して出力する場合やSDR映像に対しても有効です。従来は±6段階の調整でしたが、1段階あたりの調整幅を従来の1/2とすることにより、±12段階の細かな調整を可能にしています。
• HDR10+/Dolby VisionコンテンツをHDR10+/Dolby Vision仕様で映像出力している時は、システムガンマ調整は無効となります。
ダイナミックレンジ/システムガンマ連動調整モード
HDR映像を調整する際には、ダイナミックレンジ調整とシステムガンマ調整を組合せて用いることが有効です。明るく高コントラストで見たい場合は、ダイナミックレンジ調整で全体を明るくしてシステムガンマで暗部を締める、それとは逆に明るさやコントラストを抑えて見たい場合は、ダイナミックレンジ調整で全体の明るさを抑えてシステムガンマで暗部を見やすくするなどの方法が効果的です。そこで本機では、ダイナミックレンジ調整をおこなうだけでシステムガンマの値が自動的に連動して設定される「ダイナミックレンジ/システムガンマ連動調整モード」を搭載しました。これにより、従来難しかった組合せ調整を簡単におこなうことができるようになりました。
PQ変換優先モード
HLG方式の映像をPQ(HDR10)方式に変換して出力
4K衛星放送の番組を再生する際に、接続したディスプレイがHLG(ハイブリッド・ログガンマ)方式に対応していない場合は、PQ(HDR10)方式に変換して出力することにより、HDR映像を楽しめます。さらに、ディスプレイがHLG(ハイブリッド・ログガンマ)方式に対応している場合でも、PQ(HDR10)方式への変換を優先して出力することも可能です。HDRディスプレイタイプの設定に合わせた輝度レンジでPQ(HDR10)信号に変換するので、お使いのディスプレイに適したHDR映像を楽しめます。
映像再生中に「HDRディスプレイタイプ」変更が可能
自動映像フォーマット切り換え
4K衛星放送の番組を、お使いのテレビに合わせて出力
4K/HDR(HLG)※方式で送られてくる4K衛星放送の番組を、お使いのテレビに合わせて自動で映像変換、HDMI出力します。例えば、HLG方式に対応していない4K/HDRテレビと接続した場合は従来のHDR(HDR10)に自動で変換するので、コントラスト表現を損なうことなく信号を出力できます。また、フルハイビジョンテレビやHDR非対応のテレビと接続した場合でも、従来の解像度やダイナミックレンジに変換して出力します。
※Hybrid Log-Gamma/ハイブリッド・ログガンマの略。HDR(HLG)コンテンツをHDRで視聴するためには、HDCP2.2、4K/60p/4:4:4、HDRに対応する機器や接続端子に接続してください。HLGに非対応のHDRテレビと接続した場合は従来のHDR(HDR10)に変換して映像を出力します。また、18Gbps対応のHDMIケーブル(別売)が必要です。
自動映像フォーマット切り換え(お使いのテレビと接続した場合)
対応機種
【BSによる8K放送について】
• 2018年から放送が開始されたBSによる8K放送の受信および録画機能は搭載されていません。
• 記載されている各種名称、会社名、商品名などは、各社の登録商標または商標です。
• 機能説明写真、シーン写真、イラストはイメージです。