臭い靴のニオイは身近なモノで消せる!臭い原因と消臭対策とは

ライター:UP LIFE編集部
2023年8月4日
家事・くらし

靴を脱いだ時や靴箱を開けた時に「靴が臭い」と気になった経験ありませんか?
じつは、そんな臭い靴のニオイを身近なモノで消せる対処法があります。今やエチケットといえる靴のニオイ対策をして、靴と快適につき合いましょう。

靴が臭い原因は「雑菌」!?

靴が臭い原因は「雑菌」!?

ニオイの原因となるのは、靴下や靴に付着した雑菌です。足は汗をかきやすいと聞いたことがありませんか?そう、足には汗腺が集中しているので汗をかきやすいのです。
足裏から発生する汗や水分の量は、1日コップ1杯分ともいわれています。人間の汗や皮脂の汚れが高温多湿な環境にあると、雑菌が繁殖して、それがニオイの原因となります。靴はいわば密室。特に通気性の悪い革靴、冬場のブーツなどは、雑菌の温床ですので、靴が臭くなりやすいのです。

臭い靴のニオイを身近なもので消す6つの方法

1.即効性なら『消臭スプレー』

消臭スプレーはすぐに靴のニオイを取りたい方におすすめ。手軽で続けやすく、即効性があるので応急処置としてはすぐれており、短時間の消臭効果は期待できますが、長期的なニオイ対策にはなりにくい点があります。

2.とにかく手軽に消臭したいなら『10円玉』

2.とにかく手軽に消臭したいなら『10円玉』

もっとも簡単なのが10円玉を使って悪臭を取る方法です。やり方はとても簡単。靴を脱いだときに、10円玉を入れるだけ。目安は片方に2枚です。枚数を入れれば入れるほど消臭効果が期待できます。

【なぜ、10円玉がニオイ対策として有効?】
それは10円玉から発生する銅イオンに理由があります。銅イオンは殺菌効果があり、雑菌の繁殖を抑えてくれ、その結果、ニオイ対策になるのです。銅イオンは永続的に発生しますが、10円玉にニオイが移ってしまうので、タイミングを見計らって取り換えるようにしましょう。

3.しつこいニオイには『重曹』も消臭対策として有効

家の中の掃除で活躍してくれる重曹は、靴のニオイを取る方法として使えます。というのも、重曹には消臭作用と吸湿作用があるから。発生したニオイを除去し、雑菌が繫殖しにくくなります。

通気性のある余り布やお茶用の不織布パックなどに重曹をこぼれないように包み、靴の中に入れるだけ。布は、不要になった靴下やストッキングで十分です。靴の消臭に使わないときもシューズケースに数個おいておけば、重曹が湿気や不快なニオイを吸い取ってくれます。ただし、重曹の消臭効果は2〜3カ月。適度に取り替えるようにしましょう。

重曹を水でとかしてスプレーを作っておくのもおすすめです。重曹もスプレーボトルも100円ショップなどで簡単に買えます。
作り方は、スプレーボトルに重曹小さじ1に対して水100mlを入れるだけ。重曹は水にとけにくいので、使うときはしっかりふってから、靴の履き口や内部に吹きかけます。
重曹水スプレーにお気に入りのアロマオイルを数滴たらすと、心地よい香りをもたらしてくれます。

4.臭い靴と玄関のニオイに『ミョウバン水』スプレー

雑菌の繁殖を抑える働きがあるミョウバンを水で薄めて霧吹きにして靴や空間に吹きかけることで悪臭の発生を抑えることができます。

5.靴箱全体のニオイには『コーヒーの残りかす』で消臭

5.靴箱全体のニオイには『コーヒーの残りかす』で消臭

家で挽いたコーヒーを飲む方に知ってほしいのがこの方法です。
コーヒーの残りかすを靴箱に入れておくとニオイ取りになります。
これはコーヒーの残りかすが活性炭と似た性質があるためで、靴のニオイ取りとしても利用できます。捨てる前にもうひと活躍させちゃいましょう。

