DMC-LX9

特長高画質

大口径F1.4ライカDCレンズと大型1.0型センサーが描く、一眼クオリティの高画質。

大型1.0型20.1M 高感度MOSセンサー

ノイズを抑えた高感度撮影と浅い被写界深度を活かした撮影ができる

有効画素数2010万画素、高感度な1.0型センサーを搭載。 従来モデル(LX7)の1/1.7型センサー(マルチアスペクト)と比べ、約3倍の面積をもつ大型センサーは、1画素あたりの受光面が大きくなることで幅広いダイナミックレンジを実現しました。F1.4(W端)の明るいレンズと相まって、高感度撮影時でもよりノイズを抑えた美しい写真を撮影することが可能。また、センサーの大型化により、ボケ味を活かした撮影が可能になり、さらに高度な作品づくりができます。

■センサーサイズの比較イメージ

●高感度撮影時でもよりノイズを抑えて撮影できる

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1/13秒,F2.0,ISO400

●ボケ味を活かして撮影できる

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1/4000秒,F2.8,ISO125

F1.4-2.8 LEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズ

パナソニックのレンズ技術を結集し、F1.4の明るさと機動性を同時に実現

F1.4-2.8の明るさと、画像すみずみまでの高い解像感を誇るLEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズを搭載。ライカカメラ社の厳しい評価をクリアした、高性能レンズです。1.0型MOSセンサーに最適化させたレンズ設計でありながら、従来機(LX7)より一回り小さいコンパクトボディを実現しています。

●LEICA/ライカはライカマイクロシステムIR GmbHの登録商標です。
●SUMMILUX/ズミルックスはライカカメラ社の登録商標です。
●LEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズは、ライカカメラ社の品質基準に基づき、ライカカメラ社が認定した測定機器と品質保証システムによって生産されています。

驚異のF1.4(W端)の大口径レンズが魅せる、やわらかく豊かなボケ味

コンパクトボディながら、驚異の開放F1.4(W端)の明るさを実現。人物を際立たせたポートレートや花や静物のクローズアップといったシーンで、前後のボケが味わい深いクリエイティブな写真づくりが楽しめます。また動きの速い被写体も、レンズの明るさを活かして高速シャッターで動きを止めたような画作りが可能です。

●美しいボケ味を楽しめる

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1/6400秒,F1.4,ISO125

●低照度撮影時も光量が得られる

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1/16000秒,F1.4,ISO125

9群11枚のレンズ構成と高精度調心技術

パナソニックのレンズ技術を結集し、6枚の両面非球面レンズ(2枚のEDレンズ含む)、1枚の超高屈折率UHRレンズを含む9群11枚のレンズ構成を採用。6群と絞りユニット単独駆動と、独自の調心技術により、明るさとコンパクトが両立できる設計です。どこに行く時も気軽に持ち歩けて、かけがえのない一瞬を写せます。

新開発非球面レンズによる、ボケ味にもこだわったレンズ設計

絞り羽根の後ろに新開発の非球面レンズを2枚配置する設計を採用し、コンパクトサイズでF1.4という明るさを実現しました。異常分散性のある新開発非球面レンズにより、シャープで高コントラストな画と、輪線や二重ボケのない、なめらかなボケ味を描き出します。

光学3倍ズーム

24-72mm(35mm判換算)の焦点距離で、光学3倍ズームが可能。24mm※1でのパースペクティブを活かした風景撮影や、人がものを見ている時の視覚に近いと言われている50mm※1でのスナップ撮影、72mm※1で開放F2.8の美しいボケを活かしたポートレート撮影など、幅広いシーンで活用できます。

※1 35mm判換算。

ステップズーム

広角24mmから72mmまで、24mm / 28mm / 35mm / 50mm / 70mm / 72mm※1の6段階のステップズームが可能。単焦点レンズを交換する感覚で撮影が楽しめます。

※1 35mm判換算。

●EX光学ズーム、デジタルズーム、超解像iAズームの設定により、最大の焦点距離は変わります。
●カメラの設定によって焦点距離の数値が変わる場合があります。

超解像iAズーム

「超解像技術」の応用により実現した超解像iAズームを使えば、2010万画素のセンサーを活かした高い解像感で、6倍までズームアップすることができます。

超解像技術によって、高い解像感でズームできる

●超解像iAズームとは、光学ズーム(T端)から2倍のデジタルズーム時において、超解像技術により画質の劣化をおさえつつ拡大できるズームのこと。
●一部撮影モードとは併用できません。

EX光学ズーム

有効画素数2010万画素センサーの450万画素エリアだけを使い、画角を狭め450万画素の画像として出力。1倍時の画像に対して、6倍まで高画質のままズームできます。さらにデジタルズームを使えば、最大24倍までズームできます。

EX光学ズームの公開

被写体にグッと寄れる光学ズーム。画質を落とさず、もう少しアップにするときは、EX光学ズーム。最大画像サイズで記録したものから、中心部を切り出す(記録画素数を下げる)ことでズームアップ効果が得られます。
●EX光学ズームでは、各アスペクトでの最大記録画素数以外の記録画素数を選ぶと、ズーム倍率が自動的にアップします。
●一部撮影モードとは併用できません。
●デジタルズームでは、倍率は伸びますが画質は劣化します。

