お米の種類と特徴を知って、自分好みの銘柄米を見つけよう！

ライター：UP LIFE編集部
2023年12月14日　
食レシピ

スーパーで色んな種類のお米を目にしつつ、無難にいつも同じ銘柄を選んでいませんか？自分にピッタリの銘柄米を見つけるのは、実はそれほど難しくありません。お米の特徴やそれぞれに合う炊き方を知って、おうちごはんの楽しみを増やしましょう。

お米の品種にあまりこだわりがなくても、「甘いごはんが好き」「硬めで食べ応えのあるごはんが好き」など、普段感じている好みがあるはずです。甘いorあっさりの「味わい」を表す縦軸と、しっかりorもちもちの「食感」を表す横軸で分けられた4つの属性の中で、自分の好みがどこに当たるのかを、まずは把握してみましょう。
すでに好みの銘柄米があれば、マップの中で近いものを色々と試してみてはいかがでしょうか？自分がおいしいと感じる銘柄米に、きっと出会えるはずです。

自分の好みを把握したら、その属性に分類される今話題の銘柄米を試してみるのもおすすめです。4つの属性「甘い×もちもち」「甘い×しっかり」「あっさり×しっかり」「あっさり×もちもち」の中から1つずつご紹介しますので、この機会にぜひ味わってみてください。

「だて正夢」は、ササニシキやひとめぼれの産地、宮城県で、震災復興への祈りをのせて誕生しました。もちもちとした食感で噛むほどに甘く、じっくりと時間をかけて味わいたいお米です。和食はもちろん洋食とも相性抜群です。
その他「甘い×もちもち」の属性では、コシヒカリ（魚沼産）、新之助、コシヒカリ、つや姫、仁多米、いのちの壱、青天の霹靂、ミルキークイーン、おいでまい、キヌヒカリ、ゆめぴりか、ふっくりんこ、にこまる、つぶぞろい、金色の風、きぬむすめ、くまさんの輝き、秋のきらめき等があります。

「いちほまれ」は、こしひかり発祥の地、福井県で、およそ6年の歳月をかけて開発された新銘柄です。柔らかい中にもしっかりとした弾力があり、噛むと優しい甘さが広がります。絹のような白さと艶も特徴で、味も見た目も上品です。
その他「甘い×しっかり」の属性では、富富富、ひとめぼれ、星空舞、あきほなみ、雪若丸、さがびより等があります。

「あいちのかおり」は、愛知県の学校給食の定番で、県民に愛されているお米です。名前の通り香りがよく、癖のない味わいで、粒が大きくて食べ応えがあるのが特徴です。冷めてもおいしいので、おにぎりやお弁当にも向いています。
その他「あっさり×しっかり」の属性では、夢しずく、ななつぼし、彩のきずな、元気つくし、てんたかく、こしいぶき、きらら397、あきたこまち、ひゃくまん穀、ささ結、あさひの夢、秋の詩、ササニシキ、天のつぶ、ゴロピカリ、つがるロマン、ハツシモ、ハナエチゼン、とちぎの星、まっしぐら、ふさこがね、まいひかり等があります。

「みずかがみ」は、「人とびわ湖にやさしいお米」をコンセプトに、滋賀県の豊かな自然環境に配慮して栽培されています。ほどよい粘りとまろやかな甘み、冷めてもおいしいのが特徴で、育ち盛りのお子様にもおすすめです。
その他「あっさり×もちもち」の属性では、森のくまさん、ヒノヒカリ、くまさんの力、はえぬき、銀河のしずく、なすひかり、みずかがみ、あきさかり、夢つくし等があります。

おいしいごはんに出会うには、自分好みの“マイ米”を見つけるだけでは不十分。炊き方を工夫して、銘柄米が持つおいしさをしっかりと引き出す必要があります。水の量や水に浸す時間など、銘柄米それぞれでおすすめの炊き方が指定されている場合がありますので、その方法にならって炊いてみてください。本来のおいしさが引き出され、個性的な味わいをより楽しめるようになります。