鍋ごと寝かせたままはダメ!余ったカレーは冷蔵庫で保存すべき理由
ライター:UP LIFE編集部
2023年2月15日
食・レシピ
おいしくするためにカレーを一晩寝かせるという話を聞いたことがあるかと思いますが、カレーは傷みやすい食べ物なので、 常温で置いたままにしておくのは、あまり良くありません。この記事では、カレーの正しい冷蔵・冷凍保存の方法や、日もちさせるコツなどを紹介します。
カレーは傷みやすい食べ物
カレーを多めに作り、数日かけて食べるという方もいらっしゃるかと思いますが、実は、カレーは傷みやすい食べ物。鍋や器に入れたまま、常温で一晩寝かせるのは避けましょう。作ったときに食べきれなかった分は、常温で放置せず、冷蔵庫でカレーを保存することをおすすめします。
冷蔵庫でカレーを保存する方法
それでは冷蔵庫でカレーを冷蔵・冷凍保存するにはどうしたらよいのでしょうか。具体的に説明していきます。
「冷蔵」でカレーを保存する方法
カレーを冷蔵で保存するときは、冷蔵庫に入れる前にあら熱を取りましょう。よくかき混ぜながら冷ましてください。
あら熱が取れたら、保存容器やジップ付き保存袋に小分けにしましょう。冷蔵庫内でカレーを素早く冷やすために、容器は大きいものではなく小さいものを選ぶのがおすすめです。ジップ付き保存袋にカレーを入れる際は、なるべく平らにして保存するよう心がけてください。
保存容器への色移りや匂い移りが心配な方は、プラスチックやゴム素材のものではなく、ガラス製の容器を選ぶとよいでしょう。
冷蔵保存の保存期間は?
カレーを冷蔵保存した場合の賞味期限は2~3日程度といわれているので、カレーが傷んでしまわないよう早めに食べきるようにしてください。
「冷凍」でカレーを保存する方法
カレーを冷凍保存する場合は、カレーが完全に冷めてから保存容器に一食分ずつ小分けして入れ、急速冷凍しましょう。
水分が抜けやすい根菜類は取り除くのがポイント
しかし、具材のニンジンやジャガイモもそのまま冷凍すると、水分が抜けて食感が悪くなります。そのため、あらかじめ根菜類を取り除いて冷凍すれば、温め直したときにもおいしく食べられるのでおすすめです。取り出したニンジンやジャガイモは、潰してカレー風味のコロッケにしたりグラタンにしたりして、アレンジ料理を楽しむとムダになりません。
冷凍保存の保存期間は?
カレーを冷凍保存すると、賞味期限は1ヶ月程度と冷蔵よりも長くなります。作り置きとして長期保存したい方は冷凍保存がおすすめです。
カレーを日もちさせるコツ
続いては、カレーを日もちさせるコツについて紹介します。
カレーをなるべく早く冷まして冷蔵庫に保存する
カレーを日もちさせるには、素早く冷まして冷蔵庫に入れるのがポイントです。氷と水(保冷剤でもOK)を入れたボールにカレーの入った鍋底を浸けて、空気を含ませるようにかき混ぜながらしっかりと冷ましましょう。
ジップ付き保存袋は空気をしっかり抜いて密封
ジップ付き保存袋にカレーを入れたら、空気をしっかりと抜いて平らにして密封するのがポイントです。容器内の密度を下げることで、カレーをすばやく冷ますことができます。また、密封することによってカレーの酸化を防ぎ、味や栄養素も変化しにくくなります。カレーを日もちさせるコツは、素早く冷やして小分けにし、しっかり密封すると覚えておきましょう。
傷んだカレーの見分け方
カレーの冷蔵・冷凍保存の方法を紹介しましたが、しっかりと保存していても傷んでしまうこともあります。カレーを取り出した際、以下に当てはまる状態のカレーは口にしないように注意してください。
- 変色が見られる(表面が白っぽい)
- カビが生えている
- 異臭がする(すっぱい匂い・納豆のような匂い)
- 糸を引いている
傷んだカレーを食べると、腹痛や下痢を起こす可能性があるため、誤って食べないようにしましょう。また、自宅で保存したカレーを食べるときは、見た目や匂いなどに変化がないかをきちんと確認することが大切です。
余ったカレーの保存には、「微凍結パーシャル」がおすすめ!
カレーの保存におすすめなのが、パナソニックの冷蔵庫に搭載の「微凍結パーシャル」。
余ったカレーを容器に移し、「微凍結パーシャル」で保存すれば、約-3℃の微凍結でカレーを長持ちさせながら必要な分だけを取り分けることができ、温め直せます。しかも、冷凍保存すると水分が抜けやすいジャガイモやニンジンなどもおいしく召し上がれます。保存期間は約10日※1と、冷蔵保存時より約1週間長く保存できます。
長期保存するなら「はやうま冷凍」がおすすめ!解凍・加熱後もおいしい!
カレーなどの料理を長期保存するときには、パナソニック冷蔵庫の「はやうま冷凍」機能がおすすめです。業務用レベルの急速冷凍※2で食品を素早く凍らせることができるので、食品の細胞破壊を抑えておいしく冷凍することが可能です。余ったカレーも一食分ずつ小分けにして、急速冷凍※2することで、食べきれる分だけを温め直すことができ、おいしく召し上がれます。
まとめ
カレーは傷みやすいので、作りすぎてしまったら常温ではなく冷蔵庫で保存を。特に、長持ちさせながら必要な量を取り分けできる「微凍結パーシャル」がおすすめです。また長期保存する場合には、小分けにして「はやうま冷凍」で冷凍保存すると解凍・加熱後もおいしく召し上がれます。カレーをはじめとした食品をおいしく保存できる「微凍結パーシャル」や「はやうま冷凍」が搭載された冷蔵庫の導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
※1 試験依頼先:(株)テクノサイエンス●試験方法:周囲温度25℃、設定温度 パーシャル「中」設定とチルド設定●保鮮の対象部分:パーシャル室●対象食品:加熱後の作り置き食品(カレー、ミートソース、肉じゃが、ひじきの煮物、きんぴらごぼう)、包装状態 密閉容器●試験結果:10日保存後の生菌数が10⁷ 未満●試験番号:加熱後の作り置き食品(成績書No.19021517-002)●運転状況や食品の種類・状態や量によって、効果が異なります。●賞味期限・消費期限を延ばす効果はありません。
※2 最大氷結晶生成帯(-1℃~-5℃)を通過する時間:約28分。実験条件:牛ステーキ肉(もも肉)150gをラップ包装。クーリングアシストルーム内のアルミプレートの上に置いて急凍した場合、外気温25℃、扉開閉なし(当社測定)。
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