Digital FUN!
A:厚みは液晶テレビの1/10! 有機物を発光させる、次世代4Kテレビです。
有機ELテレビは、液晶テレビに必要なバックライト、プラズマテレビの特徴である放電スペースが不要で、非常に薄く作ることができます。 液晶テレビの薄さ約5~7cmと比較しても、有機ELは約1/10程度となる5mmという薄さです。
有機ELテレビの映像表示は「自発光方式」。方式はプラズマテレビと同じですが、発光材料に有機物※を使います。 有機物は電圧がかかることで発光し、その現象を「有機エレクトロ・ルミネッセンス(Electro Luminescence)=有機EL」というため、有機ELテレビという名称になりました。
主な解像度は現在の4K液晶テレビと同じく、4K(3840×2160)です。4Kよりさらに上の8K(7680×4320)の開発も進められています。
※有機物=ジアミン、アントラセン、金属錯体(有機物の陽イオンが鉄・コバルト・ニッケル・銅などの金属イオンと結合した化合物)など。

有機ELパネル
バックライトや発光に必要な放電スペースが不要なため、非常に薄く作ることができます。
- 1画素ごとに明るさを調整できるので、完全な黒を表現できる
- 他の方式に比べ、構造が単純なので薄型化、軽量化が可能

液晶パネル
「バックライト」から光を出し、「液晶」で明るさを調整。光が「カラーフィルター(赤・青・緑)」を通ることで映像が表示されます。
- 映像が明るい。テレビサイズが豊富
- バックライトの光漏れにより、黒表現に課題
- 部品が多いため、薄型化に限界

プラズマパネル
電圧がかかった希ガスが放電、紫外線が出ることにより、「蛍光体(赤・青・緑)」が自発光します。
- 自発光なので、画素単位の明るさ調整が可能
- 放電スペースなどが必要で、薄型化に限界
- 画素を小さくするのが難しく、高解像度が困難
パネルが薄くなったことにより、従来はパネルの一部だった個所にスピーカーを搭載するなど、テレビ全体の構造も大きく変化しました。
また、最新の有機ELテレビや液晶テレビは数年前のモデルに比べて軽くなっており、引越しや模様替え時の移動が手軽に行えるようになりました。
プラズマテレビ TH-50PX20 |
液晶テレビ TH-65WT600 |
有機ELテレビ TH-65JZ1000 |
|
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
|
解像度 | ハイビジョン (104万画素) |
4K (829万画素) |
4K (829万画素) |
方式 | 自発光 (1画素単位) |
バックライト (分割エリア単位) |
自発光 (1画素単位) |
質量 | 約69.5kg (据置スタンド含む) |
約43.0kg (スタンド含む) |
約22.0kg (スタンド含む) |
※最薄部
しかもビエラなら…
自発光のプラズマテレビで培われた技術を、有機ELの映像技術に反映!
4K有機ELビエラは、プラズマテレビで培われた自発光の制御技術を活かしたレベルゼロからの「漆黒」といえる黒表現力を実現しました。
JZ2000シリーズは、自社設計・組立のDynamicハイコントラスト有機ELディスプレイを採用し、有機ELビエラ史上最高峰の高コントラストな映像を実現しました。


立体音響技術「ドルビーアトモス」と高さ方向の音表現を可能にするイネーブルドスピーカーと横方向の音の広がりを実現する「ワイドスピーカー」を搭載。125Wの高出力なスピーカーシステムによって、部屋全体が包み込まれるようなサウンドを実現。さらに、テクニクスによる独自開発の音響解析システムをもとにした「Tuned by Technics」によって、楽器一つひとつの音色が聞こえる理想的なテレビサウンドを追求しました。


• 画面はハメコミ合成のイメージです。
• シーン写真、機能説明写真はイメージです。
• 図は効果を説明するためのイメージです。
• 製品の定格およびデザインは改善等のため予告なく変更する場合があります。