癒しと安心感をくれるペットカメラは、猫を愛する飼い主のマストアイテム!

お留守番中の猫の注意点とペットカメラの活用方法についての監修:白井 活光 獣医師
ライター:さきとも(sippo編集部)
2022年8月25日
ペット

「猫は昼間寝てばっかりでつまらなそうだし、ペットカメラなんぞ必要ない」――私も以前はそう思ってました。しかし実際に使ってみると、絶対あった方がいい!と、考えが180度変わりました。
今回はストリート出身の猫「ぐっぴー」の飼い主が思うペットカメラの魅力とパナソニックの「HDペットカメラ」のリアルレビューをお届けします!

ペットカメラって、ホントに必要?

※本記事はパナソニックから、ストリート出身猫「ぐっぴー」の飼い主・さきともさんに、「HDペットカメラ」を提供した上、インタビューを依頼し、コメントの内容を編集して掲載しております。

実はペットカメラって、最高です

……とにかく超癒されます。我が家はお留守番中のぐっぴーが心配だったので、数年前に別のペットカメラを導入したのですが、当初の目的を忘れ、仕事中でも、トイレ中でも、帰り道でも、ついつい見てしまうくらいに、ハマってしまいました。

ちゃんとお留守番してるぅ~!
帰りを待っていてくれてるぅ~!

と、正気を失うくらいに愛おしさが大爆発します。愛、深まります。

もちろん、ペットカメラはいつでも様子が見られるという安心感もありますし、ペットを愛する現代の人間たちには「絶対必要」と言っても過言ではない、と思います。

テレビに寄るぐっぴー

これからのアフターコロナ時代にも重要!

新型コロナウイルスの影響で在宅ワークをしていた方も、今後新型コロナウイルスが終息してきたら、出社の機会が増えてくるかと思います。

ずっと家にいた飼い主が急に不在になると、猫たちも精神的に不安定になるかもしれません。また飼い主も、そんな猫たちがどう過ごしているか、心配になるかと思います。

そんな時代・時期だからこそ、ペットを見守り、安心感・癒しを与えてくれるペットカメラの重要性はさらに上がってくるのではないでしょうか。

そう。ペットカメラは、令和の必需品なんです。

ぐっぴーとペットカメラ

獣医師に聞く! 猫と留守番、そして体調チェックの話

留守中の猫に思わぬ事故が起きていないか、不安はつきないものですが、飼い主はどのようなことに気をつければいいのでしょう? 獣医師の白井活光先生に聞いてみました。

白井先生が過去に出会った、留守中に起きた猫の事故には、オモチャなどの誤飲事故や網戸を開けてしまったことによる落下事故のほか、猫が棚やテーブルの上に置いてあったものを落とし、下にいた犬に直撃してケガを負わせたケースなどもあったとか。

「誤飲事故では腸に異物が詰まることもあり、発見が遅れると命に関わることがあります。お留守番中は何かあっても、発見が遅れる可能性が高いので、オモチャを置きっぱなしにしないことや、網戸を勝手に開けられないようにすること、リモコンなど猫が誤って操作できそうなものを猫の通り道に置かないなど、事故を起こさせないための環境作りが大切です」

また、獣医師さんの観点から、ペットカメラの活用方法について、アドバイスをいただきました。

「たとえば発作が出ていないか、嘔吐していないかなど、留守中の猫ちゃんの様子が見られますし、その動画を共有してもらえると、より質の高い治療につながると思います。実際、診察の現場で、ペットカメラで撮影した動画を見せてもらうこともあります。また多頭飼育の場合、個別の食事量などをチェックすれば、体調の変化に気づくことができます」

体調チェックにも、ペットカメラは役立つんですね!

パナソニックの「HDペットカメラ」を使ってみた

そんな中、“いいブツが入ったよ……”ということで、パナソニックの「HDペットカメラ KX-HDN215(以下HDペットカメラ)」を使用させていただきました!

小さい! 目立たない!

開封したときの第一印象は、「小さい」! 今まで使っていたペットカメラの半分くらいの大きさの、まさに手のひらサイズ!

HDペットカメラ KX-HDN215

ズバぬけてオシャレ、というわけではないものの、いい意味で存在感がなく、インテリアの邪魔をしないため、どこに置いてもよさそうです。

ペットカメラに興味津々なぐっぴー

画質がキレイすぎる……!

留守中のペットの様子は、専用のスマホアプリで確認することができ、写真や動画を撮影できる機能もついているのですが、さすがはパナソニック、画質がおったまげるほどキレイ!

ペットカメラで撮影した画像
ペットカメラで撮影した画像

パナソニックの「HDペットカメラ」で撮影したもの。スマホから、このハイクオリティな画像でペットが確認できるのです。

拡大しても画質がそこまで落ちないため、猫がカメラから少し離れたところにいてもしっかりと様子を確認することができるのは、大変嬉しいポイントでした。

ほぼ一日中姿が見える!

