デジタルカメラ LUMIXで愛犬とのお出かけシーンを素敵にインスタにアップできる簡単プロ技をマスター

ライター:臼井 京音
2019年9月26日
ペット

愛犬の写真をステキに撮るのはむずかしいと、頭を抱える飼い主さんも多いのではないでしょうか。軽量なスマホカメラでの撮影も手軽で便利ですが、せっかくの愛犬のかわいい瞬間、できればきれいにプロっぽく撮りたい…。
今回は、そんな願いを叶えてくれる、軽量で機能充実のミラーレス一眼カメラLUMIX DC-GF10/GF90を片手に公園へ。犬専門のプロカメラマンに、犬を上手に撮るコツを教えてもらいながら、愛犬を実際に撮影してみました。

愛犬の“かお”(ラブラドゥードル)と昭和記念公園に来ました。写真はまったくの初心者なので、今日は楽しみです

「愛犬の“かお”(ラブラドゥードル)と昭和記念公園に来ました。写真はまったくの初心者なので、今日は楽しみです」(by田辺三由紀さん)

※本記事はパナソニックから犬専門のプロカメラマン・田辺三由紀さんに「ミラーレス一眼カメラLUMIX DC-GF10/GF90」を提供した上、インタビューを依頼し、コメントの内容を編集して掲載しております。

“動的”写真を撮ってみた! ドッグラン編

ドッグランで元気一杯に走る愛犬を撮影してみたら、愛犬の顔がフレームアウトしていたり、ブレていたり…という経験をお持ちの方も少なくないでしょう。シャッターの反応のスピードが遅いと、このような“がっかり写真”になってしまうのです。
さらに、遠くを走っている愛犬をズームで撮ると、解像度が低くボケて写ってしまい、残念な気持ちになることもありますよね。
プロ仕様のような性能の良いカメラを使ってみたいけど、重くて使いづらいのでは…。
そんな飼い主の皆さんにぴったりなのが、最新のミラーレス一眼。とても軽く扱いやすいのでオススメなのです。

How to 1 by 田辺カメラマン

「まず、カメラで“4Kフォトモード”を選びましょう。さらに“4K連写”をセレクトして、撮影開始! 1秒間で30枚の連写が継続的にできるので、きっと決定的瞬間を撮り逃さないはずです。撮影者がしゃがんで犬と同じ高さにカメラを合わせると、より臨場感のある写真が撮れますよ」

カメラで“4Kフォトモード”を選びましょう。さらに“4K連写”をセレクトして、撮影開始!

かおちゃんの伸びやかな姿を画質もキレイに連写できました

How to 2 by 田辺カメラマン

「ちなみに、LUMIX DC-GF10/GF90にある“スライドフォトセレクト”という機能を使うと、連写した膨大な数の写真の中から、ベストな1枚をカメラ上の再生画面で簡単に選び出すことができます」

※昭和記念公園のドッグランは事前にワクチン証明書などを提示の上、利用登録が必要です。

“静的”写真を撮ってみた! 公園編

田辺カメラマンから、構図づくりのプロの技も伝授してもらいました。

How to 3 by 田辺カメラマン

「残念な構図の代表格と言えば、被写体の顔が真ん中に配置される“日の丸写真”です。なるべく愛犬の全身が、不要な背景なく収まるように構図を考えてみてくださいね」

日の丸写真に加えて、犬の足先が切れてしまっています

NG
日の丸写真に加えて、犬の足先が切れてしまっています

背景がごちゃごちゃしてしまっている残念パターン

NG
背景がごちゃごちゃしてしまっている残念パターン

背景にムダがなく、愛犬をすぐにでも撫でてあげたくなるようなアングルに工夫されています

OK
背景にムダがなく、愛犬をすぐにでも撫でてあげたくなるようなアングルに工夫されています

こんな感じですね! コツがつかめてきました

「こんな感じですね!コツがつかめてきました」

How to 4 by 田辺カメラマン

「きれいな噴水ですね~。こうした噴水やオブジェなど、一緒に写りたいものについ近づきたくなるかもしれません。でも、そうすると撮影者がかなり後ろまで下がらないと一緒に写したいものの全体が入らなかったり、全体像を入れるとメインの被写体が小さく写ってしまったりするんです。噴水のそばまで行かず、少し距離を置いたほうが、噴水の全体を入れられるうえ、奥行きも感じられますよ」

