スーパームーンはいつ観測できる?ブルームーンなどの珍しい月も解説
ライター:UP LIFE編集部
2026年9月1日
エンタメ
夜空に浮かぶ巨大な満月「スーパームーン」は、次はいつ観測できるのでしょうか?本記事では、スーパームーンの意味や観測時期に加え、ブルームーンやピンクムーン、ブラッドムーンなど、色や名前が特徴的な珍しい月についても解説します。
スーパームーンとは?観測できるのはいつ?
一般的にスーパームーンは、楕円軌道を描きながら地球の周りを巡る月が、地球に最も接近した状態の満月として知られています。でも、この呼び名はアメリカの占星術家が提唱したもので、はっきりとした定義はないのだそう。
2025年・2026年のスーパームーン
おおよそ1年に1回のペースで地球に最接近するスーパームーン(地球に最も近い満月)ですが、2025年は11月5日に観測され、地心距離は約35万7,000kmでした*。2026年で最も近い満月は12月24日で、10時28分に満月になります*。
一番小さな満月「マイクロムーン」
一方、「マイクロムーン」はご存じでしょうか。地球から見た時に一番大きい満月がスーパームーンに対して、一番小さな満月がマイクロムーンです。1年の中で月と地球の距離が最も離れた満月で、2026年は5月31日*に観測されました。
スーパームーンだけじゃない、珍しい満月の種類
日本には「十五夜」だけでなく、月の満ち欠けにあわせた「十三夜」「十六夜」「立待月」「居待月」「寝待月」「更待月」など、月の和名があります。海外でも満月に様々な名前がつけられていますが、色名を冠したものがいくつかあります。
ブルームーンとは
まずは、「ブルームーン」からご紹介しましょう。その名前から「青い色の月」を想像しそうですが、青に見えるわけではなく、1か月の中で満月が2度現れることを指すといわれています。月は平均すると約29.5日のサイクルで満ち欠けを繰り返すので、平均30.4日である1か月の中で満月を2回も見られるのは、珍しい現象なのです。約2年半に一度の割合で目にすることができるブルームーンですが、2026年は5月に2回の満月がありました*。
ピンクムーン・ストロベリームーンとは
続いては、ここ数年SNSなどでも目にする「ピンクムーン」と「ストロベリームーン」。実はこれらも「ブルームーン」と同じく月の色あいを指す名前ではなく、アメリカの先住民が季節ごとの満月につけていた名前が由来です。「ピンクムーン」は野花が咲きはじめる4月の満月で、「ストロベリームーン」はイチゴの収穫時期である6月の満月のこと。毎年4月と6月に、可愛らしい名前が付けられた満月を見上げてみてください。
ブラッドムーンとは
最後にご紹介するのは「ブラッドムーン」。ちょっと怖そうな名前ですが、これは皆既月食によって赤銅(しゃくどう)色と呼ばれる赤黒い色に見える満月。では、なぜ皆既月食中の月は赤黒く見えるのでしょう?
これには月食のしくみが深く関係しています。
皆既月食中は太陽・地球・月が一直線に並び、地球によって太陽光がほぼさえぎられた「本影」の中に月が入ります。このとき地球を包む大気がレンズの働きをし、屈折した太陽光がわずかに本影へと入りこみます。このわずかな太陽光があるため、本影に入っていても月は真っ暗にならないのです。
小さな波状に揺れながら進む太陽光は、地球の大気中に浮遊する酸素や窒素の分子などの粒にぶつかって散乱します。また太陽光の色は、振幅である「波長」の長い順に赤・橙色・黄色・緑・青・藍・紫に分けられます。このうち波長が最も長い赤い光は、大気中の粒にぶつかる確率が低いため、本影の中に入り込んで月面まで届くことができます。この赤い光に照らされるため、皆既月食中の月は赤銅色に見えるのです。
満月以外に見られる月の美しい姿
特別な名前がついた満月だけでなく、夜空に輝く普段の月にも様々な美しさが秘められています。そのひとつが、月の欠けた暗い部分が、地球で反射した太陽光に照らされて、うっすらと見える「地球照(ちきゅうしょう)」。こちらは新月前後の細い月だと見やすいです。
また月と夜空に浮かんだ雲も、美しい彩りを見せてくれます。雲粒の粒径がそろっていると、月光による光の環「月光環(げっこうかん)」を見ることができます。また粒径がそろっていなくても、銀河系の星雲を思わす幻想的な姿が夜空に現れます。月光と雲による夜空の彩りにも、ぜひ注目してみてください。
LUMIXと望遠レンズで魅力的な月を写真に残そう
「月の姿を写真に残してみたいけど、ちょっと難しそう…」と思っていませんか?明るい満月であれば、天体望遠鏡がなくても、LUMIXと焦点距離200mm以上(35mm判換算)の望遠レンズの組み合わせで、簡単に撮影することができます。
例えば、美しい月面の陰影に思わず見入ってしまうような写真。肉眼ではなかなか見えない月面のクレーター(表面の凸凹)も望遠レンズを使って撮影すれば、クッキリと写しとることができます。空の高い位置に満月があるときに撮影すれば、街灯や街明かりに影響されにくいので、より鮮明な作品になります。
また欠けた月の場合は、影との境目にあるクレーターがより見えやすくなるので、まずは三日月や半月の撮影からチャレンジしてみるのもおすすめです。
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