G9PROII, LEICA DG 50-200 F2.8-4.0 / 400mm(35mm換算), 1/500sec, F8.0, ISO100 ©上田晃司
小型・軽量による高い機動性で幅広い撮影シーンに対応した、超望遠ズーム ライカDGレンズ
ライカの厳しい光学基準をクリアし、F2.8-4.0「ELMARIT(エルマリート)」の明るさを実現した高性能・高品質レンズ。
サブミクロンまで精度を追求した非球面レンズ2枚を採用し、歪曲収差・像面湾曲・非点収差を徹底的に抑え、歪みのない忠実な描写を実現しました。またUEDレンズとEDレンズを2枚ずつを採用することで、色滲みや色収差を抑えた、高い描写力を可能にしています。
すべてのレンズ群をライカ基準の高い描写力を実現するよう最適に配置することで、ズーム全域で優れた描写性能を発揮します。
また、別売のテレコンバーター(1.4x/2.0x)装着時でも高い解像力を保ち、LEICAレンズの名に相応しい高解像度と高コントラストの優れた描写性能を発揮します。
■レンズ構成図
■MTFチャート
色収差に強いUED(特殊超低分散)レンズを採用し、高い解像度を実現
一般的に、焦点距離が長くなるほど色収差が大きくなり、コントラストの低下や色の滲みが発生しやすくなります。
この問題点を克服するために、EDレンズに比べて分散性が小さいUED(Ultra Extra-Low Dispersion/特殊低分散)レンズを本レンズに採用。蛍石に近い性能により、プリズムの色分散作用を抑えて軸上色収差を良好に補正することで、撮影領域全域において画面隅々まで鮮鋭性に優れた撮影ができます。
優れた描写力と機動性を兼ね備えた、ライカ「F2.8-4.0ズームレンズ」シリーズ
静止画撮影と動画撮影の両面から、優れた描写力と機動性を実現するハイブリッドライカレンズ。「F2.8-4.0ズームレンズ」シリーズは、広角ズーム・標準ズーム・望遠ズームの3種類のズームレンズを取り揃え、16mm※〜400mm※まで幅広い焦点距離をカバー。広角域での撮影から遠く離れた被写体まで的確に捉えることができ、撮影シーンの幅がさらに広がります。
※ 35mm換算。
F2.8-4.0ズームレンズシリーズのそのほかのレンズはこちらから
超望遠100mm※〜400mm※ズームレンズなら、普通では近づけないような野生動物やスポーツなどの撮影も可能。また、大口径F2.8と高解像度を生かして、人物のポートレートや動画撮影も楽しむことができます、
さらに、最短撮影距離 0.75m、最大撮影倍率0.5倍※(1.4x テレコンバーター装着時:0.7倍※、2.0x テレコンバーター装着時:1.0倍※)のテレマクロ性能も実現。小型化・軽量化により手持ち撮影も可能で、移動しながら被写体のベストなアングルを狙える高い機動性も誇っています。
超望遠レンズながら、手ブレ補正(POWER O.I.S.)搭載で約655gの軽量さと全長約132mm(最大径76mm)の小型サイズを実現し、手持ち撮影にも対応。小型・軽量が生み出す機動力で、さまざまな撮影シーンで活躍することができます。
手ブレ補正機能「Dual I.S.2」に対応し、カメラのボディ内手ブレ補正(B.I.S.)とレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)をリアルタイムで連動させて、手ブレ補正を制御することが可能。
上下左右の角度ブレ(Pitch/Yaw)・回転方向のブレ(Roll)・上下左右の並進ブレ(X/Y)を補正する5軸のボディ内手ブレ補正(B.I.S.)と、上下左右の角度ブレ(Pitch/Yaw)を補正する2軸のレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動させる手ブレ補正方式により、あらゆる撮影シーンで発生する手ブレを強力に補正して排除します。
●技術解説
ボディ内手ブレ補正は、焦点距離が伸びるにつれて、補正角が減少していき、手ブレ補正効果が得られにくくなります。「Dual I.S.」では、ボディとレンズの手ブレ補正を連動させて手ブレを補正することにより、中望遠域はもちろん、望遠域でも十分な手ブレ補正効果を発揮します。
※補正範囲は一例であり、装着するレンズにより変化します。
光学式手ブレ補正「POWER O.I.S.」を搭載
レンズ筐体内に搭載したジャイロセンサーが、手ブレを検知して補正する「POWER O.I.S.」を搭載。毎秒4000回のブレ検知を行うことで、高周波域(早く小刻みな手ブレ)だけでなく、低周波域(大きくゆっくりとした手ブレ)の手ブレも検知して補正します。
