

エアコンの選び方(部屋の広さ編)
ライター:UP LIFE編集部
2019年9月26日 空気
お部屋の広さに合ったエアコンを選ぶことで、効き目も家計も変わります!
エアコンを購入する際、最も重要なのは部屋の大きさにエアコンの冷暖房能力が合っていること。
それにより電気代を節約できるだけでなく、居心地の良い室温を同時に実現できます。
ここでは、部屋にピッタリのエアコンを選ぶ大切さを見ていきましょう!
最適なサイズ(適用畳数)を目安に選ぶといいこといっぱい
部屋のサイズより小さいタイプだと、こんな困ったことに…
●パワー不足で効きが悪く感じる
●常にフルパワーで電気代がかかる
●エアコンに負担がかかり壊れやすくなることも
ちゃんとサイズ(適用畳数)が合っていると…
●早く効いて快適!
●節電になる!
●長持ち!
部屋にピッタリのサイズ(適用畳数)を選ぶことで、快適で省エネに!

部屋の条件にあったエアコンの選び方
では、実際どうやって選べば良いのでしょうか?
設置に手間がかかり、一度設置すると返品・交換も難しいエアコン
ここでは、失敗しないエアコン選びのポイントをカタログのめやすからご紹介します。
Check1 適用畳数を間違えない!
畳数のめやすはJIS C9612による平均的な住宅(木造、南向き、洋室)の場合です。部屋の条件を考慮して選ぶ必要があります。

Check2 冷・暖房のめやす
カタログの「11~17畳(18~28㎡)」のように冷・暖房の畳数のめやすが幅を持っているのは、部屋の広さが同じでも、地域や構造、方角などの条件によって、冷・暖房の効果が異なるためです。
このようにかかれていると「11~17畳(18~28㎡)の部屋で使用できる」と勘違いをしてしまいがち。
正しくは「木造平屋南向き(和室)の場合が11畳」、「鉄筋マンション南向き中間層(洋室)が17畳」という意味です。
鉄筋住宅のほうが木造住宅よりも密閉率が良いために、このような表記になります。

Check3 お部屋条件によっては大きめのサイズ(適用畳数)がいいことも!
部屋の大きさにピッタリのサイズ(適用畳数)がすべていい訳ではありません。陽当たりのよい部屋や天井が高い部屋には、通常よりもパワーがいります。
こんなお部屋には大きめがオススメ!
●南向き、北向きに大きなガラス窓がある部屋
●最上階(屋根に近い)部屋
●キッチンと続きのリビング
●吹き抜けや天井が高い部屋

Option 寒冷地の場合の暖房の選び方
前述の冷・暖房の畳数選びのめやすは、東京をベース※としています。
寒冷地の場合、一般の地域よりも暖房のパワーがとても重要。適用畳数を選ぶときには、冷房ではなく、より適用畳数の少ない暖房の数値を確認してください。
そのうえで、暖房能力が不足しないよう、使用する部屋の広さよりも余裕がある、暖房能力のモデルを選びましょう。
※最も寒い日の平均的な外気温:-0.3℃

Point: 最も寒い日の平均的な外気温が低い地域ほど…
●必要な暖房能力は大きくなる
(同じ畳数でもより大きな機種が必要)
例:14畳のお部屋の場合、余裕のある暖房ということで「4.0kw→ 5.6kw」がオススメです。
●エアコンの暖房機能は低下する
(ヒートポンプ式の暖房の特性)
節約のためにも部屋の広さにあったエアコンを使いましょう
カタログの適用畳数表記を誤解してしまうと部屋の広さに合っていないエアコンを選んでしまい、効きが悪くなるだけでなく、電気代で損をしてしまうこともあります。
エアコンは消費電力が大きく、夏と冬は特に電気代が多くかかります。
節電のためにも、カタログのめやすをしっかり理解し、部屋の広さにあったサイズを選びましょう。
さあ、部屋に合ったエアコンを選んで快適な毎日を。
2019年9月26日 空気
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