快適さと省エネ※1を実現するDCモーター
高性能なDCモーター扇風機。
一般的な扇風機との違いや具体的なメリットとは?
DCモーターとACモーター、仕組みの違い
DC・ACは使用する電気が違う
「DC」とは「Direct Current」の頭文字を取ったもので「直流」を意味します。家庭用コンセントの交流電源を直流に変換して使用し、繊細な制御をする機器で使用されています。一方「AC」とは「Alternate Current」の頭文字を取ったもので「交流」を意味します。家庭用コンセントの交流電源をそのまま使用します。電流の流れ方が異なることで、扇風機では、きめ細かい制御や運転音、電気代に違いが生まれます。
DC=繊細な制御、AC=おおらかな制御
モーターは、おもに内外2つの筒で構成され、外側に、電気が流れている間だけ磁力が発生する「電磁石」を使っています。もう一方の内側に、鉄を使っているのがACモーター、強力な「永久磁石(レアアース)」を使っているのがDCモーターです。
ACモーターが両方の筒に電気を流すのに対し、DCモーターが電気を使うのは片側のみ。また、ACモーターは流す電気で風量が決まるのに対し、DCモーターは最適な周波数を作って緻密に風量を調整します。そのため、DCモーターの方が少ない電力で繊細に制御することができます。
DCモーター扇風機の3つのメリット
扇風機は、モーターで羽根を回転させるという、シンプルな家電です。
だからこそ、モーターの性能が、風の品質に大きく関係します。
メリット 1:きめ細かく、多段階で風を調節できる
ACモーター扇風機は、「強・中・弱」など、大まかに風量調節するのに対し、DCモーター扇風機は、「1〜8」など、よりきめ細かな風量調節が可能。ACモーター扇風機で、「弱」でも風が強いと感じている場合は、DCモーター扇風機の、さらに弱い風をお試しください。お好みの心地よい微風が見つかるかも知れません。
DCモーター扇風機は、ごく弱い風が選べるから、こんなかたにおすすめ
メリット 2:音が小さく、静かに運転できる
DCモーター扇風機は、音が小さく、静かに運転することができます。一方、ACモーター扇風機は、就寝時などに運転音が気になってしまうことも。
静かさの単位
DCモーター扇風機は、ごく静かだから、こんなシーンにおすすめ
メリット3:とにかく省エネ※1、電気代を節約できる
ワンシーズン使った場合の電気代比較
DCモーター扇風機の消費電力は、ACモーター扇風機の約1/14のため、電気代にも差が出てきます。例えば、ACモーター扇風機を1シーズン使うと、電気代は約625円ですが、DCモーター扇風機なら約45円。
*ワンシーズンを120日間として、1日8時間使用した場合。電力料金めやす単価31円/kWh(税込)[令和4年7月改定]で計算。最小風量運転時〈F-C339B〉1.5W、〈F-C324B〉21W。(いずれも首振りオフ。ご使用条件等により変わることがあります。)
DCモーター扇風機とACモーター扇風機の比較
【当社比】
タイプ別おすすめ
こんな使いかたは、
DCモーター扇風機がおすすめ
- 細やかな風量調整ができ、やさしい快適な風が出せる扇風機を使いたい
- 寝室や仕事部屋で使うので、静かな扇風機が欲しい
- エアコンとの併用で年中使うので、電気代が安い扇風機が良い
こんな使いかたは、
ACモーター扇風機がおすすめ
- 風は3段階のシンプルなほうが好み
- 風呂上がりやキッチンでの料理中など、強い風が欲しいことが多い
- メインで使う扇風機とは別に、サブとして使いたい
DCモーター扇風機
お役立ちコンテンツ
- 当社比。DCモーター搭載F-C339B/F-C337BとACモーター搭載F-C324Bの比較において。
● 冬期など使用環境温度が低い場合は始動時の羽根の回転が遅くなります。 正規の回転数に安定するまでに、数分かかることがあります。