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扇風機と送風機(サーキュレーター)の違いとは?電気代についても解説

ライター:UP LIFE編集部
2019年10月23日 空気

扇風機と送風機(サーキュレーター)には違いがあることをご存じでしょうか。どちらも似たような形、構造をしていますが、それぞれにさまざまな違いがあります。今回は扇風機と送風機(サーキュレーター)を比較し、機能・構造面での相違点や適しているシーン、気になる電気代についてご紹介します。

扇風機と送風機(サーキュレーター)は機能と構造に違いがある

扇風機は暑いときに涼をとるために用い、送風機(サーキュレーター)は空気を循環させるために用いるのが一般的です。
扇風機と送風機(サーキュレーター)は外見が似ていますが、実は構造や機能が異なるということを覚えておきましょう。

扇風機の機能と構造

扇風機は、暑さを感じるときに涼むために使用します。広い範囲に風を送れるように大型のファンが備わっていることがほとんどですが、風が届く距離はそこまで遠くありません。
送風機(サーキュレーター)よりも大きなファンを複数使用し、人が誤って手などを入れないようにカバーが前面についています。

また、最近の扇風機にはタイマーや首振りといった機能はもちろん、空気の除菌や消臭に効果が期待できるなどの優れた機能が盛りだくさんです。一般的な送風機(サーキュレーター)より静音性に優れているというメリットもあります。

送風機(サーキュレーター)の機能と構造

送風機(サーキュレーター)も基本的な構造自体は扇風機とほとんど変わりません。
ファンを回転させて風を起こしますが、扇風機よりも小さめのファンを使用しているものが多く、直線的に風を送る性能に優れています。

また、一般的な扇風機だと上下、左右や斜め上にしか風を送ることができませんが、サーキュレーターの場合はそれに加えて真上にも風を送れる特徴があります。
ただし、直接涼をとるアイテムではないため、扇風機よりも機能が乏しい製品が多いようです。また、音が大きいタイプが多いのも特徴といえるでしょう。

扇風機と送風機(サーキュレーター)の使い分け方

どちらが優れているというわけではなく、扇風機には扇風機の、送風機(サーキュレーター)には送風機(サーキュレーター)の役割があります。
シーンによってどちらが適しているかも変わってくるので、ここではそれぞれが適しているシーンをご紹介します。

扇風機が適している場合

エアコンでそこまで部屋を涼しくする必要がなく、夜も快適に眠りたいという場合には扇風機が向いています。現在市販されている扇風機の中には、静音性能を相当高めたものもあり、眠るときに音で邪魔されることもありません。扇風機の風だけで十分涼める、という方におすすめです。

また、複数の人がいる部屋で使用するときも扇風機なら広範囲に風を送ることができます。多くの扇風機には首振りの機能が備わっているので、複数人がいる部屋でも涼をとれるでしょう。一度に送れる風量も送風機(サーキュレーター)に比べて扇風機のほうが多いため、風だけでしっかりと涼めます。

送風機(サーキュレーター)が適している場合

エアコンを使用するケースで、節約も考えているのなら送風機(サーキュレーター)が適しています。サーキュレーターは直線的な強い風を起こして空気を循環させ、部屋全体の温度を均一にします。
冷たい空気は下に溜まり、逆に暖かい空気は上に停滞しがちです。これをサーキュレーターでかき混ぜることで、部屋の温度差を減らします。冷房だと今までよりも高い温度で使用できるようになり、暖房なら逆に低い温度で利用できるようになります。

冷房は温度を低くするほど、暖房は高くするほど電気代が上がります。2つをうまく併用すれば、電気代の節約にもつながります。

扇風機と送風機(サーキュレーター)の電気代比較

家電製品を使用する上で気になるのはやはり電気代でしょう。扇風機と送風機(サーキュレーター)にはさまざまな違いがあることをお伝えしてきましたが、電気代も違いがあるのでしょうか。ここではだいたいの電気代についてご紹介します。

扇風機の電気代

電気代の計算式はそう複雑なものではありません。消費電力に電気代の単価を掛け合わせたものが電気代となります。
扇風機のメーカーやモデルにもよりますが、最大運転時における消費電力が21W程度のものが多いため、それを踏まえて考えると1時間あたりの電気代は約0.5円になります。
最近では省エネタイプの扇風機も増えているので、そうしたモデルにすればより電気代は抑えられるでしょう。

送風機(サーキュレーター)の電気代

電気代を計算する式は先ほどと同じで、送風機(サーキュレーター)の場合でも最大消費電力は21W程度です。そのため、送風機(サーキュレーター)の1時間あたりの電気代も扇風機と同様に約0.5円になります。
また、送風機(サーキュレーター)にも電気代を節約できるモデルがあり、DCモーターを搭載した機種もあります。これらを選べば電気代を効果的に節約できるでしょう。

エアコン使用時は扇風機・送風機(サーキュレーター)併用で電気代を節約できる

エアコンと送風機(サーキュレーター)を併用すれば電気代が節約できることは、すでにお話ししました。空気を循環させて部屋全体の温度差をなくすことで温度設定を変え、電気代の節約につなげることができます。

では、具体的にどれくらい節約できるのでしょうか。エアコンと併用したときには単体で使用したときよりも電気代が1日あたり10円ほど安くなったという*データがあります。(外気温に大差がない冬の2日間、1日(5:00~17:00まで12時間)併用した場合の電気代を比較)*(出典:
ENECHANGE株式会社調べ

環境庁では冷房の設定温度は28度、冬の暖房温度は20度を推奨しています。夏は送風機(サーキュレーター)を使用することで体感温度を下げられるため、エアコンの冷房時の設定温度を1度高くすることで、約13%(約70W)の消費電力を削減することができます。電気料金に換算すると(1kWh 27.0円(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会電気料金目安価格)で計算)、70Wを8時間消費した場合15.12円となり、1か月(30日)で約453円の節約となります。

一方、冬は送風機(サーキュレーター)によって暖まった空気を循環させられるため、エアコンの設定温度を1度低くすると、約10%(53W)の消費電力を削減することができます。(出典:環境省
同じく電気料金に換算すると、1日(約8時間)あたり約11円となり、1か月で330円の節約になります。

このように、送風機(サーキュレーター)によって快適だと感じられる設定温度を上手に調整することで、電気代の節約が可能になるでしょう。

扇風機と送風機(サーキュレーター)両方の機能を備えた製品もある

F-BP25Z-W(パールホワイト)

パナソニックがリリースしている「創風機」は、扇風機と送風機(サーキュレーター)の機能を兼ね備えたハイブリッドなアイテムです。
独創的な見た目のデザインに注目しがちですが、これは流体力学から導き出された独自の形です。

創風機はパワフルな風をストレートに送ることができ、空気を循環・拡散させることで部屋の室温を均一にできます。扇風機としての機能も優れています。
長時間あたっていても心地よく感じるリズムの風を作り出しており、自然に限りなく近い風を実現しています。
また、コンパクトなので置く場所にも困らず、インテリアアイテムにもなります。扇風機と送風機(サーキュレーター)、どちらの機能も欲しいという方は検討してみる価値は十分あるでしょう。

扇風機と送風機(サーキュレーター)の違いについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。見た目は似ていますが、主な目的や使用するシーンなどが異なります。送風機(サーキュレーター)とエアコンの組み合わせは思わぬ節約効果も生み出すので、少しでも興味を持たれた方はさっそく試してみましょう。

2019年10月23日 空気

記事の内容や商品の情報は掲載当時のものです。

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