ドライヤーの掃除は月1回以上こまめに!たまったホコリの掃除方法を解説
ライター:UP LIFE編集部
2024年11月29日
家事・くらし
日常的に使うドライヤーはホコリがたまりがちで、こまめなお手入れが必要です。そこで今回はドライヤーにホコリがたまる原因やドライヤーのお手入れ方法、そして長くドライヤーを愛用するためのコードの扱い方について解説します。
ドライヤーにホコリがたまる原因は?掃除しないとどうなる?
ドライヤーにホコリがたまってしまう原因は、その構造にあります。一般的にドライヤーは、本体後部にある吸込口から空気を吸込み、ヒーターの発熱を利用して温風を吹出口から出す仕組みです。つまり、空気を吸込む際に空気中のホコリなども一緒に吸込んでしまいやすいのです。そして定期的なお手入れをせずに使い続けると、ドライヤーにさまざまな悪影響を及ぼす可能性が高まります。
ドライヤーを掃除しないと焦げくさいにおいがしたり火花が見えたりすることも!?
ドライヤーにホコリなどの異物が付着し、ふさいでいると性能が低下するとともに以下のような症状の原因になります。
- 使用中に焦げくさいにおいがする
- 温風で使用中にパチッという音や吹出口内部に火花(光)が見える(火花は保護装置であるサーモスイッチの働きによるもので、危険ではありません。)
- 温風が異常に熱くなる
- 温風がたびたび冷風になる
このような症状にならないように、日ごろからホコリがたまってないかを確認し、月1回以上のこまめなお手入れを行いましょう。
【部位別】ドライヤー掃除の基本的な方法
ドライヤーのお手入れといっても、基本は吸込口、吸出口、本体の3カ所と、ナノイーやミネラルマイナスイオン搭載のドライヤーであればナノイー吹出口、ミネラルマイナスイオン吹出口のお手入れをするだけです。ここからは、それぞれの箇所のお手入れ方法について詳しく解説していきます。また、長くドライヤーを使うためのコードの扱い方についても解説します。
お手入れの際は、「吹出口」のお手入れ時以外は、必ず電源スイッチをオフにし、電源プラグをコンセントから抜いてお手入れしてください。
【吸込口】の掃除方法
用意するもの:ティッシュもしくは歯ブラシ
掃除頻度:月1回以上
手順:
- 電源スイッチをOFFにする。
- 電源プラグをコンセントから抜く。
- 吸込口の表面についたホコリや髪の毛をティッシュや歯ブラシなどで取り除く。
- 内部にホコリがついている場合は、掃除機で吸い取る。
注意点:
掃除機を使用する際は、吸込口が破れないように注意してください。また、爪やとがったものを押しつけたり、こすったりしないでください。吸込口のお手入れ方法はフィルターの形状によって異なります。お手持ちのドライヤーの取扱説明書に従ってお手入れしましょう。
【吹出口】の掃除方法
用意するもの:綿棒
掃除頻度:月1回以上
手順:
- 電源プラグをコンセントに差し込む。
- 電源スイッチをONにして冷風(COLD)を選ぶ。
- 網目につまったホコリや髪の毛などを綿棒でかき出しながら、風で飛ばす。
注意点:
ホコリをかき出す際は吹出口をのぞき込まないでください。吹出口のお手入れ方法も形状によって異なります。お手持ちのドライヤーの取扱説明書に従ってお手入れしましょう。
【ドライヤー本体】の掃除方法
用意するもの:布、固形せっけん
掃除頻度:汚れがついたら
手順:
固形せっけんをとかした水に布を浸してよくしぼり、ふき掃除をする。
注意点:
アルコールや除光液、洗剤等(ハンドソープ類)は、故障や部品の割れ、変色などの原因になるため、使わないでください。また、本体に整髪料等がついたまま放置すると、プラスチックが劣化して変色やヒビが入って故障する原因になります。お手持ちのドライヤーの取扱説明書に従ってお手入れしましょう。
【パナソニック ドライヤー ナノイー吹出口・ミネラルマイナスイオン吹出口】の掃除方法
用意するもの:細めの綿棒(赤ちゃん用など)
掃除頻度:月1回程度
手順※1:
- 綿棒の先端を水で湿らせる。
- 清潔な手で綿棒の先端をつまんで、上図のようにさらに細くする。
- 噴出口の奥にある針状部分の先端に向けて、綿棒が止まるまで差し込み(約1cm)、綿棒を2~3回程度回す。
- 回転させると引っかかりを感じる場合がありますが、性能への影響はありません。
注意点:
機種によってお手入れ方法が異なります。お手持ちのドライヤーの取扱説明書に従ってお手入れしましょう。
長く快適に使うために重要!ドライヤー使用時・使用後のコードの注意点
ドライヤーをできるだけ長く使うためには、コードの扱い方にも注意が必要です。
たとえば、使用時は延長コードを使用せず、コンセントに直接差し込んで使いましょう。
また、コードを束ねたまま使用したり、収納時にコードを本体に巻きつけたりするとコードに負担がかかり、断線・ショート・感電・火災の原因になるのでしないようにしましょう。
さらにコードを傷つける、加工する、無理に曲げる、引っ張る、ねじる、重いものを載せる、挟み込むなどを行うと感電・ショートによる火災の原因になるので避けましょう。
ドライヤーを使用する際は必ずコードを伸ばし、収納するときはコードを本体に巻きつけずに、ねじれがある場合は一度真っ直ぐに伸ばしてから、軽く束ねて保管してください。
高浸透ナノイー(第2世代)搭載ヘアードライヤーを紹介
最後にパナソニックのヘアードライヤー ナノケア EH-NC80を紹介します。EH-NC80は進化した高浸透ナノイー(第2世代)搭載で、乾かすだけで髪の内側までうるおい、まとまりのある髪に導いてくれます。さらに、ミネラル※搭載でキューティクルを密着ケアで補修し、ヘアカラーや白髪染めが長持ちしやすくなり※2、また紫外線やブラッシングなどの摩擦ダメージを抑えることができます。
あなたの悩みにあわせた「パーソナルメニュー」でさまざまなケアが可能
髪にツヤ感を出す「温冷リズムモード」や地肌ケアができる「スカルプモード」、毛先の仕上げに「毛先集中ケアモード」や肌のうるおいケア※3ができる「スキンモード」など、4つのモードと悩みに合わせたパーソナルメニューを搭載し、目的に合わせたさまざまなケアが行えます。
ほかにもヘアードライヤー ナノケア EH-NC80にはツヤのある美しい髪へ導く、おすすめの効果的な使い方があります。ぜひ、下記の内容もチェックしてみてください。
まとめ
毎日のように使用するドライヤーですが、部位別に正しい掃除方法について理解が深まったのではないでしょうか。ドライヤーを長く使うためには、こまめなお手入れや正しいコードの扱い方が重要です。ぜひ、お使いのドライヤーの取扱説明書に従って、定期的なメンテナンスを行い、いつも快適に使えるようにしましょう。
この記事で紹介した商品
※1 2014年度モデル以降の「ナノイー搭載」商品の、お手入れ手順です。
※2 カラー剤や使用環境(季節・温度など)や個人差で、効果は異なります。
※3 1日約1分間、顔にあてることで肌のうるおいを保ちます。
※ミネラルとは、亜鉛電極を含む放電ユニットから発生される亜鉛粒子です。
2024年11月29日 家事・くらし
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