服を傷つけたくない人、状態をキープしたい人へ、服を大切に着る方法。洗うだけじゃない衣類ケアとは?

ライター:UP LIFE編集部
2024年5月21日
家事・くらし

お気に入りの服は大切に着たい。掘り出しものの古着もできるだけ今の状態をキープして長く着たい。着なくなった服は、フリマやリサイクルショップなどで次の人へ。そんな、衣類を愛する人、衣類を大切にしているあなたに。衣類スチーマーを使った衣類ケアの方法をご紹介します。

洗うだけじゃない。スチームという、衣類ケア。

アイロンをかけている写真

衣類スチーマーは、シワをのばすだけのものと思っていませんか?スチームには、ほかにも脱臭・除菌の効果があります。この効果を利用すれば、頻繁に洗えない服や、なるべく洗濯の回数を減らして色落ちさせたくない、傷まないようにしたい服などのケアが手軽にできるので、洗濯しなくても服を清潔に着ることができます。

スチームで脱臭・除菌できるしくみ

スチームをあてる前 スチームをあてた後 繊維に付着しているニオイ粒子を、スチームがしっかり包み込み、繊維から引きはがすイメージ図

繊維に付着しているニオイ粒子を、スチームがしっかり包み込み、繊維から引きはがします。

さまざまなニオイを脱臭、除菌

生活5代臭 汗臭 タバコ臭 生乾き臭 ペット臭 飲食臭 その他の臭い 加齢臭 防虫剤臭 アレル物質 花粉 ダニ由来

外出先でついたタバコや飲食、汗のニオイなどを脱臭。除菌やアレル物質の抑制も可能です。

スチームでケアするメリットは?

アイロンからスチームが出ている写真

最大の特長は、洗濯せずに衣類がケアできること。汚れを落とすことはできませんが、スチームを使って脱臭・除菌できるので、衣類を清潔に保ちます。洗濯回数を減らせることで生まれるメリットはさまざまです。

服へのダメージを減らして、傷みや色落ち防止に

写真:衣類

スチームは水と熱からできています。生地同士がこすれてしまう洗濯や、成分や性能に差がありますが有機抗菌剤などによる脱臭・除菌に比べると、生地へのダメージも少なく衣類を傷めにくいので、やさしくケアすることができます。

クリーニングに出す頻度が減らせる

写真:ジャケットにスチームをあてている

頻繁に洗濯しづらいジャケットやコートなどは、スチームで脱臭・除菌。自宅で手軽にケアできるので、クリーニングに出す頻度も減らせて、節約につなげることもできます。

リサイクルショップやフリマへの出品にもおすすめ

写真:衣服の写真を撮っている様子

手放す前に、なるべく衣類をキレイにして出品したい、という方は多いはず。日ごろから衣類スチーマーを使用することで、服を傷みづらくしたり、出品前にスチームで脱臭・除菌できるから、自信を持っておすすめすることができます。

頻繁に洗いにくい、こんな衣類におすすめ。

写真:帽子の内側にスチームをあてている様子

ジャケット・コート

ジャケットやコートなどは、ウール製のものも多く洗濯できないものがあります。ニオイが気になる時などはスチームで脱臭・除菌することで、清潔に着ることができます。

ニットなどのおしゃれ着

ウール素材が多いニットやおしゃれ着は、おしゃれ着洗剤を使って洗濯機で洗えるものもありますが、型崩れなどが気になって頻繁には洗いたくないものも。そんな時は、スチームでの脱臭・除菌がおすすめです。さらに、伸びてしまったニットの袖口も元どおりになります。

帽子類

なかなか洗う機会がない帽子。型崩れも気になりますし、種類によっては「家庭での洗濯禁止」の洗濯表示が付いているものもあります。着用後のニオイやカビの防止にはスチームでの脱臭・除菌が効果的。スプレーなどの薬剤による脱臭・除菌よりも香料のニオイも気にならずやさしくケアすることができます。

ストール・ネクタイ

ストールやネクタイも、実は洗う機会が少ないという方が多いのではないでしょうか。特にカシミヤやシルクなどの素材となれば洗濯も難しく、丁寧な手洗いはなかなか大変です。おでかけの際につけた香水の香りや、帰宅時に気づいたタバコのニオイなどもスチームで脱臭・除菌。すっきりケアすることで、次も気持ちよく使うことができます。

