【食器洗いのコツと時短テク】実は大事な洗い前の準備やすぐに洗えない場合の対処法も

ライター:UP LIFE編集部
2024年1月26日
家事・くらし

食事のたびに発生する食器洗いをストレスに感じている方も多いと思います。洗い方のコツを覚えて、面倒な食器洗いも時短テクで片付けましょう。ちょっとしたポイントを知っておくと、スムーズになり、水道水や洗剤の節約にもつながります。
手軽に食器洗いができる食洗機の場合も、準備のコツを知れば、もっと効率よく食器洗いができます。

食器洗いのコツをつかんで、手間と時間を短縮!

写真:台所の流し台でコップを洗っている手元のイメージ

食器洗いは、食事のたびに発生する家事で、生活の中でとても頻度が高いもの。
シンクにたまったものを片づけようと目についたものから洗いがちですが、ちょっとしたコツを知っておくと、手間と時間を短縮させ、環境にもやさしい食器洗いが実践できます。

食器の洗い方を工程別にチェック!

食器洗いは、細かくみると、洗う → すすぐ → 乾かす → ふく → しまう、という手順を踏むので、ひとつひとつは短い時間でもすべてが終わるには時間がかかります。
だからこそ、食器洗いの工程をきちんと見て、工夫できるところは工夫して、手間と時間を短縮し、気持ちよくこなしたいですね。

そのためには、洗う前に、仕分けをしておくと、そのあとの手間がグンと楽になります。

食器洗いを手早くやるための準備のコツ

1)洗い物を仕分ける
洗い物は、汚れの少ないグラス類、油汚れの少ない食器類、油汚れがある食器類、鍋や木べらなど汚れの大きい調理道具などに分け、汚れの少ないグループから洗うようにします。

2)汚れた食器は重ねない
汚れた食器を重ねてしまうと汚れていない食器の底や裏まで汚れてしまいます。スペースの問題もあって悩ましいときも、汚れがひどいものを重ねないだけでも、食器洗いの手間や時間は随分変わります。

3)汚れのひどい洗い物は前処理を
汚れは古布や古新聞を利用したり、ゴムベラなどでこそげ落としておいたりするといいでしょう。ゴムベラは汚れ落とし用に調理用とは別で準備しておきたいもの。欧米の家庭で一般的な食器用ブラシを使うのも手です。
そして、汚れはシンクに流さず、集めてゴミとして捨てましょう。こうすることで、シンクの汚れも抑えることができます。

4)ごはん茶碗はつけておく
茶碗についたごはん粒は、乾くとカチカチになって落としにくくなります。少しの間、水につけておくだけで、グンと汚れが落ちやすくなります。ちなみに、白いごはんの米粒は、デンプン。油汚れではないので、洗剤なしでも洗えます。

洗い方のコツ

食器洗いは、汚れの少ないものから洗うのが鉄則です。
たとえば水を飲んだグラスなどは汚れが少ないので最初に洗います。油汚れのあるお皿を洗っている途中で、ほとんど汚れていないグラスを洗うのは、汚れをくっつけてしまい、それを洗う、というムダな作業が発生します。

そして、ひとつひとつ洗うたびにすすぐのではなく、先に洗い物をして、その後まとめてすすぐと、時間短縮につながり、節水にもなります。

すすぎ方のコツ

すすぎの水をひとつずつの食器にあてるのは、水もすすぎ時間も無駄になってしまいます。
洗い桶や大きなボウル、鍋などに洗った食器を入れ、すすぎの水を受け止めるようにしておくと、桶の中で洗剤がとれるので、ささっとすすぐことができます。

洗い桶が用意できなければ、すすぎの水がかかる下に次にすすぐ食器を置いておくだけでも違います。

洗った後のコツ

食器がピタっとくっついてしまうと水分が蒸発せず、乾きがよくありません。
水切りかごにおくときは、斜めにしたり、隙間をあけたりして、適度なすき間を作り、水が早く切れるようにしましょう。

薄いグラスなどはすぐに拭いてしまうようにします。食器類が倒れて、重い鍋などが上にあるとその重さで、割れてしまうこともあります。

時間とお金を節約したいときの食器洗いテクニック!

写真:女性が台所で皿を洗っているイメージ

すぐに洗えない場合は桶などで水につけておく

すぐに洗えない場合は、洗い桶の中につけ置きをしておくことで、食器洗いの時間短縮や洗剤の節約にもつながります。また洗い桶を使ってため洗いをすると、流水を使うのはすすぐときだけなので、水道代の節約になります。
ため洗い用の水は、調理の際に野菜を洗ったりゆでたり、お米を研いだりした水を捨てずに洗い桶にためておくことも、節水に役立ちます。

特に優秀なのは、パスタやうどんなどのゆで汁です。というのも、パスタやうどんのゆで汁にはデンプン質がとけ出しているので、油汚れの食器がグンと洗いやすくなります。さほどひどくない汚れであれば、洗剤なしでも洗えるほどです。

洗剤は油汚れに使う

食器洗いで洗剤が必要な汚れは、基本、油や脂汚れです。
ということは、水を飲んだだけのグラスや白いごはんをよそった茶碗などは洗剤を使わなくてもいい、ということです。
洗剤を極力使わないことは、節約はもちろん、手荒れを防ぐことや家庭用排水を減らすことにもつながります。
より洗剤を使わなくてもすむように、食器洗い用のスポンジではなくアクリルたわしを利用してもいいでしょう。

【タイプ別おすすめ食洗機】手洗いよりもキレイで取り付けも簡単!

