エアコンが苦手な高齢者に無理なくエアコンを使って熱中症対策
例年、熱中症による救急搬送が急増する7月から8月。総務省消防庁の発表では、熱中症による救急搬送で最も多いのは高齢者という結果も。加齢により暑さを感じにくくなっていたり、他にもさまざまな理由からエアコンを使用しない高齢者は少なくないようです。そんな高齢者におすすめしたい、エアコンを使った熱中症対策をご紹介します。
出典:総務省消防庁「熱中症による救急搬送人員に関するデータ」
高齢者がエアコンを使わないのはなぜ?
パナソニックが過去に実施したアンケートでは、エアコンの使用をガマンあるいは使わない派に利用を控える理由を訪ねたところ、最も多い回答は「電気代がかかるから」でした。
こうした方にエアコンを使ってもらうなら、最近のエアコンは省エネ性能が高く、過去のモデルよりも電気代が抑えられることを伝えてみるのもいいかもしれません。
エアコンの利用を控える理由(n=301)
高齢者が猛暑でもエアコンを使わない理由
清益 功浩(きよます たかひろ)先生 プロフィール
小児科医・アレルギー専門医。京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
理由のひとつに、老化に伴って皮膚の温度センサーの感度が鈍くなり、暑さを感知しにくくなることがあります。これにより、体温調節機能の発動が遅れることも。
また、発汗能力の低下や身体に含まれる水分量の減少などに加え、脳の察知能力が低下することで喉の渇きを感じにくくなり、脱水症状が進みやすいともされています。
このほか、調査結果の通り「体の冷えが嫌」「節電したい」「エアコンの風があたるのが嫌」といった理由もあります。
熱中症に特に注意が必要な高齢者には、健康や安全のために、冷房を上手く活用することを推奨したいです。
エアコンが苦手な高齢者のための
夏に活躍するエアコン機能
自動運転機能
ボタンをひとつ押すだけで、室温・湿度・快適さ・省エネのバランスを見ながら、エアコンが自動で最適な運転を行います。最近のエアコンには、センサーやAIによって、ムダを抑えながら快適さを保つ機能が搭載されたものもあります。
たとえば、部屋に人がいなくなると自動で節電運転に切り替えたり、一定時間がたつと自動で運転をオフにしたりする機能もあります。
細かな操作を何度もしなくてよいため、家電の扱いに慣れていない方におすすめです。
天井シャワー気流
涼風が天井からシャワーのようにふりそそぎます。 冷たい風が直接体にあたらないので、冷えすぎを抑えられます。
スマホ連携機能(室温みはり通知)
スマホのアプリで離れて暮らす親御さんのエアコンの運転状況が確認できたり、センサーで人の動きの有無をグラフで表示してくれる機能もあります。
エオリア アプリの「室温みはり通知」機能では、エアコンが自動でお部屋の状況をチェックし、夏の場合は室温が31℃以上になるとお知らせします。通知が届いたら、親御さんに電話してエアコンの使用を促すといった使い方もできます。
室温みはり
暑さ指数(WBGT)を参考にお部屋の温度・湿度をみはって、自動で冷房をスタート。冷房をガマンしがちなかた、エアコンに不慣れなかたも、暑さの体調への影響に備えることができます。
フィルターお掃除ロボット
フィルターに付いたホコリを、ブラシでかき取ってダストボックスに吸引。さらに自動排出方式なら、集めたホコリは自動で*屋外へ排出。高所作業の負担を軽減します。
★国内壁掛け形エアコンにおいて。2025年11月1日現在。(当社調べ)
*累積24時間以上運転後に自動で掃除します。フィルターの掃除は自動で行いますが、ホコリや油汚れが多い環境等でご使用になる時は、取り外して水洗いをする等をおすすめします。