行き違いの再配達ループからサヨウナラ!手軽にできちゃう荷物受け取り術

ライター:UP LIFE編集部
2020年4月6日
家事・くらし

自宅に戻るとポストに宅配便の不在通知票。「再配達の依頼をしたくとも、配達時間帯と自分のスケジュールが合わずになかなか受け取れない」、「再配達の手続きをしたけれど急な予定が入って受け取れなかった」…そんな経験はありませんか?

国土交通省の調査によると、2018年の宅配便貨物の取り扱い個数は43億701万個(※1)と過去最高を更新。また、約2割の荷物が再配達となり、年間で約9万人分の労働力が費やされているという試算もあります(※2)。社会問題としてもたびたび取り上げられている再配達の増加。ドライバーさんの負担だけでなく、受け取りを待つ側にもストレスになりますよね。行き違いを無くし、スムーズに荷物を受け取るにはどうすればよいのでしょうか。そんな悩み解決の糸口が見つかる受け取り術を3つご紹介します。

※1 国土交通省「平成30年度 宅急便取扱実績ついて」参照
※2 国土交通省「宅配の再配達の発生による社会的損失の試算について」参照

知っていますか?家の近くの“営業所”

駐車場に配達のトラックが並んでいる写真

不在通知票が入っていたら、自宅への再配達の手続きをするのが一般的です。しかし、いつ自宅で受け取れるか分からない、という方も少なくないのでは。そんなときに利用したいのが、宅配便を営業所で受け取るという方法です。

宅配便の各社のホームページで、郵便番号や住所などから自宅から一番近い営業所を確認してみましょう。再配達手続きの際に、営業所受け取りを希望すれば、仕事帰りなどに立ち寄ることもできます。ただし、営業所の営業時間帯や、荷物を保管してもらえる期間(多くは7日間程度)が設けられているので、注意が必要です。

再配達手続きをしたものの、何時に届くかわからずにじっと自宅で待つよりも、時間を有効活用できる営業所受け取りを選択するのが断然効率的なのではないでしょうか。

時間に縛られたくない人にオススメ!コンビニ受け取り

宅配会社の営業所が自宅近くになく、受け取りに行くのが難しいという方にはコンビニでの荷物受け取り指定がオススメです。一番のメリットは、24時間いつでも受け取りが可能なこと。ちょっとした買い物のついでや、仕事が忙しく配送時間帯中には自宅で受け取ることができない人にも嬉しいサービスですね。

また、自宅に届いてほしくない荷物の受け取りの際にも重宝します。家族へのサプライズプレゼントのときに利用するという手もあります。

荷物が大きい、または重い場合は、あらかじめ袋やカートを持参すると持ち帰りが楽になります。宅配便の会社によっては受け取り可能な荷物の種類が限られている場合や、大きさの制限があることもあります。最寄りのコンビニがどの宅配便の会社の荷物が受け取り可能か、保管期間はいつまでかもあわせて確認しておきましょう。

コンビニのレジで荷物を受け取るイメージ写真

不在時でもドライバーさんと直接話せる「外でもドアホン」

ドライバーさんがインターホンで話しているイメージ写真

営業所やコンビニでの荷物受け取りも効率的ですが、できれば再配達の手続きは簡単に済ませたいもの。不在通知票に記載された電話番号や、インターネットで再配達の手続きをするのを億劫に感じる人もいるのではないでしょうか。そんな手間を楽にしてくれるのが、自宅不在時にも配達に来てくれたドライバーさんと直接話すことができるパナソニックの「外でもドアホン」です。

「外でもドアホン」のモニター親機をインターネットでつなげば、スマートフォンを通じてリアルタイムに映像と音声で対話ができます。外出時はもちろん、ベランダにいるときやトイレにいるときなど家じゅうどこでも、いつでも来訪応対ができます。

つまり、ドライバーさんに「外出中なので明日の18時以降でお願いします」といった再配達希望日時をその場で伝えることができるのです。再配達依頼をし忘れたまま、何度もドライバーさんを配達に来させてしまう、すれ違いの“再配達ループ”が起こることもありません。「外でもドアホン」を使用することで、自分の手間が省けるだけでなく、ドライバーさんの再配達での労働力負担の軽減にもつながるかもしれません。

後から設置ができて、大容量タイプな宅配ボックス「COMBO-Light(コンボライト)」シリーズ

宅配ボックスを設置するイメージ写真

コンビニ受け取りなども再配達を減らす上では便利ですが、せっかくなら自宅まで運んでもらえる宅配の利点を活かし、さらにどうしても外せない用事のときに受け取れればもっと便利、と思う人も多いでしょう。そこでオススメしたいのが「宅配ボックス」です。

「COMBO-Light(コンボライト)」は、ユーザー自身で簡単に設置できる接着施工(※3)が可能な後付け用宅配ボックス。従来の宅配ボックスは、地面にアンカーを打って固定するという大掛かりなもの。自身で行うにはハードルが高いものでしたが、「COMBO-Light(コンボライト)」シリーズは、市販の接着剤を使って設置ができるので、既築の家でも手軽に宅配ボックスを導入できます。

さらに、宅配ボックスで気になるのは受け取れる荷物の最大サイズ。「せっかく設置したけど、結局大きな荷物が入らない」という悩みもこれまで多くありました。「COMBO-Light(コンボライト)」シリーズは、ミドルタイプでも幅310×奥行き400×高さ500 mm、重さは20kgまで受け取り可能で、多くの宅配サイズに対応しています。ラージタイプなら受け取り可能な最大サイズは、幅310×奥行き400×高さ700 mmと、ミドルタイプよりも高さがあり、より大きな荷物も受け取れます。しかも、ミドルを2台、もしくはミドルとラージを2台連結して設置することもできるので、組み合わせれば2回の荷物の受け取りも可能です。

※3 従来のアンカー施工も可能。接着施工、アンカー施工には別売りの据え置き施工用ベース(税抜き価格:9,500円)が必要。

宅配ボックスを2台連結して設置するイメージ写真

サイズを組み合わせて、2段置きが可能

宅配ボックスを2台連結して設置するイメージ写真,ミドルタイプを2段設置,ミドル&ラージタイプの組み合わせ

●ラージタイプの2段設置はできません。(1段目設置は可能)
●2段設置には専用部材が必要です。

いかがでしたか?今回ご紹介した荷物受け取り方法や宅配ボックスの使用で、再配達によるスケジュール調整のわずらわしさが、少しは軽減されるのではないでしょうか。忙しい日常の中でも、スムーズに荷物を受け取れるように、ぜひ一度実践してみて下さい。

2020年4月6日 家事・くらし

  • 記事の内容や商品の情報は掲載当時のものです。掲載時のものから情報が異なることがありますのであらかじめご了承ください。