

早く髪を乾かすコツ!ドライヤーを上手に使った乾かし方
監修:美香(ビューティプロデューサー・毛髪診断士®)
ライター:UP LIFE編集部
2022年5月20日 美容
健康でつややかな髪を保つためには、入浴後などに濡れた髪を正しく乾かすことが大切です。本記事では、ドライヤーを上手に使って髪を乾かすコツと、乾かすだけで髪にうるおいをあたえてくれる、おすすめのドライヤーをご紹介。おうちでできるヘアケアを取り入れて、あなたも今日から“美髪”を目指してみませんか?
正しい髪の乾かし方!まずはタオルドライから
ドライヤーを使う前に、乾いたタオルで髪の水分を拭き取ります。髪は洗髪直後から水分を失っていくため、洗髪後できるだけ早くタオルドライするのがポイントです。
タオルドライの基本

まず、タオルで髪を包み込んで、髪全体の水分を取り除きます。次に髪の内側から根元を持ち上げるようにして、指を上下に細かく動かし、根元と地肌の水分をしっかり取り除きましょう。
早く乾かすための便利アイテムをご紹介!

おうちで使っているタオル以外にも、早く乾かす機能のある便利アイテムを使うと、より時間が短縮できます。
【綿(コットン)素材のタオルと比べて、吸水性に優れている「速乾タオル」】
ナイロンやポリエステルなどの化学繊維で織られているマイクロファイバー素材。コットン素材の普通のタオルと比べると、吸水性・速乾性に非常に優れているので濡れた髪の水分をすばやく吸収し早く乾きます。
【速乾成分が水分の蒸発を促す「速乾スプレー」】
空気と熱に触れると揮発する性質のあるエタノール(アルコール成分)が主成分。揮発する時、まわりの水分も巻き込む性質があります。ドライヤーを使うとき、髪の水分を巻きこんで揮発するので、スプレーをしない時よりも水分が早く蒸発して乾きが早くなります。
【髪の絡まりをなくし熱や風が均一に回り早く乾く「速乾シャンプー」】
キューティクル表面をなめらかに整え髪の1本1本の絡まりがなくなることで、ドライヤーの熱や風が均一に回るため髪が早くしっかり乾きます。
ドライヤーを上手に使うコツ
ドライヤーの役割は髪を乾かすことだけではありません。正しく使う事で髪にツヤを出すことができるので、ぜひマスターしてください。
乾かし始めは、根元や頭皮からドライヤーの温風をあてる

タオルドライのあとはドライヤーを使って乾かします。ドライヤーを使う際は、ドライヤーの吹出口と髪は3cm以上離します。また、髪の毛が吸込口に絡むと髪を傷める原因になるため、吸込口と髪は10cm以上離して使うようにしましょう。
この2点に注意しながら、根元に手を入れて根元と頭皮から乾かします。根元から乾かすことで、髪全体が乾きやすくなり、髪の毛のボリュームアップにもつながります。
パナソニックの速乾ノズル内蔵・付属のヘアードライヤーなら、強弱差のあるバランスのよい風で、毛束をほぐしながら素早く乾かせます。
トップはいろいろな方向から風をあてる
トップはクッキリ分け目が付かないようにいろいろな方向から風をあてましょう。
髪の内側から手ぐしを入れ、髪を引っ張りながら温風をあてる
根元が乾いたら、半乾きの髪の内側から手ぐしを入れ、下側に軽く引っ張り、テンションをかけながらドライヤーの温風をあてます。下の方へ軽く引っ張ることでクセやうねりをまっすぐのばして整えることができます。
温風と冷風を分けて髪を乾かす

