ヘッドホンとイヤホンの違いとは?用途に合わせた最適な選び方
ライター:UPLIFE編集部
2025年3月21日
エンタメ
「ヘッドホンとイヤホン、どちらを選ぶべき?」と迷ったことはありませんか。それぞれの違いを理解すれば、自分のライフスタイルや目的に合った最適なデバイスを選べます。本記事では、音質・装着感・携帯性などの視点から比較し、あなたにぴったりの選び方を解説します。
ヘッドホンとイヤホンの基本的な構造と特徴
ヘッドホンとイヤホン、どちらも主に2つの種類に分類できます。ここでは、その構造と特徴をご紹介します。
ヘッドホンの構造と主な特徴
ヘッドホンは耳を覆う形状の音響機器で、音楽に没入できるのが最大の特徴です。大きく分けると、耳を完全に覆う「オーバーイヤー型」と、耳に乗せる「オンイヤー型」に分かれます。
オーバーイヤー型:大きめのカップで耳全体を覆うように設計。音の広がりが豊かで、低音の迫力をダイレクトに感じられるのが特徴です。映画鑑賞や音楽制作、ゲーミングなどに向いていますが、大きくかさばるため持ち運びにはやや不向きです。
オンイヤー型:耳全体を覆うのではなく、イヤーパッドを乗せるようにして耳にフィットさせるタイプ。軽量で持ち運びやすく、外出先でも使いやすいですが、耳への圧迫感があり、長時間の使用では疲れを感じることがあります。
イヤホンの構造と主な特徴
イヤホンは耳に直接装着するタイプで、コンパクトなデザインが特徴。耳栓のように密閉する「カナル型」と、耳穴に軽く引っ掛けるように乗せる「インナーイヤー型(インイヤー型とも呼ばれる)」の2種類があります。
カナル型:耳の奥までしっかりフィットするため、周囲の雑音を遮断しやすく、クリアな音質を楽しめます。ただし、長時間装着すると耳に圧迫感を感じることがあります。
インナーイヤー型:耳の穴に軽く引っ掛けるタイプで、圧迫感が少なく快適ですが、遮音性は低め。環境音が入りやすいため、ランニングや通勤中の使用に適しています。
音質の違い
低音域・高音域の再現性の違い
ヘッドホンは大口径ドライバーユニットを搭載しているため、低音から高音まで幅広く再現でき、重厚なサウンドを楽しめます。特にベースラインの響きを重視するなら、ヘッドホンが最適。
一方、イヤホンは小口径ドライバーのため低音がやや控えめですが、高音域のクリアさに優れています。ボーカル重視の音楽を聴く際は、イヤホンの方が細かなニュアンスを感じ取りやすいでしょう。
音場の広がりと臨場感の差
ヘッドホンは耳全体を覆うことで、ライブ会場のような臨場感のあるサウンドを再現できます。特に、映画やゲームで立体的な音響を求める場合におすすめです。
対してイヤホンは、音が直接耳の中に届くため、ダイレクトなサウンドを楽しめます。ボーカルやトーク番組を聴く際には、イヤホンの方が自然に感じることが多いでしょう。
装着感と長時間使用時の快適性
ヘッドホンの装着感と疲労感
ヘッドホンは、長時間の装着では頭部や耳が圧迫されることがあります。とりわけオーバーイヤー型は耳を覆うため、蒸れやすい点がデメリット。ただし、イヤーパッドの素材やヘッドバンドのフィット感次第では、快適に使用できるものもあります。
イヤホンの装着感と疲労感
イヤホンは軽量で耳への負担が少ないですが、カナル型は密閉性が高く、長時間の使用で耳が疲れやすい場合があります。インナーイヤー型は通気性が良く、長時間つけても圧迫感が少ないため、運動時のBGMなどに適しています。
携帯性と日常での使いやすさ
ヘッドホンとイヤホンを選ぶ際、日常生活での使い勝手も重要なポイントです。外出時に気軽に持ち運べるか、使用シーンに適しているかを考慮することで、より快適な音楽体験が得られるでしょう。
ヘッドホンの携帯性と使用シーン
ヘッドホンはサイズが大きく、持ち運びにはやや不便。なかでもオーバーイヤー型のヘッドホンはカバンに入れるとかさばるため、自宅やオフィスなど、特定の場所での使用に向いています。
