部屋干しのニオイ対策!洗濯前・洗濯時・洗濯後に気をつけるポイント
ライター:UP LIFE編集部
2023年6月20日
家事・くらし
洗濯物を部屋干ししていると、きついニオイが漂うことがありますが、空気が悪い中での生活は、たいへんなストレスになります。しかし、少しポイントを押さえるだけで、部屋干しのニオイは解決できます。洗濯前・洗濯時・洗濯後の工程を意識して、ニオイの原因を解消しましょう。
部屋干しのニオイが発生する原因
洗濯物を部屋干ししたときのニオイの原因は、「雑菌」にあると考えられます。どのような洗濯物でも、雑菌を避けられません。しかし、太陽の光が当たる場所で洗濯物を干せば殺菌され、強いニオイも消え去ります。ところが、部屋の中には太陽ほど殺菌効果のある光がないので、菌が増加してしまい、ニオイがきつくなるのです。
また、洗濯機があまり清潔でないのも原因でしょう。ホコリやゴミが残っているにもかかわらず洗濯物を入れて回すと、ニオイが他の衣類にも移ってしまいます。そのほか、人の汚れが含まれているお風呂の残り湯で衣服を洗った場合にも、ニオイ問題が生まれやすくなるでしょう。ニオイが鼻を突くようになるのは、大抵の場合、不衛生なことに原因があります。室内や家電をこまめにチェックして、菌が繁殖しないような環境を保つことが重要です。
【洗濯前】部屋干し臭をしないように気をつけること
室内に干した洗濯物のニオイ対策は、洗濯前に行いましょう。気づいた点にはすぐ対応すると、空気の淀みを防げます。
洗濯槽にカビが生えていたらカビ取りをする
日常的に濡れている洗濯槽は、非常にカビが繁殖しやすい箇所です。そして、カビに気づかず使っていると、服にカビのニオイがしみ込んでしまいます。もしも洗濯槽にカビを発見したら、後回しにせずすぐに掃除しましょう。
洗濯物を溜め込まないようにする
衣服はなるべく早く洗うように心がけます。なぜなら、溜め込んでしまうことで雑菌が増殖し、悪臭の原因となるからです。洗濯はこまめに分けて行うのが効果的です。
【洗濯時】部屋干し臭をしないように気をつけること
洗濯の途中にニオイがついてしまうこともありえます。やり方には気をつけて、汚れや菌から衣服を守りましょう。
酸素系漂白剤を使用すること
洗濯した後で衣類が臭うのは十分に洗浄されていない証です。そこで、漂白剤を変えてみるのはひとつの方法です。酸素系漂白剤には強力な除菌効果があるため、ニオイのついた衣類に対しても働きかけてくれます。
柔軟剤を使用すること
一般的に柔軟剤といえば、衣類に香りをつけるイメージが強いですが、防臭の成分も含まれています。少々手間に感じても、洗濯時には使用するようにしましょう。
洗濯物を【干す時】に気をつけること
せっかく注意深く洗濯をしたにもかかわらず、部屋干しの段階になって衣類に余計なニオイがついてしまうケースも珍しくありません。最後まで気を抜かず、清潔に洗濯を終わらせましょう。
乾燥機にかける
洗濯の最後に乾燥機を使うのを手間だと感じる人は多いでしょう。しかし、湿気は菌にとって理想的な温床となります。逆をいえば、乾燥状態で菌は繁殖できません。しっかり衣類を乾かせば、ニオイを防ぐことができます。
部屋干しに強い家電製品
部屋干しのニオイ対策には、これまで紹介してきたような方法が有効ですが、毎日の家事が増えるのも困りもの。そこで、部屋干し対策ができる家電製品を使えば、部屋干し対策もずっと楽になります。
乾燥からダニ対策、乾燥するだけで除菌※1までできる洗濯乾燥機
これまで部屋干しやダニ対策家電をご紹介しましたが、忙しくて細かなケアが難しい・・・・・・。そんな方には、洗濯から除菌、乾燥まで一気にやってくれる乾燥機能つきの洗濯機がオススメです。
ななめドラム洗濯乾燥機なら、湿気を含んだ空気を除湿し、除湿した空気を加熱器で温め、乾いた大風量の温風で衣類をスピーディに乾燥させるヒートポンプ搭載。約65℃の低温風で生地の傷みや縮みを抑えてスピーディに乾燥するだけでなく、乾燥するだけで除菌※1までできる優れものなんです。しかも省エネ。また、ダニバスターコース搭載で、プレ乾燥でダニを高温加熱して繊維から引きはがし、ふんや死がいなどのアレル物質を洗い流す、洗濯から乾燥までを自動で行うコースがとても便利です。
いつものお洗濯に加えて、毛布やタオルケット、シーツ、枕カバーなど、ダニが気になる寝具も丸ごと洗ってダニ対策もできるのがうれしいですね。
さらに「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」で家事の手間も減らせる嬉しいモデルです。
ジメジメふとんは、専用の乾燥機でふんわり変身!
