パナソニックの浄水技術とは
高い浄水能力でキレイな水が長続き。
しっかり除去して、キレイな水へ。
ここでは、カートリッジの浄水性能や機能面について解説します。
浄化することが必要な理由
水道水はミネラルウォーターより多い水質基準項目数を課せられており、日本の水道水は世界的にも安全性が高いです。しかし、安全な水道水を適期的に届けるためには、消毒作用のある塩素を必ず入れる必要があります。
浄水施設から供給される水には含まれていなくても、マンションの給水タンクや家庭内の配管にサビや雑菌などが混入する可能性があります。家庭用浄水器の役割は、何種類かのフィルターを使ってろ過し、これらの成分を水道水から取り除くことなのです。
カートリッジの仕組み 4つの高性能フィルターで汚れや有害物質を除去
カートリッジは、水の味を悪くする成分やニオイのもとになる成分を除去し、美味しい水をつくるための働きをしています。
ろ過できる物質(除去対象物質)は最大19物質※1
カートリッジで除去できる物質は最大19物質※1。高い浄水能力を発揮します。
ろ過できる物質数 (除去対象物質) | |||
遊離残留塩素 (カルキ) | 浄水過程で殺菌用に使用される塩素が水道水に残ったもの | ||
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濁り | 水中に分散している微細な粒子など水の透明さを妨げる物質 | ||
クロロホルム | 浄水過程で、水中の有機物質と遊離塩素が反応して生成されるトリハロメタンの成分の一つ | - | |
総トリハロメタン | クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの4種類のトリハロメタンの総称 | ||
ブロモジクロロメタン | 浄水過程で、水中の有機物質と遊離塩素が 反応して生成されるトリハロメタンの成分の一つ | ||
ジブロモクロロメタン | |||
ブロモホルム | |||
テトラクロロエチレン | ドライクリーニング洗浄剤、金属洗浄用溶剤等に使用される揮発性有機塩素化合物のこと | ||
トリクロロエチレン | ドライクリーニング洗浄剤、金属洗浄剤に使用される揮発性有機塩素化合物のこと | ||
CAT (農薬) | 除草剤として使用されるシマジン系農薬のこと | ||
2-MIB (カビ臭) | 水源に含まれる藍藻(ランソウ)類から発生する異臭(墨汁臭)のこと 2-MIBは、2-メチルイソボルネオールのこと | ||
溶解性鉛 | 水道管に使用されている鉛管から溶け出してイオン化した鉛のこと | ||
1,2-DCE | 樹脂原料や溶剤として使用される揮発性有機塩素化合物のこと | - | |
ベンゼン | 合成ゴム、有機顔料などに使用されるほか、ガソリンの燃焼によっても発生する揮発性有機化合物のこと | ||
ジェオスミン (カビ臭) | 水源に含まれる藍藻(ランソウ)類から発生する異臭(土臭)のこと | ||
フェノール類 | 水道水中に混入すると塩素と反応して、不快な異臭(フェノール臭)を発生する物質のこと | ||
PFOSおよびPFOA | フッ素樹脂の助剤や撥水・撥油剤として用いられる難分解性の化合物のこと | ||
鉄 (微粒子状) | 水道管から溶け出したり、原水に含まれていたりする微粒子状の鉄化合物のこと | ||
アルミニウム (中性) | 浄水過程で、使用されるアルミニウム化合物のこと |
参考文献「水道水質ハンドブック」日本水道新聞社
※1 JIS S 3201の試験法で規定された除去物質(16物質)と浄水器協会(JWPA)で定められた規格基準(JWPAS B基準)で規定された除去対象物質(3物質)。
還元水素水生成器・アルカリイオン整水器・浄水器で除去できない物質
微粒子状の鉄以外の重金属類(銀・銅)などや塩分(海水)
※機種により除去できない物質もありますので、浄水能力をご確認ください。