噴水が切れてしまっているだけでなく、平面的に感じられる構図

NG
噴水が切れてしまっているだけでなく、平面的に感じられる構図

噴水全体が入るうえ、手前と奥の花をフレーム内に収めることで遠近感や立体感も効いた構図

OK
噴水全体が入るうえ、手前と奥の花をフレーム内に収めることで遠近感や立体感も効いた構図になりました

“静的”な写真を撮ってみた! カフェ編

カフェでの撮影は、おしゃれな雰囲気を最大限に活かせる工夫をプラスすれば、さらにステキな写真に仕上がります。

How to 5 by 田辺カメラマン

「SNSの投稿で良く見るのは、テーブル付近からのアングルで撮った、食べ物と愛犬が一緒の写真。そうしたカフェメニューを入れた記念写真のほかに、カフェでしか撮れないような写真を撮影するのはいかがですか?たとえば、椅子がずらっと並んでいる背景をボカしつつ、愛犬の目線で撮影すれば、自宅では撮れない写真になりますよ。ボケ感を出すには、LUMIX DC-GF10/GF90のキットレンズの25mmレンズがオススメです。背景がふんわりとボケた写真が、簡単に撮れます」

ボケ感たっぷり、カフェならではの雰囲気を活かしたおしゃれな作品

ボケ感たっぷり、カフェならではの雰囲気を活かしたおしゃれな作品に

How to 6 by 田辺カメラマン

「LUMIX DC-GF10/GF90には、“クリエイティブコントロール”という機能があります。22種類の好みのフィルターの中から、カフェと愛犬のイメージをぐっと際立たせられるフィルターを選んでみましょう。同じフィルターでも、カフェのインテリアの色調や愛犬の毛色によっても印象が変わってくるかと思います。これまでお伝えした構図づくりのコツを実践しつつ、この機能で独創的な作品づくりを楽しんでみてくださいね」

フィルター名:クロスプロセス

フィルター名:クロスプロセス

フィルター名:トイフォト

フィルター名:トイフォト

フィルター名:オールドデイズ

フィルター名:オールドデイズ

フィルター名:ソフトフォーカス

フィルター名:ソフトフォーカス

LUMIX DC-GF10/GF90で撮影した写真は、Wi-Fi機能を使い「LUMIX CLUB PicMate」を経由して、SNSやクラウド同期サービスに直接送ることができます。
また、「Panasonic Image App」をインストールしたスマートフォンやタブレットとLUMIX DC-GF10/GF90を接続すると、カメラで撮影した写真の表示や転送、保存がスマートフォンやタブレットで可能。スマホに転送した写真を、一眼カメラならではのクオリティの高さですぐインスタにアップできるのも大きな魅力と言えるでしょう。

さらには、カメラのズームやシャッターの遠隔操作もできるので、愛犬と自撮りをするにも便利です。

どこでもカメラとスマホを連携させられて使い勝手も抜群

どこでもカメラとスマホを連携させられて使い勝手も抜群

軽くて持ち運びしやすく、便利で多彩な機能がそろったミラーレス一眼カメラで、愛犬との輝く思い出をとっておきの写真で残してみてはいかがですか?

撮影協力:Eggs 'n Things ららぽーと立川立飛店

撮影協力:Eggs 'n Things ららぽーと立川立飛店

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ライター

臼井 京音 Kyone Usui

臼井 京音 Kyone Usui

30代前半でオーストラリアにドッグトレーニング留学をしたのち、現在はドッグジャーナリスト。2007年から2017年まで東京都中央区で“犬の幼稚園Urban Paws”を経営し園長&家庭犬トレーニングインストラクターとしても活動。現在はノーリッチ・テリア2頭と暮らしながら、「人と動物のよりよい関係」を願い、小学生時代から愛読していた雑誌『愛犬の友』をはじめ、多数の書籍や媒体で犬をはじめペットに関する執筆活動を行う。 東京都中央区動物との共生推進員。 著書:タイの犬の写真集『うみいぬ』、『室内犬の気持ちがわかる本』 執筆歴:毎日新聞「臼井京音の幸せ犬ぐらし」、AllAbout「犬の健康」、ニッポン放送Webサイト「ペットと一緒に by臼井京音」など

2019年9月26日 ペット

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