卓上IHクッキングヒーターを離れて暮らす親におすすめしたい理由とは？

ライター：UP LIFE編集部
2023年10月3日
食・レシピ

離れて暮らす高齢の親を持つ子どもにとって、親が火を使って調理することは何かと心配なもの。消し忘れなどのトラブルも考えられます。そんな方には“火のない調理”が可能な卓上IH調理クッキングヒーターがおすすめ。親の自炊の安心安全を支える機能についてご紹介します。

ガスコンロからIHに変えるのはハードルが高い？いいえ、そんなことはありません。設置工事不要の卓上IHクッキングヒーターなら、コンセントに差し込むだけなので、買ったその日から調理が可能。しかも卓上タイプだから、設置スペースの心配もいりません。「置き場所がない」「賃貸だから工事は無理」とあきらめていた方にこそ、卓上IHはおすすめです。

年齢を重ねると、小さな炎が見えにくくなったり、お鍋を火にかけたまま忘れてしまう…といったうっかりミスが出てきても不思議ではありません。「コンロの火をつけっぱなしにして鍋を焦がしてしまった」「とろ火にしていたつもりがたち消えていた」などの失敗は、私たち子ども世代でも、少なからず経験しているのではないでしょうか。
その点、IH調理器なら直火を使わないから、たち消えの心配、やけどや衣服への着火の心配がありません。さらに画面表示で加熱状態が一目でわかるので、消し忘れも防げます。

キッチンはもちろんコンセントさえあれば好きな場所に置けるので、座って調理することも可能。ガスコンロのようにかがんで火加減しなくていいので、立ったままの調理がつらい方にもオススメ。毎日の調理の熱源としてはもちろん、家族や友人と食卓を囲む団らん調理の熱源として、自由度高く活用できます。また、IH調理器は輻射熱が少ないため、締め切ったキッチンや夏場の調理でも部屋に熱がこもらず、ガス火の調理より断然快適です。

パナソニックの卓上IHクッキングヒーターは、さらに便利な機能が盛りだくさん。「鍋だし作り」コース（ガラスふたつき専用鍋を使用）は、鍋が煮立ったら自動で火力を抑えて吹きこぼれを防ぐので、だしをとるのがかんたんに。また、「煮込みコース」では、鍋の種類や食材の量が変わっても、80℃以上の温度を保つよう自動で火加減を調整^＊吹きこぼれを抑え、食材をじっくりやわらかく調理します。

使える・使えない鍋の見分け方と確認のしかたをご紹介します。

鉄、ホーロー、ステンレスは使えます。ただし、ステンレス（特に多層鍋）は鍋によって火力が弱くなったり、加熱できないものがあります。ホーロー鍋は、空焚き、焦げ付きによって溶けて焼き付き、トッププレートが損傷することがあるので注意が必要です。
使えない材質は、アルミ、銅、多層鍋（底が磁石の付かない非磁性ステンレスで、間にアルミや銅を挟んだもの）、耐熱ガラスです。土鍋は、IH対応のSGマークがある市販ものであれば、お使いいただけます。

底が平らでトッププレートに密着するものを使用してください。底が丸いものや、脚があったり、反りがあるものは使えません。反りの目安として、約3mm以上（揚げ物調理は約1mm以上、鍋だし作りは約2mm以上が目安です）のものは使わないでください。安全機能が正しく働かなかったり、火力が弱くなったり、加熱できないことがあります。
また、底が薄すぎるものは、空焚き・強火の加熱で反ることがあるので注意しましょう。

底径12～26cmまでのものが使えます。12cm未満のものを使用すると異常探知機能が働き、火力が弱くなったり、加熱できないことがあります。また、揚げ物には必ず別売りの天ぷら鍋を使いましょう。
新しく購入する際は、一般財団法人「製品安全協会」が認証したIH対応の商品を選んでください。

すき焼きやしゃぶしゃぶといった定番の鍋物をはじめ、しっかり味のしみ込んだおでんやあさりバターなど、晩酌のお供にもなるようなおかずも手軽につくれます。また、「揚げ物」コース（専用天ぷら鍋を使用）では、油の温度を一定に保つことができるので、たとえば串揚げなどをテーブルで調理して揚げたて熱々をいただく…なんていうこともかんたんにできます。
さらにスキレットやフライパンを使って、遊びに来た子どもたちとホットケーキやお好み焼き、焼きそばなどを食卓で一緒につくって楽しむなど、料理のバリエーションも団らんコミュニケーションも広がります。