しかし、最近では折りたたみ可能なモデルや、持ち運び用の専用ケースが付属したコンパクトなヘッドホンも増えてきました。また、ワイヤレスモデルならケーブルが邪魔にならないため、主に、通勤・通学中に使用する方に人気です。
さらに、「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」機能付きのヘッドホンは、電車や飛行機などの騒音を遮断し、静かな環境で音楽を楽しむことができるため、旅行や集中したい場面に最適です。
イヤホンの携帯性と使用シーン
イヤホンの最大のメリットは、その携帯性の高さにあります。小型で軽量なため、ポケットや小さなバッグにも簡単に収納でき、いつでもどこでも使用できるのが魅力。特に、「完全ワイヤレスイヤホン」は、コードが一切ないため、ストレスなく持ち運びやすいのも特徴です。
また、スポーツやランニングをする際には、防水性能やフィット感の優れた「スポーツ向けイヤホン」を選ぶことで、快適に使用できます。最近のワイヤレスイヤホンはバッテリー性能も向上し、一度の充電で長時間再生できるモデルも増えています。
ただし、小型ゆえに紛失しやすく、充電が必要な点には注意が必要。特に、完全ワイヤレスイヤホンは片方を落とすと使えなくなるものもあるため、使用後は専用ケースに収納する習慣をつけることが大切です。
まとめ
ヘッドホンとイヤホンの違いを理解することで、自分の用途やライフスタイルに合った選択がしやすくなります。臨場感と音質を重視するなら「ヘッドホン」、コンパクトで持ち運びやすさを重視するなら「イヤホン」。
この記事を参考に、あなたにぴったりのオーディオデバイスを見つけてください。
おすすめの家電
業界初※1の磁性流体ワイヤレスイヤホンでワンランク上の音楽体験Technics「EAH-AZ100」
ワンランク上の視聴体験を求めるならTechnics(テクニクス)の完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ100」がおすすめ。業界初※1の磁性流体ドライバーを採用し、クリアなサウンドと豊かな低音表現を実現。今までのワイヤレスイヤホンとは一線を画す“生きる音”を追求した完全ワイヤレスイヤホンです。
音質だけではない、ノイズキャンセリング性能や小型・軽量、通話性までこだわった使いやすさ
「EAH-AZ100」は音質面に優れるだけでなく、ワイヤレスイヤホンとしての日常的な使いやすさもこだわっています。搭載するノイズキャンセリング機能は、業界最高クラス※2を実現した「アダプティブ ノイズキャンセリング」に進化し、周囲の環境や一人ひとりに合わせたノイズキャンセリングをお届け。
さらに、人間工学を突き詰めた「コンチャフィット形状」は前作AZ80から踏襲しつつ、小型・軽量デザインを追求。長時間でも快適に使用が可能です。また、仕事などで使う際に気になる通話性は、こちらも業界初※3となるAI搭載による受話時ノイズ除去技術を用いた「Voice Focus AI」を搭載し、どんな場所でも通話や会議に集中できます。
- 完全ワイヤレスイヤホンにおいて、初めて磁性流体を用いたドライバーを搭載。当社調べ。2025年1月23日発売商品。
- ノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン市場において。2024年10月31日現在、当社調べ。JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)基準に則る。
- 完全ワイヤレスイヤホンにおいて、初めて内蔵ICチップによるAIを用いた受話ノイズ除去を搭載。当社調べ。2025年1月23日発売商品。
- アプリからの設定が必要です。
この記事で紹介した商品
2025年3月21日 エンタメ
- 記事の内容や商品の情報は掲載当時のものです。掲載時のものから情報が異なることがありますのであらかじめご了承ください。