オーブンとグリルの違いとは?加熱方法・得意料理・使い方を解説

ライター:UP LIFE編集部
2025年10月24日
食・レシピ

オーブンとグリルの違い、知っていますか?加熱方法の違いから、それぞれが得意な料理、使い分けのコツまで徹底解説します。1台でどちらの機能も本格的に楽しめる、最新のオーブンレンジもご紹介します。

オーブンとグリル、正しく使い分けていますか?

写真:オーブンを利用しているイメージ

ご家庭のオーブンレンジ。オーブン機能とグリル機能、正しく使い分けられていますか?『なんとなくオートで調理している』『グラタンの焦げ目をつけるのがグリル…?』『お肉を焼くのはどっちだっけ?』・・・わかっているようで、実は曖昧なオーブンとグリルの違い。この機会にスッキリ解決しましょう。

オーブンとグリルの違いは、「加熱方法」にあり!

グリルとオーブンのもっとも大きな違いとして、加熱方法が挙げられます。
オーブンは庫内の温度を一定に保ち食材にゆっくり熱を加えていくのに対し、グリルはヒーターからの直接的な熱で食材を加熱していきます。

【オーブン機能】庫内全体を熱風で包み込み、じっくり加熱

オーブンは対流熱や上下ヒーターを使用して、庫内の温度を高めて食材にじっくり熱を加えていくのが特徴です。ほとんどのオーブンには専用のトレイが設けられており、そこに食材や焼きたい素材を置いて使用します。

つまり、オーブンは時間をかけて食材の中まで火を通すのが特徴といえます。そのため、中心まで簡単に熱が通らないような大きな塊の肉などを焼くときに適した調理方法といえるでしょう。また、オーブンは基本的に温度設定ができるので、調理したい食材によって温度を変えられる特徴もあります。

【グリル機能】熱源で直接加熱。焼き色や網目模様をつけるように焼く

グリル料理のイメージ

グリルとは、もともと「焼き網」のことを指す言葉でした。しかし、そこから派生して現在では、焼き色や網目模様をつけるように焼く調理法、さらには、グリル料理に使う調理器具のこともグリルと呼ばれるようになりました。

グリルと一口にいっても、現在ではさまざまな製品が市販されています。魚を焼くのに特化したものや、肉を焼くのに適した製品もあります。

オーブンとグリル、得意料理で使い分けよう

オーブンなら食材に時間をかけて熱を与えることができるので、大きな塊肉などを焼くときにおすすめです。一方グリルは予熱無しで手軽に片側もしくは両側の表面から熱を加えられるのが大きな魅力。オシャレなカフェご飯を作ることも夢ではありません。

【オーブン】食材の「中までじっくり」火を通す料理

写真:焼き上がったパン

対流熱や上下ヒーターを使って庫内の温度を高温にし、じわじわと食材に熱を加えていくのがオーブンの特徴であり強みです。なかなか火が通らない塊の肉をじっくり調理することができ、クッキーやケーキなどの焼き菓子や、パンを作るときにも重宝します。

時間のある休日など、ごちそうメニューやお菓子作りをするようなシーンに、オーブンはおすすめです。また、さまざまな調理ができるので、料理のバリエーションを増やしたい方にもいいでしょう。

なお、パナソニックのスチームオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10Dはスマホ連携のモデルで、手軽に本格調理が叶う機能がたくさん盛り込まれています。普通にオーブンとして使用できるのはもちろん、レンジ機能やグリル機能も搭載されているので、これ一つあれば幅広い調理が可能になります。

【グリル】食材の「表面をパリッと」焼き上げる料理

写真:グリルで焼き上がった鮭の切り身

グリルは、薄い肉や魚などを調理するときに向いています。また、温度設定をする必要がなく、使い始めるとすぐに熱を持つのも特徴です。調理に手間がかかりがちな肉や魚を、短時間でサッと焼き上げることができるのは魅力的です。

オシャレなカフェご飯にチャレンジしたい方にもグリルはおすすめです。先述したように、手軽に網目のついた料理を作ることができるため、アイデア次第でさまざまなオシャレ料理も作れます。手軽で美味しいだけでなく写真映えもしやすいので、SNSへの投稿にはうってつけでしょう。

【お悩み】どっちも本格的に楽しみたい!でも、キッチンに置けるのは1台

オーブンとグリルの違いがわかると、『ローストビーフも、パリッとしたチキンステーキも、どちらも本格的に作りたい!』と思いますよね。でも、キッチンに置ける調理家電は1台だけ…。そんなジレンマを解決するのが、パナソニックのスチームオーブンレンジ「ビストロ」です。

スチームオーブンレンジ「ビストロ」なら1台で本格調理

スチームオーブンレンジ・電子レンジ
NE-UBS10D

先ほど少しご紹介しましたが、パナソニックのスチームオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10Dを使えば、料理がさらに楽しいものになります。焼く・煮る・蒸す・揚げるが1台でこなせる機能を多数搭載しているため、これがあれば料理初心者の方でも本格的な料理が作れます。

ワンボウルメニューが充実!レンジ機能

写真:麻婆茄子

レンジ機能では、高精細・64眼スピードセンサーで食品の温度と分量を瞬時に見分け、すでに調理済みの料理を温めるときはもちろん、冷凍した食材の解凍などもムラを抑えて加熱します。材料を耐熱ガラス製ボウルに入れるだけのワンボウルメニューも充実。

裏返さなくてもこんがり!グリル機能

また、グリル機能で手軽に本格的なグリル料理にもチャレンジできます。裏面もアツアツに発熱するヒートグリル皿だから、途中でひっくり返さなくても裏面までこんがり焼き上がるのも魅力的。予熱が不要で時短なのも、忙しい日々には嬉しいポイントですね。

写真:グリル皿で作った料理

茶碗蒸しも餃子もお手のもの!スチーム機能

スチーム機能を使えば、蒸し器を使わずに茶わん蒸しや蒸しプリンが作れます。集中的にスチームを噴射し、短い時間でムラなくスチームを充満させることにより、まるで蒸し器を使ったときと同じような仕上がりになります。
また、高音スチームでふっくらさせ、グリルでこんがり仕上げる「蒸し焼きメニュー」も充実。例えば、冷凍餃子ならヒートグリル皿に並べるだけでしっかり焼き目をつけて美味しく焼きあがります。冷凍の麺類も、具材の上に冷凍麺を並べるだけ。麺はふっくら、お肉はこんがり焼きあがります。

2段コンベクションの本格派!オーブン機能

さらにはオーブン機能もあり、低温70℃~高火力300℃のオーブンで、じっくり加熱する低温メニューから、高火力で一気に焼き上げるメニューまで幅広く対応が可能。熱風を送り込み、2段同時に高温で焼き上げることができる「2段コンベクション」を採用しているため、バターロールなら一度に24個まで焼くことができます。また、低音を長時間保つ発酵機能もあり、甘酒やヨーグルトなどが手作りできます。

いかがでしたでしょうか。
オーブンとグリルの知られざる違いについてご紹介しましたが、それぞれの特徴をよく理解し、上手に使い分けて、いろいろな料理に挑戦してみてくださいね。最後にご紹介したおすすめのパナソニックの製品も、興味がある方はぜひ、その多彩な機能をお確かめください。

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2025年10月24日 食・レシピ

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