6.洗える素材であれば、『洗濯用洗剤』で洗う

運動靴など洗える靴の場合は、洗濯用洗剤で洗ってみましょう。
ぬるま湯に洗剤を溶かし、つけ置きをした後にいらなくなった歯ブラシなどで磨き、洗濯機で脱水をして乾かすだけで、ニオイが軽減されます。
靴の悪臭だけでなく気になる汚れも取れるので一石二鳥です。
手で洗った靴がなかなか乾かない時は、パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機「NA-LX129D」の「ソフト乾燥」コースを使うことでふんわり乾かすことができます。(布製スニーカー)

商品写真:ななめドラム洗濯乾燥機「NA-LX129D」

ななめドラム洗濯乾燥機「NA-LX129D」

今日からできる!靴のニオイを抑える2つの習慣!

今日からできる!靴のニオイを抑える2つの習慣!

靴は1日履いたら休ませる

ちょっとしたことでも、靴のニオイ対策ができます。
長持ちさせるために、同じ靴は1日履いたら翌日は休ませることが知られていますが、これはニオイの発生を抑えるためにも大事なことです。というのも、間隔をあけずに同じ靴を履くのは、靴に残った汗が乾ききらないうちに、また汗がたまる環境を作ることになり、これが靴が臭くなる原因となります。
靴の内部をしっかり乾燥させるためにも、同じ靴を連続して履かないように心がけましょう。

靴箱の換気を行う

靴をしまっているシューケースもときどき開けて、換気を行うようにしましょう。
通気させることで、靴同士のニオイ移りを防ぎ、カビの繁殖予防にも役立ちます。

スニーカーや革靴のニオイにも対応!靴に差し込むだけでカンタンな靴脱臭機

電気脱臭機MS-DS100

靴脱臭機MS-DS100

生活家電にも靴のニオイ対策で活躍してくれるものがあります。
靴脱臭機がそれ。使い方はいたって簡単。靴に差し込むだけです。
不快な臭いを抑える効果があるOHラジカル(高反応成分)を含む微粒子イオンがつま先までたっぷりゆきわたるので、スニーカーや運動靴、水洗いできない革靴やパンプスなどのニオイケアができます。わかっていても忙しくてなかなかマメに対策ができない人におすすめです。

靴が臭くなる大元の原因「足のニオイ」を抑える対策を!

靴が臭くなる大元の原因「足のニオイ」を抑える対策を!

いくら靴のお手入れを心がけても、ニオイの原因となる雑菌を発生させてはNG。生活習慣をちょっと改善するだけで、ニオイ対策になります。

足の指の間はていねいに洗う

足を洗うときは、足先やかかとはもちろん、指の間もていねいに洗うようにしましょう。
指の間は雑菌がたまりやすいところ。ここを意識的に洗うことで、足がより清潔になります。
そしてお風呂から上がったら、きちんとタオルでふいて、ジメジメさせないようにします。
また、石鹸やボディソープは殺菌成分が入ったものに変えるのもいいでしょう。

足用クリームを利用する

足のニオイを抑えるクリームやジェルも販売されています。クリームといってもさらっとしたつけ心地なので、ベタつきは感じません。
ドラッグストアでは多彩なラインアップで並んでいて迷ってしまいそうになりますが、殺菌成分を含んだ薬用のものを選ぶとよいでしょう。

靴下にも気をつける

靴をはくときは素足ではなく、靴下やストッキングを履いた足を入れることが多いかと思います。
靴下やストッキングは除菌効果のある洗剤を使い、ニオイが気になったときは重曹でつけおき洗いをするといいでしょう。
あらかじめ消臭機能のある素材を使った靴下や5本指タイプの靴下を選ぶのもおすすめです。

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2023年8月4日 家事・くらし

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