たった5分からでもOK!元気をチャージする朝習慣
朝習慣についての監修:金子 由紀子
ライター:UP LIFE編集部
2023年9月21日
空気
忙しい朝の時間を有効活用できたら、生活にも、もしかしたら自分にもいい変化があるかも…。そんな期待を抱きながらも、なかなか実行できなかったり、挫折してしまったりする人は少なくないのでは? 朝習慣を長続きさせたい! そう願う人のために、朝活がテーマの著書ももつ専門家にコツを聞きました。
あなたの1年を変えるかも! 朝習慣のメリットとは
ここで言う“朝習慣”とは、朝、時間に余裕を作って何かをする、いわゆる“朝活”のこと。エッセイストの金子さんによると、「こうした朝の活用術は、よく聞かれる人気のテーマ」なのだとか。
「共働きともなれば日中は仕事、夜は残業や飲み会などがあり、なかなか自分だけの時間が持てません。邪魔が入らないのは朝だけなので、自然とこの時間帯に何かをしたいという人が増えているのでしょう。邪魔が入らなければ、長く続けやすいですから」
そしてもうひとつのメリットは、「達成感が得られること」だそうです。
「朝イチにすると“やったぞ!”という喜びはひとしお。スッキリとして、前向きな気持ちにもなれますよ。静かなので集中できるし、外で運動する場合は空気がキレイで気持ちいいのも、朝の時間帯だからこそですね」
これならできるかも! 実践したい“朝習慣”アイデア
“朝習慣”と聞いても、何をすればよいかで悩んだり、時間がないからと諦める人もいるのではないでしょうか? でも、金子さんによれば「何をすればいいかは人ぞれぞれだし、時間もまちまち」とのこと。
「わたしの好きな詩人の随筆に、『時間は区切られたときにこそ輝く』といった内容の一節があります。これは、短い時間でも有効活用できれば、そこには無限の可能性が秘めてるということでしょう」
その言葉のとおり、たった5分という時間でも、いろいろなことができるそう。
「たとえば、ヨガのDVDでのレッスン。ひとつのポーズをとるのも5分、10分程度あればできるので、朝ヨガ教室に行く余裕がないママにもよいと思います。また、創作活動なら1日に和歌を1首詠む、キルトを一辺だけ縫うといったことだけでも、1か月、1年経てば大きな作品が完成できますね」
たかが5分、されど5分。長く続けていければ、何らかの成果を上げられるわけですね。
「産休・育休中なら、資格の勉強をするのもいいですね。子育て中のママは、“会社に戻っても大丈夫かしら”と不安になりがち。でも、朝習慣で資格を取得できれば自信にも繋がります」
このほか、「わが家の味をまとめたレシピ帳を作る」というのも、ひとつのアイデア。
「世の中には素敵なレシピが数多くありますが、自分のレシピを残している人は意外に少なかったりするもの。こうしたわが家のレシピ集をつくれば、家族みんなが作れるようになり、いずれ子供に受け継ぐこともできます。そうやってきちんと暮らすことは、自分の中の土台を作っていくことにも繋がるのではないでしょうか」
長く続けるコツは完璧を目指さず、前日の夜に準備をすること
では、“朝習慣”を長く続けていくには、どのような心掛けが必要なのでしょうか?
