IKEUCHI ORGANIC 監修「タオル専用」コースとは

IKEUCHI ORGANIC 監修「タオル専用」コース IKEUCHI ORGANIC 監修「タオル専用」コース

プロの技を再現できる「タオル専用」コース※1

水量を増やしてやさしく洗う、パイルを立てる、パイルをふくらませ、適切な水分量で乾かす。
これら3つのプロの技を、ご自宅で再現できるのがドラム式の「タオル専用」コース※1です。監修にご協力いただいたIKEUCHI ORGANIC(株) 阿部哲也氏にお話をうかがいました。

写真:阿部哲也氏

「タオル専用」コース監修

IKEUCHI ORGANIC(株)代表取締役
阿部 哲也 氏

「タオルの理想的な洗い方」について一緒に考え、生まれたコース

イメージ:タオルを持った阿部氏 イメージ:タオルを持った阿部氏

「このタオル、洗濯したらどうなるの?」それが、私たちのお客様がいちばん気にされていることです。

そこで直営店舗に洗濯機とシンクを設置。新品ではなく、店舗内で洗濯と乾燥を繰り返したハンドタオルをご用意し、実際の「使い心地」を体験していただいています。

タオルは、洗い方によって風合いや吸水性が変わります。「理想的な洗い方」を求めて試行錯誤する中で、今回のご縁をいただきました。
監修というよりは、一緒に課題に取り組ませていただけた、という実感が大きいですね。

写真:店内のシンク
写真:濡れた手でタオルの吸水性を確認している様子

お客様がお好みの風合いのタオルを選べるよう、サンプルは何十種類も用意。シンクで手を濡らし、実際の肌ざわりと吸水性を確かめられます。

タオルを洗濯するときの3つのポイント

写真:濡れた手でタオルの吸水性を確認している様子 写真:濡れた手でタオルの吸水性を確認している様子

タオルは、新品のときよりも10回ほど洗濯と乾燥を繰り返した後のほうが、吸水性も肌ざわりも良くなります。
私たちは「タオルが育ってきた」と言っています(笑)。

タオルを育てるポイントは3つ。

(1)たっぷりの水で洗う。
(2)洗濯脱水後に、タオルをパタパタとはたく。
(3)タオルの素材自体が持つ水分を奪わないよう、乾かす(乾かしすぎない)。

とくに(2)で、仕上がりが劇的に変わるのですが、これはかなり体力を要します。
バスタオルなら、縦方向にたたんで一辺の端を持ち、腕をダイナミックに振りかぶってはたきます。パン!パン!と大きな音が鳴るくらいの強さで腕を振ります。これを四方向に、各5~6回はたきます。二の腕が痛くなりますよ(笑)。

写真:阿部さんがタオルをパタパタとはたく様子

このコースなら、脱水後にわざわざタオルを取り出して、はたく必要もなく、通して運転できるのがいいですね。手軽にふわふわタオルが作れます。

また、柔軟剤はなるべく使用しないほうがよいと思います。柔軟剤は、確かに柔らかくはなるんですけども、投入量が多すぎるとタオルに残留物質が堆積していき、水をはじくような感覚になってしまう感じが、我々にはあります。

水がスッと移動する、この肌ざわりをご自宅で

イメージ:タオル イメージ:タオル

タオルは水を吸うのが仕事。丁寧にお手入れしたタオルは、濡れた肌にそっとおいただけで、水分をスッと吸収します。まるで、水がタオルに"平行移動”したかのよう。この気持ちよさは格別です。

「タオルは天日干しに限る」と思っていらっしゃる方。
また「タオルは洗濯すると風合いが悪くなる」と感じておられる方に、ぜひこのコースを試していただきたい。

一日の始まりと終わりを心地よいタオルに触れ、豊かな気持ちになっていただければ、と願ってやみません。

IKEUCHI ORGANIC(株)

1953年にタオルの街、愛媛県今治市に創業。
「最大限の安全と最小限の環境負荷」を理念に掲げ、オーガニックコットン100%のタオルを作る今治タオルの製造会社。全製品、赤ちゃんが口に含んでも大丈夫な世界最高水準の安全テスト「エコテックス®スタンダード100」のクラス1をクリア。
直営ストアは、東京・京都・福岡・今治の4店舗。

写真:東京店舗

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  1. NA-LX129Cのコース名は「タオル専用」コース、NA-LX127C・LX125C・VG2800のコース名は「タオル」コースです