W端時3cmのマクロ撮影

大型センサーを搭載していながら、W端時で3cm、T端時で30cmまで被写体に近づいて撮影できます。細かな装飾や植物などのディテールまでしっかり写せます。

レンズシフト式(光学式)手ブレ補正

ブレを抑えてキレイに撮れるレンズシフト式(光学式)手ブレ補正を搭載。ルミックスのレンズシフト式(光学式)手ブレ補正は、手ブレを検出するセンサーが高い精度で揺れそのものを検出し、揺れを打ち消すようにレンズを動かし続けることで、手ブレを防止します。手ブレしやすい夕暮れや室内での撮影、また、フレーミング時の手ブレも抑えるため構図を決めるときに便利です。さらに、レンズシフト式なので、動画撮影時も手ブレを抑えます。

●全ての環境下での効果を保証するものではありません。

レンズ位置メモリー

電源ON時やスリープから復帰したときには、直前まで撮影していたレンズ位置(フォーカス位置)までレンズを動かしてレンズ位置(フォーカス位置)を復元。誤って電源をOFFにしてしまっても、すぐにレンズ位置(フォーカス位置)を戻すことができ、一瞬の撮影シーンを逃しません。

ヴィーナスエンジン

高速演算4CPU搭載。低消費電力と、高性能画像処理能力を実現

4CPUにより、高速演算処理・高度で緻密な画質チューニング・低消費電力化や、自然なノイズ感・立体的な解像感・なめらかな階調・自然な色再現を実現しています。より忠実な質感描写を求める一眼ユーザーのために、夕暮れ時の雲や建造物の立体感、街路の日陰のテクスチャーなど、被写体のディテールを忠実に再現するべく、さらなる描画性能の向上を追求しました。

マルチプロセスNR

ノイズ適応型マルチプロセスノイズリダクションで、被写体のディテール部(細かい柄)/平坦部の分離性能を向上すると共に、ノイズの成分も細かく解析することにより、より的確に画像の特徴を見分けて効果的にノイズリダクションを行います。従来は画一的にノイズ抑制を行っていた為、画像の粒状感が損なわれがちでしたが、LX9では低照度の輝度ノイズを自然な粒状感を残したままノイズ抑制を行います。 新マルチプロセスNR搭載により、従来よりも解像感・質感を維持しながらノイズを抑える事が可能になりました。

拡張ISO感度25600

20.1M 高感度MOSセンサー、画像処理性能が大きく向上したヴィーナスエンジンにより、ノイズを抑えながら解像感のある高画質を実現。拡張ISO感度25600での撮影が可能です。

広帯域輪郭強調処理(広帯域アパーチャーフィルター)

広帯域輪郭強調処理技術・高感度イメージセンサーの組み合わせにより、限界解像性能が大幅に向上、ライカレンズの持つ高い光学(MTF)性能を最大限に引き出すことが可能となりました。
これにより、高周波成分である髪の毛などの艶やかな質感をそこなわずに、従来以上の緻密で自然な解像感を実現しています。

回折補正

風景などを大きい絞り値で撮影すると、光の原理による回折現象によって画像の解像度が低下し、画像全体がぼんやりしてしまうことがあります。LX9ではヴィーナスエンジンに回折補正機能を新たに搭載してこれを改善。絞り込んだ際にもシャープで解像感の高い画質を実現します。

エンジンによる回析補正 (イメージ)

回析現象によって解像感が低下 (イメージ)

3次元色コントロール

色補正精度を向上させた3次元色コントロールにより、夕景の紫がかった雲の微妙な色合いや、趣のある夕焼けのオレンジの深さ、壮大に広がる空の奥行感など、被写体が持つ微妙なグラデーションのニュアンスまで忠実に再現します。

3次元色コントロールによる緻密な色再現 (イメージ)

インテリジェントDレンジコントロール

豊かな階調表現で、見たままの自然な美しさを再現する

豊かな階調の写真を撮影できるインテリジェントDレンジコントロール機能を搭載しています。
逆光や夜景など明暗差の激しいシーンで発生する、被写体や背景の白トビ・黒つぶれをカメラが自動で分析。明るくなりすぎた部分、暗くなりすぎた部分を適切なコントラストになるよう、それぞれを同時に補正することで、なめらかな階調で撮影できます。

超解像技術

目で見たままの精細感を残せる

ヴィーナスエンジンに被写体に合わせた最適な画像処理を行う「超解像技術」を搭載。画像の輪郭部、ディテール部、グラデーション部をカメラが自動で分析。それぞれに最適な画像処理を行うことにより、被写体の細部まで描き出す高い解像感と、豊かな階調表現を実現しました。
さらに、「拡張モード」を使えば、写真全体のバランスを最適化した自然なエッジ強調と解像感を実現します。

●[拡張]モード使用時は、連写の速度が遅くなります。
●動画撮影時、4Kフォト撮影時は、[拡張]モードは[弱]に変わります。

RAW現像

カメラ本体でRAW形式データをJPEGに変換

LX9は本体内で撮影したRAW形式データをJPEGに現像できます。
JPEGに現像する前にWBや露出・彩度など、さまざまな画質設定の調整が可能。サムネイルで仕上がりを段階的に比較・確認してから現像できます。

注意事項

  • ●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
  • ●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。