「まずは完璧主義にならないこと。予定より早く家族が起きてきて、時間が取れずにイライラ……なんて本末転倒です。楽しく生きるための“朝習慣”ですから。余程三日坊主が続くなら考え物ですが、1回や2回、中断するくらいなら気にする必要はありません。できなくても自分を責めず、できたら大いに褒めるくらいのスタンスがよいですよ」
また、前日の夜から“仕込み”をしておくのもポイントだそうです。
「朝活は夜活といっても過言ではないんです。昨日やったことは今日に影響するように、昨夜準備しておけば今朝の自分を助けることができます。たとえばジョギングなら、前日の夜にウェアとシューズを出しておいて、翌朝、もうそこに滑り込めばすぐ走れるくらの状態にしておくんです。ヨガなら夜のうちにDVDをセットし、床は片付けてマットを敷いておく。そうやって朝にやりたいことを夜のうちにイメージし、準備を済ませておくと続けやすいですよ」
余裕を持って朝を過ごすためにベストな環境づくり
「“朝習慣”を続けるには、自分が何に躓いてしまうかを、客観的に見て気付く必要があります」と、金子さん。たとえば、朝、なかなか起きられないという人もいるでしょう。もちろん、体質的に問題があるなら、無理矢理起きる必要はありませんが、ちょっとした工夫で早起きすることもできるとか。
「もし15分早く起きるなら、15分早く寝ることが大切。睡眠時間を削ってまで“朝習慣”にこだわるのは避けましょう。また、当たり前ですが、寝る前にカフェインをとったり、お酒を飲み過ぎたりしないこと。スマホの画面は明るいので、寝る前にずっと見ているのもよくないですね」
そして起きる時は目を覚ましやすいよう、音楽や照明を活用しましょう。
「タイマーで大好きな曲をセットしておくと、気分よく起きられますね。逆に違和感で目を覚ますように、普段は聴かない荘厳なクラッシックやこぶしの利いた演歌をかけてみるのもいいかもしれません。あと、もっとおふざけ版にするなら、ドアをドンドン叩く音と“警察だ!”の声を録音して使うとか(笑)。照明もタイマーで徐々に明るくなるようにセットすれば、目を覚ましやすくなります。あの手この手で、自分を起こしてあげてください」
また、室温に気を配ることも大切だとか。
「お部屋が快適でないと、布団から出ようとはなかなか思えません。特に冬の寒い時期は、しっかり暖めておきたいですね。温度差があるところでは血圧が急に変動し、身体に負荷がかかるケースもあるので、十分に注意してください」
“すぐでる暖房”機能搭載の『エオリア』なら、早起きも楽勝!?
せっかく“朝習慣”を決意したのに、朝、なかなか起きられない……。そんな人も起きやすい環境をつくれば、きっと続けていくことができるはすです。そこで注目したいのが、エアコンの暖房機能。「なかなか暖まりにくい」と思っている人もいるかもしれませんが、実は最近のエアコンには、パワフルな温風でスピーディーにお部屋を暖めてくれるモデルもあるんです。
『エオリア』は、寒い日の朝でもすぐに温風を吹き出せるエアコン。その秘密は、パナソニック独自の“すぐでる暖房(おはようチャージ)”機能が採用されているから。運転オンの時間を自ら学習することで、時間になると高速で立ち上がり、すぐに*1温風を吹き出してスピーディーに暖めます。これなら、真冬の早朝などでもスムーズに起きられそうですね。
この記事で紹介した商品
朝習慣についての監修
金子 由紀子(かねこ ゆきこ)
子供の頃より「シンプル」「ミニマム」に関心を抱く。学生時代より10年間の一人暮らし賃貸住まい時代に、少ないモノで楽しく暮らすノウハウを模索。出版社にて書籍編集に携わったのちフリーランスに。結婚後二児を得て、新たなシンプルライフの構築にいそしむ日々を送る。総合情報サイト『All About』シンプルライフガイド。
*1 予熱運転により約350Wの電力を消費※1(1日最大3回、各回最長2時間)。リモコン設定が必要です。使用環境によりすぐに温風が出ない場合があります。
※1 当社測定基準による。CS-LX403D2/CS-403DLX2、CS-X403D2/CS-403DHX2、当社環境試験室(約14畳)、外気温2℃、室内温度11℃、リモコン設定温度23℃、風量自動、AIチャージ入設定において、暖房運転が開始されるまでの予熱運転時の消費電力約350W、吹き出し温度約30℃。予熱運転の消費電力は設置環境、使用状況、学習結果によって異なります。「暖房」ボタンが押されなかった場合、予熱運転は最長約2時間で自動終了します。
2023年9月21日 空気
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