台風シーズンに備えよう。エアコンのトラブルとその予防法とは
台風の通り道でもある日本。暴風雨など、台風被害には毎年しっかりと対策したいですよね。今回は、台風シーズンをうまく乗り切るための、エアコンのトラブルとその対処法を解説します。
来る台風シーズン 台風被害が心配だなあ…
9月から11月は毎年台風シーズンだし、色々被害が心配だなあ
この時期、窓や網戸をしっかり閉めたりはしてるけど、、
自分のように台風対策をしている人はどれくらいいるんだろう?
約8割はしっかり台風対策をしている(屋外の場合)
このたびパナソニック株式会社では、台風対策について全国の20代以上の男女1,651名を対象に実態調査を行いました。
調査の結果、台風接近時に屋内と屋外で実施した対策について、以下のことがわかりました。
台風接近時に実施した対策(n=1,651)
屋外
屋内
屋外で実施した対策では、「窓や雨戸はしっかり閉める」(66.0%)が最も多く、屋内での対策では、「停電時に備えて、携帯ラジオ、懐中電灯、ローソクなどを用意しておく」(38.7%)が最も多いことが判明しました。また、23.1%と約4分の1の人が屋外での対策を取っていないことも分かりました。
しかし…約9割がエアコン室外機の対策をしていなかった
台風接近時のエアコン室外機の対策状況
屋外での対策では、エアコン室外機の対策をする人はほとんどおらず、約9割(87.1%)の人は昨夏に室外機の対策を取らなかったことが判明しました。
実際に室外機の対策不足から被害が出た方からは、「倒れて吹き飛ばされた」、「エアコンが壊れた」、「異音がするようになった」といった声も届きました。
台風対策はしっかりしていたほうだけど、エアコンの室外機は全く気にしていなかったよ。
エアコン室外機の対策ってどうすればいいんだろう?
なにに気を付ければいいのかな
台風時に気を付けたい!
台風時のエアコンのトラブルとその対処法
残暑はもちろん、秋の長雨時の湿度対策など活躍してくれるエアコンですが、台風時のエアコン運転には注意が必要です。台風の中での運転時、室外機正面に強風が吹きつけることにより、ファンに高い負荷がかかり破損するといったケースもあります。
台風接近時、通過時の強風・大雨がもたらすエアコンのトラブルはこれ以外にもさまざま。台風時に気を付けたいエアコントラブルの予防策と対処法を解説します。
トラブル例①:室外機の転倒・位置ずれ
予防法
設置する土台をコンクリート製などの重量のあるものにする、防振マットや転倒防止用の金具を使用するといったことが挙げられます。
エアコンを新規で設置する場合は取り付け業者と相談し、できるだけ風の影響を受けにくいところに設置してください。
対処法
無理に動かすと、配管に負担がかかり、破損してしまう可能性があります。その場合、中を通る冷媒ガスが漏れてしまう恐れも。
冷媒ガスは触れると凍傷になる可能性があります。また、漏電のリスクがある他、室外機自体も重量があって危ないので、自分で動かそうとせず、メーカーや修理業者に相談してください。
トラブル例②:室外機の浸水
予防法
万が一、浸水した場合は、漏電につながる可能性があるため、下記対処法に従って、メーカーや修理業者に相談してください。
対処法
室外機内部への浸水は、漏電につながります、台風時などにエアコンを使っていて、ブレーカーが落ちた場合は漏電のサインです。
こうした異常を放置し使用を続けると、室外機まで故障させることになりかねません。
また、水没した場合は、水だけでなく泥のように微細な異物も内部に入り込み、サビが発生しやすくなるなどで劣化を早めることも。
どちらにしても安全に動作しない可能性が高いので、必ずメーカーや修理業者に相談してください。
凍結・サビに強い!パナソニックの室外機
室外機の凍結を防ぐ、凍結防止ヒーターの搭載。
さらに、サビを防ぐ、耐塩害仕様(ブルーフィン)で潮風などによるサビから守り、安定した品質、性能を長期的にキープします。