安心感を得るために導入したにも関わらず、これまでのペットカメラは正面しか映すことができなかったため、カメラにぐっぴーが数時間映らないことがザラにあり、「どこかで倒れているんじゃないか……」と逆に不安になることが多々ありました(本末転倒!)。

しかしこの「HDペットカメラ」、首振り機能がついており、左右は約360°、上下は約90°見渡すことができます。

左右は約360°、上下は約90°見渡すことができます

カメラを見晴らしのいいところに設置し、ぐっぴーが部屋を移動しなければ姿を見失うことがなく、いつでも確認することができるので、不安な時間がかなり減り、逆に癒しの時間が“グンッ”と増えました。

ペットカメラでぐっぴーを撮影している様子

カメラ転倒によるケガの不安も一蹴!

これまでのペットカメラはぐっぴーが倒してしまうことがあり、倒れると前述の「姿が見えなくて不安」につながりますし、なによりケガをしないか、いつもハラハラしていました……。

しかし「HDペットカメラ」はそんなハラハラも軽減してくれます。底面には特殊な吸盤がついており、一度設置すると、簡単に動かないくらいの安定感があります。

底面にある特殊な吸盤
ペットカメラに猫パンチするぐっぴー

これ、猫パンチくらいでは倒れません。

なお、移動させたいときなどは、垂直方向に持ち上げると簡単に動かせるようになっています。横方向の力には強い仕組みなんですね。猫の動きを考えて設計されています!

嬉しい♪ 楽しい♪ 行動ログ機能

猫×ペットカメラって相性悪いんです。ペットカメラを覗くと、猫は高確率で寝ているので、いつ見ても同じ絵になりがち……。

起きた時とか、動いた瞬間を自動で録画してくれたらなーと思っていたのですが……あります、「HDペットカメラ」にはそんな嬉しい機能、「行動ログ※1」機能が。

「行動ログ※1」機能は、カメラに映る特定の位置を事前に登録しておくと、その位置に一定時間立ち寄ったぐっぴーの動きを自動で録画してくれる機能です。今回はぐっぴーが昼間よく過ごす爪とぎの周辺を登録してみました。

録画リスト画面

すると、普段は撮影できない伸びをしているシーンだったり……。

伸びるぐっぴー

伸びるぐっぴー。実際には、行動ログ※1は動画で記録されます。
この写真は動画をスクリーンショットで撮ったもの。

夜な夜な一人で遊んでいることがわかったり……。

ペットカメラのナイトモードで撮影した画像

お部屋が暗くなっても、ナイトモード機能があるのでペットの様子を確認できます。

さらに、ペットの動きを検出した方向にカメラが自動的に向く「自動追尾機能」も搭載されていて、今までペットカメラでは見ることができなかった“動的”で、しかも知らなかったぐっぴーの一面を見ることができ、リアルタイムで見るだけではない、映像の楽しみ方が増えました!

日々の体調チェックのために、トイレや、ご飯を食べたりお水を飲んだりするのが見える位置を登録しておくのもいいですね。

とはいえ実は、気になったところもありました

カメラ調整の反応がやや遅い

「HDペットカメラ」を使ってみて気になったのは、スマホアプリ上でカメラ位置を調整してから、実際にカメラが動くのに1~2秒タイムラグがあるところでした。

また、カメラの位置調整を、上下・左右、それぞれの軸に沿って、スマホ画面上でピン(丸い部分)を移動させる方式も若干難しく感じましたが、見たい場所をタップすると自動で中心位置を調整してくれる機能もあることを知り、こちらはなんなく解消しました。

カメラ位置の調整画面

赤枠のなかの丸い部分がピン。これを上下、左右に移動させてカメラ位置の調整をしますが、見たい場所をタップすると、自動で中心位置を調整してくれます。

楽しくて安心、しかもペットの健康管理にも!

高画質、しかも広範囲で大事な家族を見守れる「HDペットカメラ」。

スマホアプリ上でのカメラの操作がしにくいなどの難点もありますが、高画質で暗い場所でもよく見えること、自動追尾、行動ログ機能※1などの+αの機能が充実していることから、長く家を空けることがある方や、ペットの健康が気になる方、そして高画質で留守中の映像を楽しみたい私のような人には、お勧めのペットカメラでした!

この記事で紹介した商品

ぐっぴー

ぐっぴー プロフィール

Instagramのフォロワーは約26万人! 2012年冬、路上で瀕死状態だったところを現在の飼い主に保護され、“お一人様”から“お太り様”に。むっちりボディと黒めがちなつぶらな瞳が特徴。元男子。ペットの情報サイト「sippo」で「ぐっぴーのたぷたぷ日記」連載中。

お留守番中の猫の注意点とペットカメラの活用方法についての監修

白井 活光獣医師

白井 活光 獣医師

苅谷動物病院グループ総院長。獣医学博士。1998年日本大学大学院卒業。同グループ「三ツ目通り病院」や「葛西橋通り病院」の院長を歴任。2015年から現職。日本臨床獣医学フォーラム専務理事。専門分野は総合臨床。

※1 登録は1箇所のみ。登録した場所にペットが20秒間とどまると、録画するだけでなく、とどまった回数をカウントします。

2022年8月25日 ペット

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