人は寝ている間に、たくさんの汗をかくといわれています。ただでさえ、寝汗を吸って湿っているふとんに、梅雨の湿度が加わってさらにジメジメ・・・・・・。さらに、ふとんは部屋干しもできない大物・・・・・・。そこで、ジメジメふとんには、ふとん乾燥機を使ってふんわりと仕上げましょう。
朝、お出かけ前にふとん乾燥機を設置して外出すれば、寝汗や梅雨時のジメジメが原因のダニカビ繁殖を抑制できます。
また、帰宅時にふとん乾燥機をかけておけば、寝る前にふとんはふんわりカラッと乾燥し、快適な仕上がりに。
また、ふとん乾燥機には、その他にも便利な使い方があります。
大雨の日、家に帰ってきたら靴がぐっしょり濡れている・・・・・・そんな経験はありませんか?ふとん乾燥機「FD-F06X2」なら靴や衣類に風があたるようにルーバーの角度が調整可能なので、雨に濡れた運動靴や長靴、洗濯した上履きなどもすばやく乾燥させることができます。
すっきりと乾いた靴で、翌朝も気持ちよく外出できますね!
洗えないものは衣類スチーマーでニオイや菌、アレル物質の対策を
スーツやジャケット、スラックスなどは頻繁に洗濯できるわけではないので、毎日の汚れや菌、アレル物質が溜まっていきやすいもの。そこで活躍するのが、パワフルなスチームでシワとりはもちろん、嫌なニオイの脱臭※2、除菌※3やアレル※4※5物質の対策もできる衣類スチーマーです。
360°のパワフルスチーム※6を、連続して噴射できる衣類スチーマー「NI-FS790」ならケアの時短も叶います。帽子やストール、冬物のファーなど、衣替えにも大活躍。
衣類スチーマーはハンガーなどにかけたままアイロンできるので、今すぐ着たい衣類にサッと素早くかけられ、忙しい朝にもオススメです。
<掃除機×乾燥機>W使いでダニ対策
ただでさえジメジメとした梅雨の時期に部屋干しすると、さらに部屋の湿度もあがります。そうなると高温多湿を好むダニの対策も気になるところ。とくにふとんはダニの温床となっている可能性が高く、ダニ対策も必要になってきます。
そこで、ここからはオススメのダニ対策法をご紹介します。
ステップ1:ダニを死滅させる
まずは、さきほど紹介したふとん乾燥機で50 ℃以上の温風を20~30分あて、ダニを死滅させましょう。
ステップ2:ふんや死がいを取り除く
ふとんにいるダニを死滅させたら、残ったふんや死がいを取り除きましょう。
お手持ちのパナソニックの掃除機で手軽にふとんを掃除したい方には、先端部を付け替えて使えるふとん用掃除機ノズルがオススメです。ご自宅の掃除機の品番をお確かめの上、チェックしてみてください。
まとめ
部屋干しのニオイの原因は、雑菌や衣服・洗濯槽の汚れだとされています。ニオイを防ぐには、酸素系漂白剤や柔軟剤を使うと有効です。そのほか、パナソニックの洗濯乾燥機や衣類スチーマーなども対策に効果的といえます。
※1 〈衣類の除菌について〉[試験機関](一財)日本食品分析センター [試験成績書発行年月日]2015年7月15日 [試験成績書発行番号]第15053786001-0101号 [試験方法]菌液付着試験布の生菌数測定 [除菌方法]加熱温風による [対象部位]ドラム内の衣類 [試験結果]菌の減少率99%以上(自社換算値)
※2 脱臭効果(当社調べ)【試験対象】生乾き臭・ペット臭・加齢臭(ノネナール)・汗臭・タバコ臭・飲食臭(焼肉・焼き魚)【試験方法】ニオイをつけたウールの生地に約10秒間パワフルスチームをあて、脱臭効果を6段階臭気強度法にて評価 【試験結果】対象臭気それぞれにおいて、有意な臭気抑制効果を確認 【試験対象】防虫剤臭(樟脳)【試験方法】ニオイをつけたウールの生地に約10秒間パワフルスチームをあて、脱臭効果をガスクロマトグラフィー質量分析法にて評価 【試験結果】対象臭気において、有意な臭気抑制効果を確認
※3 除菌試験内容 【試験依頼先】(一財)日本食品分析センター 【試験成績書発行番号】第16107291001-0101号、第16107291001-0201号 【試験方法】アイロン面を押しあててパワフルスチームをあてた菌付着布の除菌確認 【試験結果】99%の除菌効果(試験は2種類の菌で実施)
※4 ダニ由来アレル物質試験内容 【試験依頼先】パナソニック(株)解析センター 【試験報告書番号】4AA33-161003-F01 【試験方法】アイロン面を押しあててパワフルスチームをあてたダニ(Derf1)抽出液付着布の不活化試験 【試験結果】1秒間の処理で90%以上の不活化率、3秒間の処理で97%以上の不活化率
※5 花粉アレル物質試験内容 【試験依頼先】パナソニック(株)解析センター 【試験報告書番号】4AA33-161003-F01 【試験方法】アイロン面を押しあててパワフルスチームをあてた花粉(Cryj1)抽出液付着布の不活化試験 【試験結果】1秒間の処理で96%以上の不活化率、3秒間の処理で98%以上の不活化率
※6 ハンガーにかけた衣類に平行に向けた場合
2023年6月20日 家事・くらし
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