できるだけ洗いたくない衣類のケアにも。

写真:ジーンズが重ねて置いてある様子

ジーンズなどのデニム素材

デニム素材の衣類を洗濯すると気になるのが色落ち。スチームで脱臭・除菌することで、洗濯の回数を減らせれば、今の色合いをキープしながら衣類を楽しむことができます。

ビンテージの古着

ビンテージの古着などは、衣類へのダメージを考えると、できるだけ洗いたくないものですよね。そんな時にも衣類スチーマーが活躍します。スチームでの脱臭・除菌で衣類をケアすれば、洗濯の回数も極力減らすことができて、今の状態を長くキープすることができます。

自作した衣類

子どものために作ったイベント用の服など、自作した衣類にも衣類スチーマーがおすすめです。装飾が多かったりして洗濯が心配でも、スチームの力で衣類ケア。形を崩さず清潔に保つことができます。

衣類以外にも使える。

写真:カーテンにスチームをあてている様子

布製のソファやカーテンなどの脱臭・除菌に

衣類スチーマーでケアできるのは、実は衣類だけではありません。布製のソファやカーテン、クッション、枕、ブランケットやラグなど、身近にあるけど洗いにくいファブリックアイテムの脱臭・除菌にも使えます。生活臭やダニ由来のアレル物質、花粉などのケアができるので、毎日過ごすお部屋をもっと快適にすることができます。

もちろん、シワのばしや素材を生かした仕上げも。

写真:シャツにスチームをあてている様子

ハンガーにかけたまま、しっかりシワのばし

衣類スチーマーなら、シワのばしにアイロン台が必要ありません。ハンガーにかけたまま使えるので、シャツはもちろん、丈の長いコートやパンツ、立体的な襟や袖、プリーツなども思い通りにシワとりできます。スチームの立ち上がりがスピーディで、スチーム量もパワフルなので準備や後片付けも手間がかからないので、時間がないお出かけ前にも気軽に使えます。

風合いや、素材を生かした仕上げもできる

写真:衣類にスチームをあてている様子

さらに、衣類スチーマーなら、衣類の状態を損なわずにケアすることができます。ウールやリネンといった風合いを大事にしたい服には特に効果的で、素材を生かした仕上げで衣類を長持ちさせることができます。

大切な衣類を長く着るなら、パナソニックの衣類スチーマーがおすすめです。

手軽にしっかり衣類をケアするなら、「衣類スチーマー NI-FS70A」がおすすめです。浸透するスチームでシワをのばして脱臭※1・除菌※2ができます。さらにタンクは大容量なのに軽量でコンパクト。気になるときにサッとケアができます。

まとめ

いかがでしたか?今回は服を大切に着る方法、洗うだけじゃない衣類ケアについてご紹介しました。気に入ったアイテムは新品にこだわらず、長く大切に使っていくのが当たり前になった時代。日頃のケアに少し目を向けるだけで、くらしはいっそう豊かになっていきます。衣類スチーマーで、お気に入りの服と長い付き合いをしていきませんか?

この記事で紹介した商品

  1. 脱臭効果(パナソニック調べ) 【試験対象】生乾き臭・ペット臭・加齢臭(ノネナール)・汗臭・タバコ臭・飲食臭(焼肉・焼き魚) 【試験方法】ニオイをつけたウールの生地に約10秒間パワフルスチームをあて、脱臭効果を6段階臭気強度法にて評価 【試験結果】対象臭気それぞれにおいて、有意な臭気抑制効果を確認 【試験対象】防虫剤臭(樟脳) 【試験方法】ニオイをつけたウールの生地に約10秒間パワフルスチームをあて、脱臭効果をガスクロマトグラフィー質量分析法にて評価 【試験結果】対象臭気において、有意な臭気抑制効果を確認
  2. 除菌試験内容 【試験依頼先】(一財)日本食品分析センター 【試験成績書発行番号】第16107291001-0101号、第16107291001-0201号、第21129635001-0101号 【試験方法】菌付着布にアイロン面を押しあてて1秒間パワフルスチームをあてた場合とアイロン面を1 cm浮かせて5秒間パワフルスチームをあてた場合の除菌確認 【試験結果】99 %の除菌効果(試験は2種類の菌で実施)

2024年5月21日 家事・くらし

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