専門家と先輩パパ&ママに聞きました!赤ちゃんのために気をつけたい生活環境
育児についての監修:高祖 常子
ライター:UP LIFE編集部
2023年9月21日
空気
子供が産まれると、今までの暮らしは一変。価値観や意識も大きく変わると言われます。
では、具体的にどんな点に気を付ければよいもの? 出産経験をもつ先輩パパ&ママに聞きました。専門家からのアドバイスと共にご紹介しましょう。
出産前後で、最も意識が変わったのはどんなこと?
今回、先輩パパ&ママが対象の調査で聞いたのは、赤ちゃんが1日のほとんどを過ごす室内の環境について。まず、出産後に意識が上がったものを質問したところ、最も多かったのは「リビング床の衛生面」で、2番目は「家具・柱の出っ張り」という答えでした。
※出産前後での室内環境に対する意識調査(株式会社オールアバウトによるインターネットリサーチ n=468)
これに対し、「赤ちゃんの過ごす場所を、安全・安心な環境にしたいという気持ちの表れですね」と語るのは、育児の専門家である高祖さん。
「床の上は、いわば赤ちゃんの生活圏。床上の布団で寝ていたり、ハイハイしていたりする姿を見ると、やはり衛生面が気になる人は多いようです。柱や家具の角に対して意識が上がったのも、同じように安全・安心な環境をつくろうとするからでしょう。赤ちゃんはハイハイやよちよち歩きの最中にバランスを崩し、頭などをぶつけてしまいがち。家の中の危ない箇所を探すなら、赤ちゃんの目線になって低い位置からチェックするとわかりやすいですよ」
そして3番目以降に来たのが、「室温」と「湿度」、ひとつ飛んで「空気の質」といった項目。この結果からは、室内の空気に関わる環境を整えて、赤ちゃんを守りたいと願う親心が垣間見えますね。
室内環境を改善するために、どんなことをすればいい?
では、こうした室内環境を改善するために、先輩パパ&ママはどんなことをしているのでしょうか? 調査結果によると、掃除や窓開け換気をこまめに行ったり、空気清浄機などの家電に頼ったりという人が多いようです。このほか、「普段、意識していないものの手入れを、定期的に行うことも大切」と、高祖さん。
「たとえばぬいぐるみを洗ったり、ベビー布団は干して、布団用掃除機をかけたりといったことですね。また、浴室乾燥機のような盲点になりがちなものも、きちんとお手入れが必要。定期的にするのは忘れてしまいそう、と思うなら、“朝、起きたら窓を開けて換気”というように、自分なりのルールを設けるのがオススメです」
そう言いながらも、高祖さんは「あまり気にしすぎないことも大切」と続けます。
「思い詰めると、気持ちの余裕がなくなってしまいます。乳児を抱えて自宅にこもりがち……なんてことにもなりかねません。でも、すべての雑菌を100%除去することはできないですし、共存できるものなので、もう少しだけ余裕をもっていただければと思います」
エアコンに求めるのは「キレイな空気」をつくり出す機能
今回の調査結果からは、室内環境を清潔にしたいという思いも読み取れます。特に、改善策として空気清浄機やエアコンを購入した人なら、空気までキレイにしたいと考えているはず。調査では“エアコン購入時に重要視したい機能”も聞きましたが、最も多かったのは“フィルター自動おそうじ機能”でした。
「エアコンの中は見えない箇所もあってカビなども心配なので、自動で掃除してくれると安心できます。フィルターの掃除も、つい忘れてしまいがちですから。先ほどもお話しした通り、気にしすぎるのは禁物なだけに、空気清浄機やエアコンの導入によって不安が払拭できるのはいいことだと思います」
さらに、エアコンに求める機能を尋ねたところ、“空気清浄機能”や“省エネ機能”、“ウイルス抑制機能”など、子育て世代らしい回答が並びました。
「たいていの家電は長く使うもの。古いエアコンの場合、最新モデルより消費電力の大きいものもあるので、買い替えた方がお得になるかもしれません。赤ちゃんを迎えるタイミングは、エアコンの買い替えを検討するいい機会。出産後は生活がガラリと変わるので、その前に調達を考えるのもいいかも」
吹き出る空気もキレイになる最新エアコン
古いエアコンで気になるのは、エアコン内部の汚れ。ひと昔前のモデルの場合、メンテナンスを怠るとホコリやカビ菌がたまってしまい、吹き出される風は、決してキレイとは言えなくなってしまいます。
ただし、最新のエアコンなら、内部ユニットまで自動で掃除してくれる機能を搭載したモデルも登場しています。これなら、内部のホコリやカビ菌も除去してくれるので安心ですね。
「エオリア」なら自動で内部をキレイにお掃除!
①コーティング自動洗浄
ホコリ・油分をつるっと洗浄(冷房・除湿運転時)
②加熱乾燥
ジメジメをカラッと乾燥
③高濃度の「ナノイー X」を充満
カビ菌をしっかり抑制※1
パナソニックの最新エアコン「エオリア」は、運転を終了するたび、エアコン内部を40℃以上に加熱して乾燥。さらに、高濃度の「ナノイー X」を内部のすみずみまで充満させて、カビの成長を強力に抑制※1します。シーズン中はエアコンが自動で内部を清潔にしてくれるので、お手入れの手間が軽減されます。
さらに、エアコン内部に付着した油分まで分解・低減※2してくれるので、よりキレイにお使いいただけます。
(冷房時の内部クリーン運転を1回行い、 揮発油成分が総量で減じられる効果です。設置環境、使用状況により効果は異なります。)
●すでに付着してしまった汚れやカビを取り除く機能ではありません。
※1 【試験機関】(一社)カビ予報研究室【試験方法】25㎥(約6畳)、室温25℃、湿度70%の試験室にて、エアコン内部にカビセンサーを設置、1日3時間の冷房運転後に「ナノイー X」内部クリーンありとなしの条件において、7日後のカビの菌糸長を比較【試験結果】カビセンサー内のすべてのカビ(8種類)で発芽はなく、カビの成長が抑制されることを確認(報告書No. 180301、180302)。
※2 【試験機関】パナソニック(株)プロダクト解析センター【試験方法】油成分を、フィルター、熱交換器、送風路に設置、冷房および暖房時の内部クリーンに曝露したものと曝露していないものの残留物を抽出し、定量分析を実施 【試験結果】送風路内位置で10~41%の低減効果を確認(〈冷房時の内部クリーン〉Y19HM008/2019年5月10日、Y19HM016/2019年6月12日〈暖房時の内部クリーン〉Y19HM017/2019年6月12日)
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育児についての監修
高祖 常子(こうそ ときこ)
育児情報誌『miku(ミク)』、育児のポータルサイト『こそだて』の編集長。妊娠・育児誌の編集・執筆、ポジティブ子育てやパパの子育て、パートナーシップなどの講演も行う。NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、NPO法人タイガーマスク基金理事、NPO法人子どもすこやかサポートネット理事ほか。3児の母。総合情報サイト『All About』では子育てガイドを務める。
2023年9月21日 空気
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