週末のお楽しみ!愛犬と一緒に味わう手作りごはん&おやつVol.1 ハロウィーンにもぴったり。「栄養たっぷりヘルシーフルーツグミ2種」

犬の手作りごはんとおやつについての監修:水野 雪絵 先生
ライター:UP LIFE編集部
2019年10月18日
ペット

大切な家族だから、愛犬の毎日の食事には気をつけてあげたいもの。栄養バランスに優れた総合栄養食(ペットフード)と合わせて、時間のある週末には手作りごはん&おやつに挑戦するのはいかがでしょうか?賢い調理家電を味方にすれば、飼い主さんも愛犬も一緒に食べられる、栄養たっぷりの手作りごはんやおやつを簡単に作ることができます。
今回は砂糖や塩を使わず、果物の優しい甘さが楽しめる、ヘルシーなフルーツグミのレシピ(2種)をご紹介します。調理のポイントは、食材に応じてジューサーやミキサーを使い分けること。栄養を逃さず、プルンとした食べやすい食感に仕上げましょう。

材料:小さめのクッキー型約20個分

① りんご&かぼちゃのグミ
かぼちゃ 1/4個分
(皮とワタを取った状態で約250g)
りんご 1個
粉寒天 4g

② オレンジ&にんじんのグミ
にんじん 1本(皮をむいて150gほど)
オレンジ 2個
粉寒天 4g

つくり方:りんご&かぼちゃのグミ

1.かぼちゃは種とわたと皮を取って2~3cm角に切り、耐熱容器に入れて電子レンジで4分30秒(600W)加熱します。

2.皮付きのまま適当な大きさに切り分けたりんごを高速ジューサーに入れ、りんごジュース約250mlを作ります。
ジュースの量が足りなければ水を足して調整してください。

【使い分けPOINT】
りんごのように硬い食材には高速ジューサーが最適。高速回転のカッターで食材が細かく切削され、さらっと飲みやすいジュースができます。

3.1のかぼちゃと2のりんごジュース、粉寒天をミキサーに入れて、低速で10秒ほど撹拌(かくはん)します。

【使い分けPOINT】
かぼちゃのように繊維質が多い食材にはミキサーがおすすめ。繊維質をより細かく撹拌(かくはん)できるので、繊維のザラッとした感じが残らず、なめらかな食感に仕上がります。

4.3を鍋に移し、焦げつかせないように木べらなどで混ぜつつ、2分ほど沸騰させます。

5.4を型に流し込み、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固め、お好みの形でくり抜けば完成です。

つくり方:オレンジ&にんじんのグミ

1. オレンジの外皮と内皮をむいて低速ジューサーに入れ、オレンジジュース約250mlを作ります。
ジュースの量が足りなければ水を足して調整してください。

【使い分けPOINT】
オレンジのようにやわらかくて水分を多く含む食材には低速ジューサーがおすすめ。低速回転のスクリューで食材を圧縮しながらすりつぶし、ジュースを作ります。

2.にんじんは皮をむいて2cm角にカットします。

3.ミキサーに1のオレンジジュースと2のにんじん、粉寒天を入れ、低速で10秒ほど撹拌(かくはん)します。

※ここからは「りんごとかぼちゃのグミ」と同じ手順です。

4.3を鍋に移し、焦げつかせないように木べらなどで混ぜつつ、2分ほど沸騰させます。

5.4を型に流し込み、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固め、お好みの形でくり抜けば完成です。

まとめ

手作りグミは、市販のグミに比べると柔らかくてとってもジューシー。果物や野菜の栄養が損なわれないよう、その日のうちに食べ切るのがおすすめです。普段のおやつやフードのトッピングにはもちろん、あまりお水を飲みたがらない愛犬の水分補給にもぴったり。色合いが鮮やかなので、写真のように盛り付けを工夫すれば、ちょっとしたパーティーメニューにも。愛犬と飼い主さんが一緒に食べられるデザートとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

なお、桃やいちごなど他のフルーツで作ることもできますが、その際にも柔らかいもの⇒低速ジューサー、固いもの⇒高速ジューサー、繊維質の多いもの⇒ミキサーというふうに使い分けると、より舌触りのよいプルンとした食感に仕上がります。

犬の手作りごはんとおやつについての監修

監修:水野 雪絵 先生

水野 雪絵 先生

料理研究家。飼い主さんと愛犬のための料理教室「Wanbino」を主宰。ペット食育指導士、食育アドバイザー、ファームマエストロ、薬膳インストラクター、フードアナリストとしても活躍中。

2019年10月18日 ペット

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