これにより、Dual I.S.非搭載のカメラや他社製カメラに装着した時でも、ズーム撮影や手持ちでの夜景撮影など手ブレしやすい場面でも、手ブレをしっかり抑制してキレイに撮ることが可能です。
高精細な動画撮影に対応した光学設計と、鏡筒内部構造の最適化により、4K動画撮影時のAFサーチ時の微小な画角の変化を最小限に抑制。 AFサーチ時の高速・高精度・静音化を実現し、高画質な4K動画撮影を強力にサポートします。
絞りマイクロステップ制御による露出変化を低減
輝度変化が大きいシーンでも、F値変化をなめらかに制御することで、露出変化を低減。また、動画撮影中のパンニング時も安定した露出変化制御をサポートします。
ズーム時のAFトラッキング性能向上
ズーム時のオートフォーカス性能がさらなる高速化を実現し、ピントを合わせ続けることが可能。素早い動きの被写体を動画撮影する時などに有効に機能します。
別売の1.4x テレコンバーター(DMW-TC14★)※2を装着することで、通常の焦点距離400mm※1の1.4倍の560mm※1まで焦点距離を拡張できます。スポーツシーンなどで、近寄れない被写体をグッと引き寄せることができます。
※1 35mm換算。
※2 テレコンバーター装着時、F値が1段分暗くなります。
別売の2.0x テレコンバーター(DMW-TC20)※2を使用すれば、焦点距離をレンズ単体の400mm※1から2倍の800mm※1まで焦点距離を拡張することが可能になります。フルサイズ機では三脚が必要な焦点距離800mm※1での手持ち撮影が簡単にでき、ライカレンズの解像力と小型軽量の機動性を活かした、さらなる超望遠撮影を可能にします。
※1 35mm換算。 ※2 テレコンバーター装着時、F値が2段分暗くなります。
野外での幅広いシーンに対応できる防塵・防滴仕様※1で、機動力のある撮影が可能。天候に左右されることなく、突然の数少ないシャッターチャンスを捉えることができ、水滴やほこりなどから大切なレンズを守ります。
※1 当社製防塵・防滴対応カメラボディに装着時。防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、ほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではありません。
マイナス10℃の耐低温設計
雪山やゲレンデなどの寒冷地でも撮影可能な、マイナス10℃の耐低温設計を実現。雪や氷の美しく幻想的な世界も、新たな作品として残せます。
高い解像感やコントラストに加えて、抜けの良いクリアな描写も実現。独自技術のナノサーフェスコーティングが、ゴーストやフレアを大幅に低減し、透明感のある描写に貢献しています。 ナノレベルの微細構造を持つ、超低屈折率の薄膜をレンズ表面に形成することで、可視光域を包括した380nm~780nmの全領域で光線の反射を低減。ゴーストやフレアの発生を抑制しています。
※LUMIXで撮影したものです。画像は効果を表すイメージです。
レンズの名門ライカの名に相応しい高品位なデザイン。その実用性・堅牢性とともに、シルエットの美しさや触れる質感が所有する歓びももたらします。
AF/MF切替スイッチ
AF/MF切り替えスイッチを、レンズ左側に搭載。切り替えがスムーズで、その瞬間の感性を引き出す直感的な撮影を可能にします。
O.I.S.スイッチ
AF/MF切り替えスイッチと同じく、O.I.S.スイッチもレンズ左側に搭載。三脚撮影など手ブレ補正が不要な際にO.I.S.スイッチを操作することで、すぐにオフにすることができ、スムーズな移行が可能です。
フードロック機構
フードロック機能を装備し、不意にフードが落ちることがなく安心して使えます。
注意事項
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●画像・イラストは、効果を説明するためのイメージです。
●マイクロフォーサーズ™及びマイクロフォーサーズロゴマークは、オリンパス(株)の日本・米国・EU・その他各国の商標または登録商標です。
●LEICA/ライカは、ライカマイクロシステムIR GmbHの登録商標です。
●ELMARIT/エルマリートは、ライカカメラ社の登録商標です。
●LEICA DGレンズは、ライカカメラ社の品質基準に基づき、ライカカメラ社が認定した測定機器と品質保証システムによって生産されています。