髪の毛は温めると柔らかくなり、冷やすと硬くなる性質があります。この性質を利用して温風をあててクセをのばし、冷風をあてて整えます。冷風をあてることで、キューティクルが引き締まり、ツヤのある髪に仕上がります。
パナソニックの「温冷リズムモード」搭載ヘアードライヤーなら温風と冷風が自動で切り替わるため、手ぐしやブラシで整えるだけで、まっすぐツヤのある美しい髪に仕上がります。
髪が9割程度乾いたら、「温冷リズムモード」で温風と冷風を交互に使って仕上げましょう。
地肌ケアには約60℃の温風でやさしく乾燥させる
ちなみに地肌のベタつきが気になる方には、パナソニックの「スカルプモード」搭載のヘアードライヤーがおすすめです。地肌に近づけても熱くならない約60℃(室温30℃の時)の温風で地肌をやさしく乾かしましょう。気持ちよく頭皮ドライができます。
髪の内部までうるおう。高浸透「ナノイー」搭載のヘアードライヤー
ずっと触っていたくなるような美しい髪の毛を目指すなら、髪にうるおいを与えてくれる、パナソニックの高浸透「ナノイー」が搭載された「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0G」がおすすめです。

従来の「ナノイー」よりも水分発生量が多い高浸透「ナノイー」は、従来の「ナノイー」と比べ水分発生量は18倍※1、髪へのうるおいは1.9倍※2(毛髪水分増加量・当社従来「ナノイー」搭載商品比)にパワーアップ。キューティクルのわずかなすき間から入り込み、髪の内部までうるおいます。
さらに、風量が上がって、乾燥スピードが20%もアップ※3しているため、忙しい時にもとても心強く、おすすめです。
憧れのサラツヤヘアーに!おすすめの乾かし方
乾かし方も以下の3STEPで、毛先まで美しいまとまりのあるツヤ髪に仕上がります。

- 髪の根元→中間→毛先の順で乾かす
- 仕上げに「温冷リズムモード」でツヤ髪へ
- さらに「毛先集中ケアモード」で毛先をまとめる
* こちらの商品は、街のでんきやさんをはじめ、パナソニック家電製品正規取扱店でもお買い求めいただけます。(ただし、この商品はお取扱い先を限定しております)
自然乾燥はNG!濡れた髪を放置するデメリット

「髪を乾かすのが面倒…」「ドライヤーの熱で髪の毛が傷みそう…」などの理由から、濡れた髪をきちんと乾かさずに自然乾燥している方は、男女問わず多くみられます。ところが、髪を濡れたまま放置することは、髪にとってデメリットが多いのです。
髪が傷んでしまう
髪は、摩擦などの外部の刺激から守るため、表面がウロコのような「キューティクル」で覆われています。このキューティクルは、濡れると柔らかくなり、剥がれやすくなります。キューティクルが剥がれ、髪内部の水分や栄養が抜け出てしまうと、つややかさを損なう原因になりやすく、また、外部からの刺激に弱くなっているので、乾いている状態の髪に比べると傷みやすくなっています。そのため、髪を乾かさないで眠ると枕や布団などに擦れたときの摩擦でも髪の毛が傷みやすくなります。
濡れたまま寝ると髪がはねてしまう

髪の毛には「水素結合」という性質があります。水素結合は、濡れたときに結合が切れて形が自由に変えられる状態です。そして髪の毛が乾くと固定されます。つまり、濡れたまま寝てしまうと、髪がよれた状態で乾くため、毛先がはねるなどの寝ぐせがついてしまうのです。
まとめ
濡れた状態の髪の毛はキューティクルがダメージを受けやすく、傷みやすいため、ドライヤーを使って正しく素早く乾かすことが大切です。高浸透「ナノイー」搭載の「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0G」なら髪の毛にうれしいモードが多数搭載され、ツヤツヤでしなやかな髪に仕上がります。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
この記事で紹介した商品

監修:美香(ビューティプロデューサー・毛髪診断士®)
文化服装学院卒業後、約10年間複数のアパレルメーカーでファションデザイナーとして活躍。2002年、ヘアサロン『AMATA』をオープン。サロン運営をはじめ、サロンマネージメント・プロデューサー・プレスなど、1人で何役もこなす。社団法人 日本毛髪科学協会認定の『毛髪診断士®』としても活躍。現在はその上の「認定講師」の資格も取得。
常にお客様の立場に立ち、その時代のニーズに合った新しい提案を続けている。
※1 「ナノイー」と高浸透「ナノイー」との比較(当社調べ)
※2 当社従来品2019年発売EH-NA9Bとの比較(当社調べ)
※3 当社従来品2020年発売EH-NA0Eとの比較(当社調べ)
2022年5月20日 美容
記事の内容や商品の情報は掲載当時のものです。