台所に設置されている食器洗い乾燥機 NP-TZ300のイメージ

手洗いよりキレイ。洗うと同時に、洗浄全コースで食器の除菌※1ができる

ここまでは手洗いについてのコツをみてきましたが、共働き世帯や忙しい現代人におすすめしたいのは断然、食洗機です。
今や過半数が共働き世帯の時代。やりたくない家事ナンバーワン※2の「食器洗い」を誰かがやってくれたら、食後にゆとりが生まれるのにと考えている方に、ぜひ食洗機をおすすめします。

食べ終わった食器を入れて、食洗機専用洗剤を入れて、コースを設定してスタートボタンを押すだけ、ピカピカに洗って乾燥させるまでの行程を自動でしてくれるという優れものです。約60℃~80℃の高い水温で油汚れも溶け出し、高圧の水流で汚れを飛ばし、台所洗剤には含まれていない漂白成分や酵素が入った食洗機専用洗剤で、ピカピカに洗い上げます。しかも手洗いより少ない水のため洗いでしっかり汚れを落としながら、使う水量は手洗いの約1/6に※3
節水などエコの面からもおすすめできます。ナノイーXで庫内の嫌なニオイを抑えるので朝昼晩まとめて一度に洗えるタイプも。

しかも、洗剤だけでなく冬の乾燥やお湯を使うことによっても起こる手荒れがぐんと軽減されます。前かがみの姿勢にならなくていいので腰痛のときにもうれしい。
この便利さは一度慣れると、もうこれなしでは生活が考えられないほど。食後にゆとりが生まれると夫婦円満、家族円満にも繋がります。

現在は、家族用から2人暮らしなどの少人数用、シンプルなものから多機能搭載のタイプまで揃っているので、自分の生活に合った食洗機が選べます。

置き場所に困らないスリムタイプの食洗機

写真:食洗器のドアが水栓の蛇口に当たりにくい設計(NP-TSK1)のイメージ

ドアが水栓の蛇口に当たりにくい設計(NP-TSK1)

今まで食洗機を置きたくてもスペースの都合であきらめていた方へおすすめしたいのが、賃貸住宅にも設置しやすい「スリム食洗機」(NP-TSK1)です。これまでのレギュラータイプ(NP-TZ300)と比較して、本体奥行きを約5cm減らしてわずか約29cmに収めました。そしてドアが上に開く「リフトアップオープンドア」で、ドアの開閉も省スペースに。狭い場所でも、すっきり置けます

*設置条件は事前に必ずご確認ください。

また、分岐水栓の取り付けが不要な「タンク式」の食洗機(NP-TSP1)もあるので、ご自宅の水栓に合ったタイプをお選びいただけます。ご購入後すぐに使える手軽さが魅力の一つです。また、お住まいの環境に合わせて分岐水栓給水にも切り替えることが可能です。

タンク式のスリム食洗機に便利な定額利用サービスをご用意!

「食洗機を使ってみたいけど、価格が高い」という方におすすめなのが、タンク式の食器洗い乾燥機 NP-TSP1の定額利用サービスです。食洗機のみの利用なら、利用料は月額2,570円(税込)。定額利用サービスの付帯品として、約半年分の専用洗剤を同送します。
購入前のお試し利用はもちろん、初期費用を抑えたい!という方もぜひご検討ください。

※1 「乾燥のみ」(NP-TZ300、TSK1、TSP1の場合)、「乾燥」(NP-TH4、TA4の場合)の設定では除菌できません。〈除菌の試験内容〉 ●試験機関:(一財)北里環境科学センター ●試験方法:寒天平板培養法 ●除菌方法:加熱高温水噴射方式 ●除菌対象:庫内食器類 ●試験結果:99%以上の除菌効果。試験成績書発行年月日:2021年7月28日 試験成績書発行番号:北生発 2021_0267号 除菌効果は、食器の量や位置、汚れの程度により異なります。
※2 やりたくない家事ランキングナンバーワンの「食器洗い」(共働き世帯30~49歳既婚男女 N=1,469、パナソニック調べ)。
※3 4人分相当の食器 [食器24点、小物16点(日本電機工業会自主基準による)] NP-TSK1(「汚れレベル2」の場合):食器点数24点・小物16点、水温20℃、食器洗い機専用洗剤を5g使用する(1箱600g入り422円(税込))〈当社調べ〉。使用水量は約9L。 ●手洗い:食器点数24点・小物16点、水温20℃。10Lのお湯(約40℃)でつけ置き洗いした後、洗剤を5.7mL使用(1本315mL入り164円(税込))〈日本電機工業会調べ〉して洗い、毎分6Lで食器1点あたり13.5秒、小物1点あたり5.5秒流し湯ですすいだとき、使用水量は約51L。〈日本電機工業会自主基準 標準汚染時〉

2024年1月26日 家事・くらし

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